【ミス中央2024特集】オジンソル（中央大学）

韓国にはない大学ミスコンの存在にびっくりしました

ミス中央コンテストに出場しようと思ったきっかけを教えてください。

去年、同じ韓国出身で仲の良い先輩のキムドフンさんがミスター中央コンテストに出場していて、輝いているのを見て憧れました。ミクチャの配信も見たり、ファイナルの舞台も会場に観に行ったりと結構近くで活躍を見ていましたね。

実は去年、キムドフンさんから一緒に出ようと誘われて応募写真まで撮ったんですけど、その時は自信が無くて応募できなかったんです。でも、実際にステージを見たことで自分もあんなふうにキラキラしたいなと思って、1年経ってやっと応募を決意することができました！

そうだったんですね！近くで見ていたからこそ、ミスコンの大変さに不安を感じることはありませんでしたか？

大変そうな感じもしたのですが、楽しそうという印象が大きかったです。ファイナリストのみんなや運営スタッフと色々なイベントに行ったり、他大学の方との交流もあったり。あと、ミスコン期間で日本語も上達しているなと思っていました。

ミスコンを通して日本語も上達するんですね！

自分から話さなきゃいけないミクチャの配信の影響が大きいなと、自分がやってみて思います。

あと、ファイナリストや運営の方がよく日本語を教えてくれるんです。スマホに教えてもらった日本語を書いておくメモ帳があって、最近は「ぶっちゃけ」「あんぱい」「おっかない」という単語を教えてもらいました（笑）会話の中で、私が分からなそうな反応をしたらみんな教えてくれて優しいです。

活動をしながら勉強もできているのが素敵ですね！韓国にいる時からミスコンの存在は知っていましたか？

まったく知らなかったです。韓国には「ミスコリア」という全国単位のミスコンはありますが、高校や大学単位ではあまり聞いたことがないです。日本で最初に大学ミスコンという文化に触れた時は、悪い意味ではなく衝撃的でした。ミスコンが身近なところにあるということが想像がつかなかったのでびっくりでしたね。

ミスコンに応募するにあたって、何か努力をしたことはありますか？

メイクや写真うつりの練習を頑張りました。色々なメイクをしてみたり、写真はどういうポーズをしたら盛れるのかを研究したり。

もともと写真を撮るのは好きで、友達と写真を撮り合ったりしていたんです。日本の子は自分のソロの自撮りをSNSにあげることは少なくて、インスタグラムには友達との写真を載せる人の方が多いと思うんですけど、韓国の子はみんな自分の自撮り写真を載せるのが普通なんですよね！だから、写真を撮ることや載せることに抵抗はなかったです。

ファイナリストに選ばれた時の心境はどうでしたか？

ちょうど沖縄旅行に行っている時に知らせをもらって、嬉しくて先輩にもすぐ連絡して「おめでとう」って祝ってもらいました。私も去年の先輩のように頑張らなきゃ！と思いましたね。

お披露目から数か月経ちましたが、実際の活動はどうですか？

SNSやミクチャ配信は数字が出るから、他の人と比べちゃって思ったより難しいなと思うこともあるんですけど、撮影は本当に楽しいです！最初は不安が大きかったんですけど、撮っている時に「可愛い」って言ってもらえるのが嬉しいです！

魅力的なファイナリストたちの中で、ジンソルさんの強みはどんなところだと思いますか？

韓国出身で、みんなと今まで育ってきた環境が違う私ならではの話ができることですかね？あと、どんなコンセプトでも消化できます！

確かに、ジンソルさんならではですね！では、ファイナルに向けた意気込みを聞かせてください。

ファイナルは直接みんなに自分の姿を見てもらえる機会なので、最後まで諦めずに活動を楽しみつつ、完成度を上げていきたいです。ファイナルでは自分の今までの気持ちを伝えるために日本語で歌を歌うのと、中学生の頃からダンスをやっていたのでK-POPを踊る予定です。

ファンの皆さんにジンソル推しなことを後悔させないように最後まで全力で頑張るので、応援よろしくお願いいたします！

諦めきれなかった留学　仮面浪人経て憧れの日本へ！

韓国から日本の大学に留学しようと思ったきっかけを教えてください。

高校が外国語高校で、私は日本語専攻だったんです。高校を卒業し、最初は韓国の大学に進学したんですけど、やっぱり日本で勉強したいなと思って仮面浪人をして日本に来ました。

最初日本の大学ではなく韓国の大学に入ったのは何故ですか？

高校の時に、日本の高校に留学するプログラムがあったのですが、落ちてしまって。それが高3の夏だったので、もう今からじゃ遅いなと思って韓国の大学に行くことにしました。でも、韓国の大学にいても日本の大学に入りたい気持ちが強すぎて諦めることができなかったんです。

一度入学してから再度外国の大学を受験するのは、勇気のいる決断ですよね。

とっても勇気のいる挑戦でした。しかも、韓国の大学で勉強しながら日本の大学受験の勉強をして、アルバイトもしていたので、今思えば人生で一番辛い時期でした。でも、日本語が好きだったので、「ザ・受験勉強」というよりも楽しんで取り組んでいました！

ハードですね！日本の大学受験では、どんなことを勉強するんですか？

日本語と総合科目が受験科目で、質問もすべて日本語です。日本の歴史や世界経済など、幅広い知識が問われるので結構大変でした。

勉強では、文章を読んでわからない漢字を調べたり、J-POPを聴いたりしていました。通常、韓国で日本の大学を目指す学生は、高1くらいから勉強を始めるんです。でも、私には6、7か月しか時間がなかったので本当に焦りました。朝起きたら単語を覚えて、アルバイトに行って、終わったら塾に行って、帰宅後に勉強するという生活でしたね。

大変な受験生活を乗り越えて見事合格したんですね！日本に来てから、韓国との違いを感じたことはありますか？

日本って人に感謝の気持ちを伝えることが多かったり、敬語を細かく使い分けていたりしているのが良いなと思います。お菓子を一緒に食べようとしたときに「いいの？」って聞いてくれるじゃないですか。こんなに小さいことでも、わざわざ聞いてくれたり「ありがとう」って言ってくれたりするのが優しいなと思います。

逆に、韓国と日本の違いで苦労したことはありますか？

苦労かどうかはわかりませんが、日本の交通費は高いです！韓国はバスや電車に一回乗ったら130円くらいなんですけど、日本だと1回のお出かけで1500円くらいかかることもあるじゃないですか。それが結構辛いです（笑）

これから日本でやってみたいことはありますか？

もっと色々な地域に旅行に行きたいです！日本に来てから、沖縄、北海道、長野などさまざまな場所に行きましたが、地域ごとにまったく雰囲気が違うのが魅力的ですね。

これまで行った中では、北海道が一番好きです。寒かったんですけどご飯も美味しいし、大好きな甘い物が全部美味しかったです。雪が降っているのもロマンチックで良いなと思いました。

ぜひ、これからも色々な地域に行ってみてください！大学卒業後は韓国に戻る予定ですか？

今のところ、日本で働きたいなと思っています。詳しくはまだ考え中ですが、高校の時から企画するのが好きだったことや、ミスコン活動で自分をPRするのが楽しいなと気付いたので、広告やマーケティングの仕事に興味があります！まだ2年生なので、将来についてはこれからゆっくり決めていきたいです。