美学生インタビューInterview
ファッションも感情も、常にあるのは素の自分らしさ
ミス青山コンテスト2024に応募したきっかけについて教えてください。
ミス青山の歴代出場者の方々は、芯の強さと、見た目だけでなく内面の輝きも持ち合わせていて、ずっと憧れを抱いていました。中には、ご自身の経験に基づいて、社会問題について発信していた方もいたのが印象に残っています。
それまではミスコンは外見の美しさを競うものだと思っていたので、自分が出場することなど考えてもいませんでした。でも、ミスコンは発信の場でもあると知り、自分も挑戦してみたいという気持ちが芽生えたんです。
土田さんはどんなことを発信したいと思って応募を決めたんですか?
私のファッションや考え方、今までの経験などです。私自身のありのままでしかいられない姿によって、見てくださった方にも自分らしくいられるような勇気と自信をお届けしたいと考えました。
これまで顔を出しての活動をしてこなかった私にとって、出場は大きな勇気と覚悟が必要でした。でも、学生生活の集大成として、最後に大きな挑戦をしてみたいと思ったんです!
ファイナリストに選ばれた時はどんな気持ちでしたか?
親友とお泊まりをしてのんびり過ごしていた時に合格の連絡が来て、すごくびっくりしました!まさか自分が受かるとは思っていなかったんです。その後は親友と喜びを共有しながら、これから頑張ろうと意気込んでいました。
活動が始まってから数か月が経ちますが、どうですか?
思っていた以上にやることが多く、キャパオーバーになりそうなこともしばしばです。今までやってこなかったSNSに取り組むにあたって、まずは心の準備をすることから始まり、載せる写真を撮ったり編集作業をしたり、その他にも取材対応やライブ配信をしたり……。毎日バタバタしているのですが、最近はやっと少しずつ自分のペースを掴めてきたように感じます。
出場して実感したのは、ミスコンは本当に色々な人の力を借りてできているということです。例えば、たった5分の動画でも丸1日かけて撮影して数週間かけて編集していたりするんです。自分が出場することで、ミスコンが成り立っている裏側の事情を知り、改めてすごいことなんだなと思いました。
ミスコン活動の中で特に力を入れていることはありますか?
ファッションです!洋服が大好きなのでいつもこだわっていて、海外ブランドの服を買うことが多いです。意識していることは、スタイルが良く見えるように、デコルテやウエスト、首、手首、足首の3つの首などを見せることです。
ミスコンらしい清楚なファッションも応援してくださる層の方からは人気があるとは思いますが、私はそういった流行に流されず、自分が本当に着たい服を選んでいます!
自分らしさを大切にしているんですね。
ファッション以外でも自分を取り繕わずに、常に自分に素直に向き合うように心掛けていますね。というか、強みであり弱みでもあるのですが、常に素でしかいられないんですよね(笑)見た目は大人っぽいと言われることが多いのですが、中身は少し抜けていて天真爛漫なタイプだと思います。
本選に向けての意気込みを聞かせてください!
私のこれまでの学びや経験をSNSでもっと発信していきたいです。最後まで初心を忘れずに自分らしく走り抜けたいと思いますので、本番まで毎日の投票をぜひお願いします!
日本と海外を繋ぐ架け橋のような存在になりたい
将来の目標はありますか?
影響力を持ってグローバルに活動することです。卒業後は一般企業に勤めるのですが、ミスコンを通して得た影響力を活かして、日本と海外と繋ぐ架け橋のような存在になれたらいいなと思っています。
そもそも海外に興味を持ったきっかけは何だったんですか?
最初のきっかけは、小学生の時に調布にあるアメリカンスクールのサマーキャンプに参加したことです。母が幼い時に通っていたとのことで勧めてくれました。
約2週間から1か月間、さまざまな国の生徒と共に生活するという非日常的な体験がとても楽しくて印象に残っています。他の国には日本とは全く異なる文化があることや、物事の基準が一つではないことを体感し、私の価値観を変えてくれた経験でした。そこから海外のアーティストやドラマ、映画などを見るようになり、自分もいつか海外に行ってみたいと思うようになったんです。
幼い頃から異文化交流の場があったんですね!その後、海外に行く機会はありましたか?
高校生の時に、カナダの協定校に1か月間留学しました。高等部から青学を選んだ理由も、グローバルな経験ができそうだからだったんです。そして、大学では英米文学科に進み、2年生の秋から1年間、イギリスに留学しました。
なぜ留学先としてイギリスを選んだのですか?
授業でイギリスの文化について触れる機会があり、興味を持ったからです。イギリス英語の発音はアメリカ英語に比べて馴染みがないので気になったのと、カジュアル且つ上品なイギリスっぽいファッションが好きだったんですよね。留学に行くために、IELTSの勉強も頑張りました。
留学先ではどんな生活をしていたんですか?
日本人は私だけで、イギリス人の子8人、アメリカ人やポーランド人の子など計12人で共同生活をしていました。授業は少なく自由な時間が多かったので、街に遊びに行ったり、他の語学学校の生徒とも仲良くなって寮に行ったり、ご飯を作ったりして過ごしていました。
色々な国の方が集まって共同生活をするのは楽しそうですが、大変なこともありそうですね。
それぞれ育ってきた環境が異なるため、何度もぶつかってギクシャクしましたね。特に、宗教上の理由なども含めて、食について誤解や混乱が多々ありました。それと、他の国の子はずっと共有スペースにいたのですが、私は自分の時間が欲しくて部屋で過ごしていたところ、シャイだと心配されたことがありました。1人でいる時間を大事にするのは、日本特有の文化なんだと気がつきましたね。
そんな時はどうやって解決していたんですか?
その都度フラットミーティングを開いて解決するようにしていました。文化が異なるので、お互いの生まれ育った環境の背景の知識を共有したり、認識を擦り合わせたりしないと理解し合うことは難しいと思うんです。
文化の違いを実感したんですね。留学して良かったことはありますか?
自分らしくいることの大切さを学べたことです。他の国の子たちが、自分のルーツやアイデンティティにすごく誇りを持って話していたのを見て、私も自分にもっと自信を持っていいんだと思うようになりました。外見に関しても、私はそばかすがコンプレックスでファンデーションで隠すようにしていたんです。でも、すっぴんの時にそばかすを可愛いと褒めてもらえて嬉しく感じたことがありました。
逆に気をつけるべきだなと感じたこともあって、例えば肌が白いというのは日本だと褒め言葉だと思いますが、海外だと失礼にあたることもあるんです。人種によって生まれ付き肌の色も異なるし、世界的には肌が白い=美しいというわけではないんですよね。つい日本の美の基準に捉われがちになると思いますが、美の基準が一つではないことを知ることで、ありのままでいいんだと思えるようになりました。
異なる価値観を知ったことで、自分らしく過ごせるようになったんですね。
それとイギリスでは、通りすがりの人に、「服装がいいね!」と声をかけられることが多々あったんです。顔などの自分が持っているものでなく、ファッションやメイクなど作り出したものを褒める文化が素敵だと感じました。おかげで、自分が好きだと思ったものに自信を持てるようになりました!
最後に、今後の目標を教えてください!
来年から勤める会社はグローバルで、海外に行くことも海外の方に関わることも多くあります。なので、仕事を通して学んだことをSNSで発信して、日本と世界の架け橋のような存在になりたいです。私の姿を通してグローバルに活躍しようとしている人が一人でもいることを知ってもらえたら嬉しいです!
美学生プロフィールProfile
土田 小雪 (つちだこゆき) 青山学院大学 文学部英米文学科4年生
>お仕事を依頼する- 生年月日
- 2003年2月26日
- 出身地
- 東京都
- 憧れの人
- ジェニ(BLACKPINK)
- チャームポイント
- 大きな目
- 性格を一言で表すと?
- 天真爛漫
- 異性を落とすコツは?
- 素直な気持ちを伝える?!?!
- 主な活動
- ミス青山コンテスト2024ファイナリスト(Entry No.6)
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