美学生インタビューInterview
リボン
法政大学の小川真実ちゃんが再登場!
大学生活最後の一年はたくさんの海外旅行へ。中でも印象に残っているタイでの思い出や、スタバでのアルバイトで憧れの「時間帯責任者」に抜擢されたエピソードなどについて語ってくれました!
制服姿で海にドボン!?受験を忘れてはしゃいだ高3の夏
今回のファッションポイントを教えてください。
撮影場所が海なので爽やかな白いワンピースを着てみました。また、足元はカジュアルダウンすることと動きやすさを考えてスニーカーを合わせてみました。
ピアスは台湾の十份(シーフェン)で買ったのですが、小さなお花が3つ付いた垂れ下がるタイプの物で、女性らしいアクセントになるのでお気に入りです!
爽やかな白がお似合いですね。普段から白色の服を着ることが多いんですか?
そうですね。でも、大学1年生まではモノトーンやビビットカラーの洋服が好きだったんです。髪を茶色く染めたのと、顔がキツい感じなので穏やかに見えるようにしたいと思い、だんだんと白やベージュなど淡い色の物を着るようになりました。
ちなみに撮影の日はすごく雨が降っていて、止んだ隙をみて急いで撮影したり、避難したりを繰り返したのがある意味、印象的な思い出です。雨に打たれて崩れた髪の応急処置として、途中から髪をハーフアップにしてみました(笑)
海に関する思い出はありますか?
高校3年生の1学期の終業式後に、仲の良い友達10人くらいで「今日だけは受験のことを全部忘れてはっちゃけよう!」と言って、弾丸で制服のまま江ノ島に行ったことです。
その日は軽く海に入るだけのつもりだったので水着の用意は無く、コンビニで買ったタオルだけを持って行ったんですよ。なのに、途中から友達が海に飛び込み始めて……。それにつられて、私もみんなと一緒に制服のまま頭までガッツリ海に入っちゃいました(笑)
海から出た後も、海岸沿いで制服を乾かしながら花火をしたり、恋バナや将来の話をしたりして、高校生最後の夏に思いっきり青春に浸れたのがすごく良い思い出です!
高校生ならではの青春ですね!今年の夏は印象的なことはありましたか?
高校生ぶりに浴衣を着て花火大会に行きました!普段とは違う感じにしようと思い、ネイビーに水色という爽やかで今っぽい色味と古典的な花柄の組み合わせが可愛い浴衣を買いました。
花火大会には2か所行ったのですが、特にTikTokで知って去年から絶対に行こうと決めていた山梨県の神明の花火大会がすごく印象的でした。
1回約5分間のテーマ毎の花火の終わりに毎回クライマックスとして、連続で花火が打ち上がる光景には何度も胸がいっぱいになりました。それと、希望した一般の方のメッセージをナレーターの方が読み上げながら花火が打ち上がる、「メッセージつき花火」というものもありました。そこでなんと、プロポーズをしている方がいたんです!
プロポーズの言葉とともに、花束のデザインになった花火が打ち上がってすごく素敵でした。愛する人のために前々から計画してこの日を迎えたと思うと、私まで泣きそうになりましたね。
まるで天国!毎年行くほど虜になったタイ旅行
小川さんは大学卒業まで半年となりましたね。最近はどのように過ごしていますか?
今年の夏は就活が終わって少し落ち着いたので、5月から8月までの間にドイツ、スペイン、韓国、台湾、タイと家族で海外旅行にたくさん行きました!私は4人兄弟なのですが、部活などの予定を何とか合わせて、タイには家族全員で行けたんです。
すごく充実した夏ですね!その中で一番良かったと思う国はどこですか?
タイです!実は中学1年生から毎年行ってるんです。料理が美味しいのはもちろん、タイ人のフランクで優しい人柄や、物価が安いところも良いですし、プールやマリンスポーツ、動物園、デパートなどレジャーにも優れていて非日常が味わえるので、家族全員タイが大好きなんです。
毎年行くとは、相当ハマってますね!
最初に行ったきっかけは、一人旅行が大好きな父が「家族でもタイに行ってみない?」と誘ってくれたことでした。それまで海外はグアムなどのリゾート地にしか行ったことがなく、東南アジアは何となく怖そうなイメージだったので、私は渋々行く感じだったんですよね。
ところが実際に訪れてみると、想像とは良い意味でまったく異なっていて天国で(笑)1回行ったら毎年行くほど虜になってしまったんです!
タイは魅力がたっぷりなんですね。特にお気に入りの都市はありますか?
パタヤが特に好きです。
バンコクは買い物を楽しむ都会的な街という感じで、反対にプーケットはアクセス面が少し不便でのどかな場所なんですよね。それに対してパタヤはバンコクから車で1時間半と立地も良く、買い物や飲食を楽しめる複合施設も海もあるので、都市とリゾート地の良いとこ取りをした場所なんです!
過ごし方としては、ホテルのプールでゴロゴロした後にご飯屋さんをはしごするのがお決まりです。市場にあるご飯屋さんでカオマンガイやチャーハン、焼いたえび、レモン汁とパクチーで味付けをした魚、生で食べれる小さな蟹などの1品ものを頼み、家族でシェアして楽しみます!
他の国に旅行に行くこともあるのですが、やっぱりタイが一番ですね!
憧れの「時間帯責任者」に抜擢!挑戦できる環境を与えられる人になりたい
前回の取材ではスターバックスでのアルバイトについてお伺いしました。最近はどうですか?
1年前の夏は「バリスタトレーナー」という新人育成担当を任されたところでした。ですが、今年の1月に以前からずっと目標としていた「時間帯責任者」になることができたんです!決まった時はすごく嬉しくて、「やっとこの瞬間が来たか!」と思いました(笑)
おめでとうございます!それぞれの役職にはどのような違いがあるんですか?
バリスタトレーナーは、新人として入社したパートナーを育成するトレーニングを担い、主に学生が担当しています。一方、時間帯責任者は、店長の代理として店舗全体の責任を負う役職なんです。決して最高学年だから任されるというものではなく、その役職に値するとマネージャーに認められた人しかなれないんです。パートナーの成長と店舗運営のすべてを担っている存在です。
具体的にどんな業務をしているんですか?
お客様対応のほか、その日の全員分のスケジュールの指示を出すこと、金銭面の管理をすることが主な仕事です。その日にシフトに入っている人各々が担当する場所や休憩や仕込みの時間などを決めるので、店舗を上手く回せるかどうかに大きく関わってきます。なので、自分自身が仕事を網羅していること、みんなと分け隔てなくコミュニケーションを取って信頼を得ることが大切な役職だと思っています。
時間帯責任者として小川さんなりに意識をしていることはありますか?
その日に出勤している人全員と、少しであっても必ずコミュニケーションを取ることです。というのも、お店を上手く回すためには、みんなの特性や状況を理解しておくことが大事だと思うからです。なので、できるだけ話しかけやすい存在でいられるようにまずは自分から話しかけるようにしています。学生と大人の橋渡しのような存在として、私には何でも話してほしいんです。
それと、毎朝の朝礼でその日の目標を聞き、目標を意識しながら働いてもらえるように心がけています。ただ、その日の振り返りを聞く際に、「今日の目標は達成できた?」とストレートに聞くとストレスに感じてしまう子もいるかもしれません。なので、「調子はどう?」、「さっきは上手くできていたけど、自分ではどう?」などと、直接的ではない表現で聞くようにしています。何か良いことに気付いたら、その場で褒めることも大事にしていますね。
小川さんはきっと皆さんにとって、すごく信頼できる頼もしい存在ですね。時間帯責任者としての理想の姿はありますか?
挑戦できる環境をみんなに与えられるような人になりたいと思っています。シフトをコントロールできるというのは、その子を信頼して任せることもできるということだと思うんです。
この仕事を通じてもっと成長していき、今後後輩の誰か一人でも自分のことをロールモデルとして捉えてくれる子がいたらいいなと思っています。自分も先輩の働く姿や人間性を見てそう思っていたので、憧れの存在になれるよう頑張りたいです!