小川真実（法政大学）「明るさと向上心が魅力！就活支援にも取り組む美人スタバ店員」

スタバで感じたアルバイトへの価値観の変化

大学生活で力を入れていることはありますか？

スターバックスコーヒー（以下、スタバ）でのアルバイトです！小学生の頃から、あのおしゃれな緑色のエプロン姿に漠然と憧れていたんですよね（笑）

それと、勉強の息抜きとしてよく立ち寄っていた高校生の頃、店員の方に「よくここで勉強されていますよね。いつもお疲れ様です。」と声を掛けていただいたことがあって、お客さんとしてではなく私自身が歓迎されている気がして、すごく嬉しくて印象に残っています。それから絶対にここで働きたいと思ったんです！

素敵なエピソードですね！バイトに応募したのはいつ頃ですか？

大学に入学してすぐの頃です。ところが、勤務可能時間を少なめに書いてしまったせいで、書類の時点で不採用になってしまったんです……（笑）

どうしても諦めきれず直接電話したところ、何とか面接に漕ぎ着けて採用していただくことができました。今はあの頃通っていた思い出の店舗でアルバイトに励んでいます。

実際に働いてみてもみんな個性的で明るく、向上心を持って働いていて、想像以上に素敵な環境でした。挑戦したいことがあればみんなが応援してくれて、意見をくれて、高め合っていけるような、そんな環境ですね。

お客さんの立場でも店員の立場でも良い環境なんですね！働く中で特に思い出に残っていることはありますか？

「Partner of the Quarter」という、四半期に一度所属する店舗内で最も良い影響をもたらした人に与えられる賞に選んでもらえたことです。

きっとすごく活躍されたんですね。何か意識して頑張っていたことはありますか？

せっかく同じ時間を過ごすなら、より自分や店舗の成長に繋がることをしたいと思って、毎回のアルバイトの朝礼の時間にその日の目標を設定して共有したり、周りからそれに対するフィードバックをもらったりするようにしました。フィードバックをもらいながら日々自分の仕事を改善していきながら積極的に取り組んでいます。

例えば、私はバリスタトレーナーという新人教育係なのですが、指導する際にスターバックスの良さやここで働く意味を伝えることや、全ての行動に対して必ず理由付けして意味を理解してもらえるよう教えることを心がけるとか、季節限定商品が発売される時などは特に店内が混むので、待ってくださるお客様に感謝と歓迎が伝わるような行動を取るよう心がけています。

それと、お客様により喜んでもらえるものを提供したいという思いから、ラテアートにも挑戦するようになりました！

上手ですね！かなり練習が必要だったのでは？

1年生の冬から始めて、出勤時は毎回欠かさず、出勤前や休憩中などの空き時間を使って練習しています。スチームの質によってやりやすさに差が出てくるので、57～60度くらいの最適な温度に調整して、塗りたてのペンキのような艶感を目指してやっています。全て独学なのでYouTubeやインスタグラムを見て、それを実践することを繰り返し、自分なりに研究しています！（笑）

周りのPTR（パートナー：従業員）から「ラテアートの師匠！」と褒めてもらえたり、「教えて欲しい！」と言ってもらえるのは嬉しいですね。あとはやっぱり、お客様に喜んでもらえたらいいなという思いが強いです！私が作るラテに１つの付加価値をつけられている気がして、ハートのラテアートになっているドリンクを提供されたら、ラッキー！と感じると思うので、少しでもそういう特別感を提供できたらいいなと思います。

自分の仕事や環境をより良くしていこうという向上心の高さがまみさんの魅力ですね！

正直、以前は目的意識も持たずにどうやったら早く時間が過ぎるかななんて考えながら働いていたこともありました。

でも、スターバックスに来てからはみんながお互いを認め合えるような環境で、自分自身も個性が出せたり、思ったことをやらせてもらえたりしたことで、アルバイトに対する価値観が変わったんです。誰かに言われてやるのではなく主体的に行動できるように、また与えられた時間の中で常にベストを尽くそうとするようになりました。

今は店舗の時間帯責任者になることが目標で、正解不正解というような考えに捉われず、みんなの異なる価値観を大事にして、笑顔が伝染されるような環境作りをしていきたいと思っています。そして何よりも、お客様一人ひとりに向き合い、“スターバックスだから”ではなく“この店舗だから”行きたい！と思ってもらえるような感動経験の提供をしていきたいです！

就活支援の長期インターンでその人らしい働き方を提案したい！

アルバイトの他に夢中になっていることはありますか？

学生の就職をサポートをする会社での長期インターンにも励んでいます！

スターバックスで表彰されたのを機に新たなことにも挑戦したいと思ったのと、3年生になって自分の時間が増えたこともあって、大学生のうちに社会のことやビジネスについて知るために何か始めたいと思ったんです。

このインターンはどのようにして見つけたんですか？

自分で探してもなかなかこれだ！というものに出会えなかったので、私が尊敬している父に相談してみたんですよ。そしたらなんと、父の知り合いのそのまた知り合いの方がインターンをしていた会社を紹介してくれて（笑）

面談を受けてみたら、仕事の裁量権が大きく、またみんながキラキラしているのにすごく好奇心が湧いたので、5月末から始めることにしました！

意外なところにきっかけがあるものなんですね！具体的にはどんな仕事をしているんですか？

就活支援サービスに登録している学生の方と面談をおこない、その方の今までの経験や趣味、就活軸などから合う企業を一緒に探していき、就職後に描く理想の姿に近づけるようにお手伝いをするという感じです。

将来のためのサポートをするんですね！受験でいう塾のようなイメージのものでしょうか？

内容としては近いと思いますが、学生の方は無料で利用できるんです！

全国で約70人、都内では約20人と一緒に働いているのですが、みんな年上で、且つ学生じゃなかなか出来ないことを経験できるので、成長できる自分にワクワクします！

まみさんはどんな思いを胸にこの活動に取り組んでいますか？

同じ学生という立場だからこそ、自分が感じたことを自分の中に留めておくのではなく、少しでも役に立つように一緒に考えながら不安を解消していき、少しでもその方が理想としている姿に近づけるように頑張っていきたいと考えています。

もちろん仕事自体だけではなく、プライベートとの兼ね合いも含めて理想の姿を一緒に考え、今の、そして将来の自分を最高だと思ってもらえるように伴走できたらいいなと思っています。

まみさんに相談に乗ってもらえたらすごく心強そうですね！ちなみに、自分自身の将来の理想の姿はありますか？

具体的な業種はまだ決まってはいないのですが、将来的には起業できたらいいなとも考えています。

ですが、同時に家族での時間など、プライベートも充実させたいと思っています。私の両親は自営業で、私は4人兄弟の長女なのですが、授業参観などの学校行事には必ず両親揃って見に来てくれたり、年に2、3回も旅行にも連れていってくれたりと家族愛がすごいんです。

将来自分に子どもができたとしたら、家族の愛を感じながら育ってほしいし、自分自身も家族の時間があるから頑張れると思うので、仕事もプライベートも充実させられるような将来が理想です！