美学生インタビューInterview
何事も謙虚に、ストイックに
ミスキャンパス関西学院2022に応募した理由を教えてください。
大学に入った時がちょうどコロナの時期で、1、2年生の時はほぼ学校に行けずオンライン授業だったんです。やっていることといえばサークル活動くらいで、これといって打ち込んだものがなくて……。中学高校でも学級委員や生徒会など出来ることはすべてやってきたので、大学でも何かにチャレンジしたいと思い応募を決めました。
選考はどうでしたか?
面接官がめちゃくちゃ多かったんですよ、運営の方が30人ぐらいいて(笑)喋る内容を完璧に考えていたわけでもなくて、すごく緊張しました。でも、中学高校で生徒会のような前に立つことをよくしてきたので聞かれたことにハキハキと答えることには慣れていたので、受け答えはちゃんとできたかなと思います。
あと、特技披露ではギターの弾き語りをしました。みんなが分かる曲がいいかなと思ってあいみょんの『マリーゴールド』を弾き語りしました。
ファイナリストに選ばれた時の気持ちを教えてください。
メールで連絡が来たんですけど、驚きはあんまりなかったです(笑)選ばれる自信があったわけではないんですけど、どんな結果が来ても受け入れる気持ちでいたんです。ダメならダメで前に進むし、選ばれたらここから頑張る、って考えていました。なので、これからスタートして頑張るぞ!っていう気持ちが大きかったですね。
周りの反応はどうでしたか?
最初に家族に報告しました。両親はすごく応援してくれていて、喜んでくれました。サークルの友達にも報告すると、「サークル一丸となって応援するからね!」って言ってくれて嬉しかったですね。
実際にファイナリストとして活動してみてどうですか?
ライブ配信が不安要素だったんですよ、自分にできるのかなって。ネットに自分の顔を出して不特定多数の人に見てもらうのは初めてだったので、ライブ配信だけではなくSNSで厳しいことを言われたりするのではないかという不安も大きかったです。でも、自分が思っていた以上に応援してくださる方が優しくて、本当に暖かいなって感じています。
活動する中で意識していることはありますか?
着飾らずにありのままの自分でファイナルイベントまで行きたいなって思っているので、意識していることといえば「そのままの自分でいく」ってことです。
あとは謙虚な姿勢です。ライブ配信が第1弾から第3弾まで分かれていて、今、第3弾の期間なんですけど、第2弾まで関学の中で1位を獲ることができています。本当にファンの方がいてこその1位なので、これからも謙虚な姿勢を心がけていきたいですね。
すごいですね!1位になれた理由はなんでしょう?
毎日30分でも配信することですね。顔出しじゃなくて、ラジオ配信でもいいからなるべく毎日配信することです。あとは見てる方が飽きないように、配信の中でファンの方と一緒に企画を考えていました。例えば、アイテムをくれた人にメッセージを書くということをしてましたね。
これまでの活動で印象に残っているイベントはありますか?
コロナの制限が緩くなってきているので、東京で撮影だったりイベントがあるのは楽しいですね。いつもは兵庫や大阪で撮影をしますが、最近では関学のミス・ミスターのファイナリストで東京に行って番組撮影をしたのが新鮮で楽しかったです。
あとは「Campu United Fes」という関東関西7大学が共同開催するファッションショーに出場できたことです。ファッションショーって出たいって言って出れるものではないので、ミスコンに出てるからこそ出来たことだなって思います。
当日はみんなすごく緊張している感じだったんですけど、私は楽しさの方が大きかったですね。用意していただいた衣装も可愛くてテンションが上がりました。私服のステージもあったんですけど、いつも自分が着ている服を持って行く感じだったので自分を出せることにワクワクしました。ミスコンのファイナリストの活動としてウォーキングレッスンがあるんですけど、それを受けてから行ったので、緊張せず、楽しく歩けました。
ウォーキングレッスンではどのようなことをするのですか?
音楽に合わせて、ヒールを履いて基礎の歩き方から練習して、部屋の端から歩いてきてポージングの練習をします。正直、難しいです!歩くときには、肩を正して頭のてっぺんから糸で吊り下げられているような感じをイメージします。普段生活している時には歩き方をそこまで意識しないので、歩いているだけで最初は筋肉痛になります(笑)先生やプロのモデルは本当にすごいなって思いましたね。
ミスコンが始まってから薦田さん自身に何か変化はありましたか?
まず、応募書類を出すって決めたあたりからダイエットすることを決意して、ピーク時から応募するまでに6kg落ちました。
すごいですね!インスタグラムのハイライトにもダイエットのことがまとめられてますよね!どのようにしてダイエットしたのですか?
まず、お水を1日2リットル飲むってことを習慣にしました。これは結構大変で、朝に2L全部飲んじゃうと意味がないので朝から夜の間で分けて飲みます。
あとは16時間ダイエットをしました。食べた時間からタイマーを設定して16時間まったく食べないって感じです。その代わり、食べていい時間になったら本当に好きな物を食べても大丈夫です!サラダを一日3食食べるのではなく、1日1食で焼肉でもピザでもなんでも高カロリーなものを食べていいって感じです。その方がストレスがたまらないですね。最初の1か月とかはしんどいんですけど、胃がちっさくなってきて慣れたら全然大丈夫です!今では逆に、1日に2、3食食べるのはしんどいです(笑)
痩せて良かったことはありますか?
ファイナリストになってから写真を撮られる機会が多いので、他撮りをしてもらった時にすごく変化がわかりやすいですね。顔まわりがスッキリしていて嬉しいです!
ファイナルイベントに向けて意気込みを聞かせてください。
ライブ配信で応援してくれている方に恩返しできるように結果を残したいです。ファンの方が毎日「投票したよ!」って報告してくれたり、友達も投票を朝のルーティーンにしてくれたり、サークル全体でも応援してくれていたりして、本当に多くの人に支えられているなって日々実感しています。謙虚な気持ちを忘れずに、自分の出来ることは悔いを残さないようにすべて全力で取り組んで、最後にグランプリという結果で恩返ししたいです。
全員が楽しめるサークルを意識しています
先ほどからサークルの話が出てきますが、どんなサークルなんですか?
LIBRE(リーブル)というスポーツサークルです。私の所属する理工学部のある三田キャンパスでは一番規模の大きいサークルで、私は幹部を務めていました。
普段はどんな活動をしているのですか?
週1回、体育館でバスケットボールやバレーボールのようなスポーツをしています。結構本気で、みんな汗をかく感じで取り組んでいます!あとは、イベントにも力を入れていて、クリスマスパーティーやハロウィンパーティーなどサークルメンバーが楽しめるような企画をしています。
幹部としての活動内容について教えてください。
幹部は6人いて私は副会長を務めていました。年に何回かある合宿では計画を練ったり、飛行機や宿を予約したり、人数調整をしたりしていますね。
幹部の仕事で大変なことはありますか?
新歓の時期が大変です。私の代はもっと新入生を入れようと気合いがすごく入っていて、「三田キャンパスのサークルといえばLIBREだよね!」って言ってもらえるようなサークルにしようっていうのを目標を立てたので、その分大変でした。
そんな中で工夫した点はありますか?
マシになっているとはいえ完全にコロナが終わったわけではないので、新入生に安心してサークルに来てもらえるように衛生面には気をつけましたね。必ず消毒、検温をしてきてもらうことを徹底していました。あと、1回のイベントに来れる人数を制限しているんですが、そうすると来れなくなる子もいるので、来たいと思ってくれている子全員が来れるように何回もイベントを開催しました。
幹部だけで全体を見るのは難しいので、一部だけが盛り上がることのないように、新歓イベントに来た子全員が楽しかったなって思ってもらえるように、幹部以外のメンバーにも協力してもらって新入生に声をかけてもらっていました。
全員が楽しめる工夫が素晴らしいですね!結果、何人の新入生が入ったんですか?
確定新歓っていう確実に入ってくれる子だけが来れるイベントには100人が来てくれて、ここ何年かで一番多くの新入生が入ってくれる年になりました!今はもう代替わりして一つ下の代が幹部をやっているんですけど、私の代の頑張りを見て、後輩ももっと大きいサークルにしたいって奮闘してくれているので嬉しいです。