美学生インタビューInterview
4年生になって落ち着いた服装になりました
今回の浴衣のポイントを教えてください!
黒のベースに白と赤の小花柄が可愛くて気に入っています。実はこれ、夏用の着物らしくて普通の浴衣とはちょっと違うんですよ。浴衣にしては厚くて、着物にしては薄いという……。
帯も浴衣の色に合わせて白と赤にして、シンプルにまとめました。全体的に大人っぽい雰囲気になりましたね。
普段もシンプルな服装が多いですか?
最近はモノトーンの服が増えていますね。前は白とか明るい色が好きでしたが、4年生になって社会人が近づいているからか、選ぶ服も変わった気がします。今のなりたい自分にピッタリの浴衣を着ることができて嬉しいです!
お似合いです!浴衣はプライベートで着ますか?
最近だと去年のミスコン以来かな……。その時は薄ピンクとベージュのワントーンでまとめた浴衣にしました。明るい色ですが、少し落ち着いた印象だったと思います。
「落ち着いた」ってあんまり言うとすごく激しかった人みたい(笑)性格はあんまり変わっていないと思うんですけどね。
4年あると好みも変わりますね。ところで、夏の思い出はありますか?
夏に地元・富山に帰ったときには、必ず石川県にある「千里浜なぎさドライブウェイ」に家族や友人とドライブしに行っていました。日本で唯一、砂浜をドライブできる場所なんですよ!
小さい頃から馴染みのある場所なので、今年の夏もみんなで行きたいな……。近くに海を見渡せるおしゃれなカフェがあるんですよ!雰囲気が最高で、ドライブウェイの後には必ず寄っています。
周りの愛を感じられるミスコンでした
前回、美学生図鑑に登場してもらったのは「ミス青山特集」でした。ミスコン活動を振り返っていかがでしょう?
活動が終わって半年くらいですかね?あっという間だったというのが一番の感想です。次の代のファイナリストの選考も始まっているし、時間の流れは本当に早いなと。
一番楽しかったことは何ですか?
本番に向けてのリハーサルです。11月の本番に向けて、8月頭から週に3回ほどコンスタントに練習していました。長期間一緒にいるので、ファイナリストや運営のみんなと家族みたいに仲良くなれたと思います。休憩時間にはいつもわちゃわちゃして、ふざけあったり写真を撮り合ったり……。SNSに載せきれないくらい思い出ができました。
そんなに長期間、準備に費やしたんですね!どんなことを練習したんですか?
例えば、「歩くのは右足から」「話すときは1歩前に出る」「お辞儀のタイミングは1・2・3で合わせる」など、本番で絶対に間違えられないところをファイナリストみんなで5日間くらいかけて練習しました!今思うとなんだか小学校の卒業式みたいですね(笑)
また、リハーサル以外では特技披露に向けてピアノとチアダンスの個人練習をしていました。ピアノは10年間習っていて、ミスコンのために2週間くらいピアノのレンタルスペースに通って練習しましたね。富山から両親が本番を見に来てくれると聞いて、親の好きなクラシック曲『愛の挨拶』を披露することにしたんです。
チアダンスは大学の友達2人と早朝や深夜に小さなスタジオを借りて練習していました。私が高1の時に部活で練習したアヴリル・ラヴィーンの『ガールフレンド』をミスコンでも披露したのですが、4年前の振り付けなのに音楽を聞くとしっかり思い出せてびっくりしました。
ミスコン本番はどうでしたか?
制作した動画や特技披露はほとんど1日目で、そっちの方がミスコン期間の集大成という感じがしました。2日目に本選に進む3人の内の1人として名前を呼ばれた時はもちろん嬉しかったですが、やっぱりファイナリスト6人でウェディングドレスを着たかったな……。
1日目が終わった後の23時から2日目に披露する演技の練習がありました。「親友と部活で上手くいかず喧嘩する」という内容でしたが、あまり演技は得意じゃなくて正直思い出したくないですね(笑)
深夜までお疲れ様です!準グランプリで名前を呼ばれた時はどんな気持ちでしたか?
ホッとした、という気持ちが強いです。親も遠くから見に来てくれて、友人も花束をくれたりうちわを作ってくれたり……。みんなの応援に恩返しができたような気持ちになりました。
あと、ファンの方がミスコン後に長文のお手紙を手書きで書いて送ってくださったんです。周りの人達からの愛を感じられるミスコンになりました。大変なこともありましたが、出て良かったなと思っています。
学生アナウンサーとして努力しているのは、地方出身だからこその……
ミスコン終了後はどのような活動をしていますか?
セント・フォースsproutさんとご縁があって、学生アナウンサーとして活動中です。
昨年5月に初めて美学生図鑑に登場してもらった際に「アナウンサーになりたい」と話していました。大きく夢に近づいたのでは?
事務所のメンバーもみんな同じ夢に向かって切磋琢磨していて、良い刺激を受けられています。本格的にレッスンを受ける中で、大変なこともありますが……。
何に苦労しているんですか?
標準語のイントネーションです。地元の富山は結構方言があるので、それを直すのに苦戦しましたね。特に数字のイントネーションが違うのが大変でした。一つのニュースでも数字は絶対に出てくる、重要な部分じゃないですか?日本全国にきちんと伝わらなくちゃいけないことなので、テキストを見て何度も練習しましたね。
癖を直すのは難しいですよね。大学2年生の時、ボイスメディア「Voicy」に出演していた頃は「瞬発力のある受け答えが苦手」と言っていましたが、克服できましたか?
『gee up sprout』というラジオ番組に出演して、そこでかなり鍛えられたと思います。
生放送のラジオなので、頭で考えてから話していたらワンテンポ遅れて聞こえてしまうんです。何度か出演する機会があって、最近は素早く話すことが身についた気がします。
これからやってみたいお仕事はありますか?
天気予報を伝えるキャスターです!天気って、ニュース番組に比べて簡単そうと思われますが、「人の生活や資産を守る大切な役割がある。」アナウンススクールで教えてもらったんです。それを聞いて、アナウンサーの仕事の中でも魅力的だと思うようになりました。
大学生活もあと少し。どのように過ごしますか?
友人とヨーロッパ旅行に行くのが楽しみです!せっかくだから長く行こうと、マンスリーマンションを借りようかなんて話しているんです。地中海でのんびりしたり、スペインに留学中の友達に会ったり……今からワクワクしています!大学生活に悔いを残さないように、大切に過ごしたいですね。