美学生インタビューInterview
夢を叶えることが皆への恩返し
ミスキャンパス同志社に応募した理由を教えてください。
私の将来の夢はアナウンサーになることなので、人前に立つことや自分の想いを言葉にすることの難しさを感じたり、自分にアナウンサーの適性があるかを確認するために応募しました。
応募写真はどんなものにしましたか?
自分の一番のアピールポイントである気象予報士の試験に合格した時の写真です!
この時から外見の変化はありますか?
メイクを変えたので、雰囲気も変わっていると思います。お披露目直後の写真を見たら何でこんな見た目でミスキャンに応募したんだろうって恥ずかしくなるものもあります。
メイクはどのような部分を変えたのでしょうか?
特に目元です!今までしてきたメイクは薄くて、そのままだとカメラを通したときとかみんなで並んだときにすごく薄く写ってしまうんです。だから、黒色のアイラインをしっかりと引いて目元を濃くするようにしています。
他にも意識が変わったところなどはありますか?
自分の見られ方を考えるようになりました。メイクだけじゃなく、洋服も色々なジャンルの服を着たりして見てくださっている方が私の投稿を見て楽しんでいただけるように工夫するようになりました。
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それと、活動期間が半分経ったくらいで前髪をバッサリ切ったんですよ。イメチェンして、応援してくださる方に少しでも楽しんでいただこうと思ったんですが、SNSに投稿するときはドキドキしました。もし前の方が良かったって思われたらどうしようって。でも、皆から好評だったので嬉しかったです!
いろいろなメイクや服装に挑戦することで、新しい自分を発見しようとしています!
実際に出場してみてアナウンサーの適性はあると思いましたか?
人前に立つのが苦手だってことがわかったらどうしようって不安だったんですけど、たくさんの方が応援してくれるのが嬉しくて楽しく活動できています!不安もすぐに払拭できたので出て良かったです。
アナウンサーを目指す気持ちもさらに強くなりました!SNSで「みいちゃんを見て自分も勉強とか頑張ろうと思ったよ。」とコメントを頂くことがあって、それが本当に嬉しくて励みになりました。将来絶対アナウンサーになって応援してくれた方への恩返しをしたいと思っています。
これまで活動してみて自分の中で成長したなと感じる点はありますか?
周りを見て行動できるようになったことかなって思います。
高校生の時にサッカー部のマネージャーをしていた時に、物事を客観的に見れるよねって言われることがあったんです。ミスキャンを通してそこをさらに伸ばせたのかなと思います。
活動をするからには「絶対に楽しむ」っていうのが私のモットーなんです。それは自分だけじゃなくて一緒に活動している仲間や支えてくれるスタッフの方たちに対しても同じです。雰囲気が悪いなと感じたら積極的に盛り上げたり、お互いに悩みを相談し合ったりしています。
ミスキャンを通しての目標はありますか?
信頼される人になることです。そのためにファイナリストのみんなへの尊敬や感謝の気持ちを持って、どの企画も全力で取り組んでいきたいと思います。
あとは、応援してくれている方々ともっとコミュニケーションを取りたいです。頂いたコメントには絶対に返信するようにしているんですけど、それは感謝の気持ちを伝えるツールになっていると思うんです。応援してくれていることに対する恩返しになっているなら嬉しいです。
合格率わずか5%!気象予報士試験に8度目の受験で合格
アナウンサーになりたいと思ったきっかけはありますか?
母の知り合いに脇屋香名子さんという『おはよう朝日です』などに出ていたアナウンサーの方がいらっしゃって、小学4年生の時にお会いしたんです。今までテレビの向こうの遠い存在だと思っていたアナウンサーが身近に感じられて、それから目指すようになりました。
また、2018年の西日本豪雨の時に、アナウンサーが「あなたは一人じゃありません。みんなもいるし僕たちもいるから一緒に頑張りましょう。」と呼びかけていたのも印象に残っています。困っているときなどに「頑張ろう」という一言で多くの人を勇気づける姿はすごくカッコよく見えました。
こんな風にアナウンサーって自分の存在や言葉で人に元気を与えられる存在だと思うんです。「誰かの役に立ちたい」「誰かの頑張る源になりたい」っていうのが自分の行動の軸なので、そういうことができるアナウンサーを目指しています。
先ほど、気象予報士の試験に合格したと話していました。受けようと思ったのはどうしてですか?
お天気お姉さんになりたいって小学生の時に思っていたのが最初のきっかけです。毎朝テレビで「行ってらっしゃい!」って声をかけるお天気お姉さんがキラキラしていて素敵だなって思っていたんです。
それと、元気を与えるだけじゃなくて信頼されるアナウンサーになりたいと考えたのも受験理由の一つでした。信頼されるにはそれ相応の知識が必要だと思うし、ただ「台風が来るので避難してください。」っていうよりも、「こういう仕組みの台風が来てこういう被害が想定されるので避難してください」っていう方が信頼できると思うんです。この人は知識があるっていうのを保証するのも資格だと思うし、だから気象予報士の資格を取ろうと思いました。
いつ頃から勉強を始めたんですか?
テキストを買ったのは中学生になる前に父が買ってくれました。お天気お姉さんになりたいんだったら資格を取った方がいいよって。
でも、内容が理解できないのでしばらく勉強はしませんでした。本格的に勉強を開始したのは高校のサッカー部のマネージャーを引退してからです。
気象予報士の試験はどんな内容なんでしょうか?
マーク試験が2回と筆記試験が1回あります。マーク試験では基本的な知識を聞かれます。筆記試験では天気図を3つくらい見比べて、「この地方はこの後どういう天気になりますか?」とか「台風はこの後どう動きますか?」などといった問題に答えます。筆記は試験時間が150分もあって大変でした。合格率は5%って言われるくらい難関なんです。
そんなに難しいんですね!かなり勉強しないといけないんじゃないですか?
コロナで大学の授業もオンラインだったので家でずっと勉強していました。友達の遊びの誘いも断っていました。最後の1か月はおしゃれなどもせず、ご飯とお風呂以外部屋を出ないときもあったんです。今じゃ考えられない生活を送っていました。
試験は過去問をもとにした問題が多かったので、何度も繰り返し解いていました。完全に新しい問題が出たら対応できなくて諦めていたと思うんです。でも、過去問を攻略したら大丈夫だって思えていたから勉強が続いていたのかもしれないです。
今までにないほど勉強して、これで落ちたら諦めようという気持ちで受験しました。
受かった時はどんな気持ちでしたか?
嬉しいのはもちろんなんですが、安堵感がすごかったです。
実は、8回目の受験だったんです。高校生の時は試験に慣れるために受けていることが多かったとはいえ、最後は本当に勉強したので、ようやく終わった!って思いました。勉強の辞め時もわからなくなっていて、もし落ちていたらいつまで勉強し続けていたんだろうって今思うとゾッとします。
8回も受験したんですね!モチベーションはどうやって保っていたんですか?
アナウンサーという夢を叶えるためだと思ってモチベーションを保っていました。絶対に叶えたい夢なので出来る限りの努力はしたいんです。努力を継続できるところが自分の取り柄だと思っているし、友達にも目指していることを言っていたので諦めるという選択肢はありませんでした。
これ以上何を勉強したらいいの!?ってわからなくなったりこれで落ちたらどうしようと焦ったりもしましたが、やらないといけないことが過去問だってわかっていたのでそれと向き合って勉強しました。
気象予報士の資格を持っているアナウンサーとして、将来はどんなことをしたいですか?
犠牲者が出てしまう災害が発生することが多々あるので、自分の一言で1人でもいいので避難しようって思ってもらいたいです。微力かもしれないんですけど、命を助けることに繋がる、心に届く情報を伝えたいです。
また、普段は情報番組で伝えるべきことは伝えつつも、見ている人に息抜きできるような娯楽を提供したいです。