美学生インタビューInterview
人生一度きり!やりたいことにチャレンジ
ミスキャンパス関西学院に応募した理由を教えてください。
3回生になって、残りの学生生活が少なくなって来た時に、今までアルバイトや遊びなどの学生らしいことはやってきたけど、それ以外に特に大きなことはしていないなと感じて。そこで自分を変えるチャレンジをしたいなと思って応募しました。
あとは、昨年、今宮戎神社の福娘として活動したんですが、他の福娘の方が色々なことにチャレンジされている方が多く、感化されました。
そして、今までは受け身になってしまうことや、他の人の目を気にすることが多かったんです。他の人から悪く思われたくないっていうか、自分にはできないって決めつけて最初から諦めていたこともありました。
でも、前回、美学生図鑑に掲載していただいて記事をたくさんの人に読んでいただいて、自分のことを多くの人に知ってもらえることに喜びも感じたし、人生一度きりだから、受け身にならずに自分のやりたいことをチャレンジしていこうと思ったんです。
応募について周囲に相談はしましたか?
しました。コロナ禍でSNSがメインの活動になるだろうし、ライブ配信なんて今までやったことなかったから不安で……。でも、友達に相談したら、「絶対に挑戦した方がいい!」って言われて、その一言に背中を押されて応募を決めました。
応募写真は誰に撮ってもらいましたか?
ちょうど従姉妹の家に遊びに行っている時に、従姉妹に撮ってもらいました。「これでいいかな?」って何回も撮り直したけど、撮れば撮るほど分からなくなってきて、結局一番最初に撮ったものを選びました。
あとは、加工アリの自撮りも送らないといけなかったんです。自撮りは普段しないので角度を微調節しながら撮りました。これも結局どの写真がいいのかだんだん分からなくなってきたので最後は母に選んでもらいました。
選考はどうでしたか?
面接の場所が想像してたよりも広くて、しかも自分が舞台の上に立つというような感じだったんです。その雰囲気に圧倒されてすごく緊張しました。
自己PRは今年は動画でも良かったので、ダンスの動画を送りました。実は高校時代、バトン部に所属していたんですよ。バトンを回したり投げてキャッチするっていうのとは別に「ポンポン編成の部」っていう、チアガールが応援のときによく持っているポンポンを持って踊るものがあって、大会によく出ていたんです。久しぶりにポンポンを持って踊りましたね。
ファイナリストに選ばれた時の気持ちを教えてください。
ただただ、びっくりしました。「えー!本当に自分でいいのいかな?」って。それと同時にやっぱり嬉しかったです。「ほんとですか?!」って何回も聞き返していました(笑)
ファイナリストとしての活動はどうですか?
私は優柔不断なので、毎日のSNSの投稿にすごく時間がかかってしまいます。まず写真を選ぶのにも何枚も撮った中から厳選するので時間がかかるし、どんな文章にしようかなっていうのにも悩むし、付けるハッシュタグも悩むし(笑)
でも、SNSに載せた写真に対して色々な方からコメントを頂くので、そのコメントを見るのがとても楽しいです!すごく温かいコメントもあって、明日も頑張ろうって自分が励まされています。毎日ツイートにも飽きずにいつも温かく反応してくださるファンの方々には感謝の気持ちでいっぱいだし本当に嬉しいですね。
ライブ配信はどうですか?
楽しくさせてもらっています!最初は緊張してたし、自信がなかったので、話すことを全部紙に書いていました(笑)でも、実際にやっていくと、意外とできたっていうか。「自分にもできるんや」ってちょっと自信がつきました。継続は力なりですね。
基本的には送られたコメントや質問に答えているんですが、いつも同じことをしててはいけないと思い、後半戦は投げていただくアイテムの小道具を用意したり、毎日カチューシャをつけて配信したりと観ていただく方に少しでも楽しんでいただけるように変化をつけて配信するようにしました。時には歌やダンスを披露したりすることもありました。観てくださった方もとても喜んでくださったし、私自信も楽しく配信できたのが良かったです。
多いときはトータルで3000人以上観に来てくれました。私なんかよりもっとすごい人はいると思うんですけど、なんの取り柄もない私にこんなにもたくさんの方が観てくださったことに、とても嬉しかったです。配信のイベントはもう終わってしまいましたが、見てくださった方々と絆を深められたことが本当に嬉しくて、幸せでした。
他の活動はどうですか?
ミスキャンの活動の一環でウォーキングレッスンもやっています。今までそのようなレッスンは受けたことがなかったので、最初先生のウォーキングを見た時は、は「すごい!かっこいい!綺麗!」と圧倒されていました。主に歩き方や表現方法と教わるんですけど、「歩くってこんなに深いんや」って思いましたね。
また、ウォーキングレッスンの先生からはウォーキングのこと以外のアドバイスもいただきました。まだミスコンの活動に慣れていない頃、学校の課題がとても多い時期と重なって、あれもこれもしないといけない状況の中で不安に陥ってしまったことがあったんです。学業とミスキャン活動とバイトをどうこなせばいいのか、体も心も悲鳴をあげている状態で、しまいにはどんどん痩せていってしまい、本当にしんどくて…。
そして思い切ってウォーキングレッスンの先生に相談したんです。そうしたら、「やることリストを作ったらいいよ。」って言ってくださって。言われた通り実践してみると、やらないといけない事に対する時間配分が、きちんとできるようになっただけではなく、優先順位をつけて取り組めるようになって、もちろん大変でしたけど、何とか乗り切ることができました。
あの時のことは本当に感謝しています。そして何より、悩みを吐き出せたっていうことで気持ちが楽になったというか、誰かに相談するって大事だなって思いました。
最後にファイナルイベントへの意気込みをお願いします。
やっぱりSNS中心なので、SNSを通して自分のことをもっと多くの方々に知っていただきたいと思います。そのためには、皆さんが興味を持ってくれるような投稿をしていきたいです。やるからには妥協せずにグランプリを目指します。応援よろしくお願いします!
同期100人で出場した大会
前回、美学生図鑑に登場した時は高校時代のバトン部についてお話ししてくれましたが、大学に入ってからは何かやっているんですか?
「Super★NOVA」っていう関学のダンスサークルに入っています。関学以外でも学生なら誰でも入れるサークルで、1学年に約100人所属しているので1回生から3回生の現役生を合わせると300人を超える大きなサークルです!私はJazzというバレエに近いジャンルのダンスを踊っています。
かなり大規模なサークルですね!印象に残っているイベントはありますか?
1回生のときに「Buzz style 1回生コンテスト」っていう関西圏のダンスサークルの1回生が出場できる大会に出たことです。同期の約100人で一つの作品を作りました。
100人で踊るって大変そうですね。
めちゃくちゃ大変です。全員で踊るのは最後のサビだけだったんですけど、ダンスを揃えるのがなかなか難しくて……。でも、人数の多さよりも大変なことがあったんです。
大変なこととは?
本番の20日前くらいに先輩に作品を見てもらってアドバイスをいただく機会があって。そのアドバイスを踏まえて本番まであまり日は残っていなかったんですけど、曲、振り付け、構成のほとんどを変更することになったんです!
そこからが本当に大変でした。スタジオに箱詰め状態で、朝の9時から夜の10時まで練習している日もありました(笑)体力も限界になるし、本番が迫ってきているのに完成していないっていう焦りに襲われていました。
そんな中、頑張れた理由ってありますか?
やっぱり仲間がいたからですね。みんながいたから頑張れるっていうのが大きいです。だって、1人で朝の9時から夜の10時まで練習するって考えられないじゃないですか。
本番はどうでしたか?
あれだけ練習したのに本番は一瞬で終わってしまって、なんとも言えない気持ちになりました(笑)
サークルとしては優勝を目指していて、それには届くことはできなかったんですけど、優勝という一つの目標に向かってみんなが一丸となり取り組んだので、最高の思い出です。