美学生インタビューInterview
自信を持てない女の子の背中を押したいです
ミス青山に出場したきっかけを教えてください。
私はもともと何かを発信するのが苦手なタイプなのですが、大学生活で「これを頑張った!」と胸を張れる経験が無いことに気付いて……。知り合いに声をかけられてから出場を考えるようになりました。
自分なりに「ミスコンで何をしたいかな?」と考えた時、「女の子は変われるんだよ」っていうのを伝えたいと思いました。私は今でこそ容姿を褒められる機会もありますが、昔からそうだったわけではありません。髪型やメイクに気を遣って、研究して、少しずつ褒めてもらえるようになったんです。
以前の自分と同じように容姿に悩みを抱える女の子に元気、勇気を届けられたら嬉しいです。
応募を決めるまで、結構悩みましたか?
数あるミスコンの中でも青山ミスコンは特に注目されるレベルの高いコンテストというイメージが強くて、「自分は釣り合うかな?誹謗中傷に耐えられるかな?周りの人はどう思うかな?」と悩みました。
それでも挑戦したのは、やってみないとわからないこと、体験できないことがあると思ったからです。学生時代にしかできない唯一無二の体験ですし、自分を試してみる良いチャンスだと考えました。結構ギリギリで、締切の10分前とかに応募した記憶があります(笑)
ファイナリストに選ばれるために努力したことはありますか?
やっぱり人目につく機会が増えるかなと思って、筋トレをしたり食べ物に気をつけてダイエットをしたりしましたね。高校時代はダンス部だったので、その頃のトレーニングや腹筋30回を3セットなど、ハードすぎない範囲で運動しました。食べ物は浮腫まないように小麦製品を取らずに果物を積極的に食べたり、こまめに水を飲んだり……。
応募写真は今年の4月頃に、美容師さんに撮ってもらったものです。はっきりと顔の印象が伝わるかなと思ってこれにしました。
最終選考はどうでしたか?
他の候補者と初めての顔合わせの場だったのですが、みんなアナウンサーみたいに見えたんですよ。本当に綺麗な人ばっかりで、正直、面接が始まる前に帰りたくなっちゃいました……。
やっぱり緊張しますよね。どんなことを話しましたか?
一度決めたことはやり通す性格なので、ファイナリストに選ばれたら最後まで誠心誠意活動していきたいということを言いました。
実は私、短大からの編入生なんです。青学にずっと憧れがあって、短大に入ってから受験勉強をして合格しました。2年間の成績も考慮されるので1年生の時から良い評定を取れるよう授業に手を抜かず、編入試験の勉強も2年生の夏休みに開館から閉館まで図書館にこもって勉強していました。
そこで「諦めなければ絶対に夢は叶う」っていうのを自分の中で実感できました!何がなんでも青学に編入するという信念を曲げずに頑張ったという自負があります。ミスコンも強い決意があれば最後までやり遂げるられるという点では自信がありました。
候補者に選ばれた時はどんな心境でしたか?
決まったと連絡が来た時は「メール、間違ってないかな?」と思いました(笑)宣材写真撮影やSNSでの活動が始まってから少しずつファイナリストに選ばれた実感が湧いてきましたね。
それからは毎日のように撮影があるので、メイクにより力を入れるようになりました。目がより大きく見えるアイラインの引き方を研究したり、マスクをしていても綺麗に見えるようにアイメイクに力を入れる分ファンデーションは薄く塗ったり……。前は10分くらいでメイクを終わらせていたのですが、最近は20、30分くらいかけています。
金城さんのアピールポイントはなんですか?
自分に対して完璧主義なところです。たとえば一度メイクが完成しても、納得いかなかったら全部落としてやり直すとか。すごく理想が高くて、ファイナリストになった今も自分の顔に満足できていなくて……。自分自身で認められる顔になれるように頑張ります。
ミスコンを通してどう成長したいですか?
芯があって、周りから憧れられる女性になりたいです。「この人は青山ミスコンに出ていたんだ、やっぱりそういう感じするな」と思ってもらうためには、容姿もそうだし中身も磨かないと支持してもらえない思います。今年のミスコンを見て来年以降のミスコンに出ようと思う人もいるだろうし、そういう人たちの憧れになりたいですね。
SNSのフォロワー数などから見ると、私はファイナリストの中で一番注目されている存在ではありません。メイク、髪型、よく行くカフェとか、普段のことを発信して自分をもっと身近に感じてくれれば、よりファンの方が付いてくれるんじゃないかなと思います。
ファイナリストに選ばれただけでもすごいと思っていましたが、色々な人に応援していただく中でもっと上を目指したいと感じるようになりました。これからも応援していただけると嬉しいです!
美容が大好き!こだわりはまつ毛です
容姿や美容に関するエピソードが多いですね。
高校時代は部活に打ち込んでいて、私服はセールで買ったパーカーにズボンみたいな簡単な服装だったのですが、短大に入学したら周りがみんな可愛くて……。私もせっかく女の子に生まれた以上可愛くなりたいなと思い、美容に目覚めたんです。
最初は流行のコスメや人気のファッションアイテムを使っていましたが、パーソナルカラーに興味を持って自分に似合う色の大切さを知りました。「とりあえず赤リップ塗ろ!あれ、似合わない……」と悩む時期もありましたが、自分がブルベ夏だと知ってからはコスメを買いやすくなりましたね。
View this post on Instagram
メイク研究は奥が深そうです。
一番印象が変わるのはやっぱり顔かなって思って、YouTubeやSNSでコスメやアイラインの引き方を情報収集をしては自分なりに「これは良いかも、これは違うかな?」と試行錯誤するようになりました。本を買って成分から勉強したこともあります。
こだわりのメイクポイントはどこですか?
まつ毛です!コロナ禍でマスクを着ける時間が増えてアイメイクを重視するようになってから特に感じるのですが、まつ毛が上がっているのと下がっているのでは目の印象が全然違うんです。綺麗なカールを長持ちさせるためにまつ毛パーマは必ず毎月かけて、マスカラも口コミを色々と見てしっかりまつ毛が伸びるものを探しました。
最近はD-UPのブラウンマスカラがお気に入りです。綺麗にまつ毛が伸びて、自まつ毛が長い人みたいになるんです。繊維が入っているものが良いけれど、ダマになるのは嫌な私にピッタリなマスカラですね。ぜひ使ってみてください!
ファッションも高校時代と変わりましたか?
もちろんです!あの頃の服では今はもう外に出られません(笑)
最近はロングスカートとか大人っぽいカジュアルな服装が多いですね。綺麗な女性という印象を持たれたくて、SNIDELなどなりたいイメージに合ったファッションを選んでいます。骨格についても考えるようになって、私はタートルネックとか首が詰まっている服は似合わないのですが、スクエアネックはデコルテラインがすごく綺麗に見えるんですよ!
View this post on Instagram
あとはボトムスは黒にするとか、どのトップスでもまとまるように着回しを意識するようになりました。特徴的な服だと「この組み合わせじゃないと着れない!」ってなってしまうじゃないですか。流行りの柄や形よりも、シンプルなデザインで長く使えるものをって感じで選んでいます。アクセサリーがより映えるようになるし、その方がお姉さんっぽいオシャレになるかなと思いますね。
これから挑戦したいジャンルはありますか?
普段は全然ズボンを履かないので、ちょっとラフ目なカジュアルな服装とか、パンツコーデとかを増やしてみたいと思いますね。女性らしい今のファッションも好きですが、カッコいいのも挑戦してみたいです!
最近はいつもと違う服を着ても「こういうのも似合うね。」「新鮮でいいね。」と言われるんです。自分は見慣れなくて自信が無いし不安になるけど、いざ着てみると周りの反応が良くて、「いつもとは違うけれど、こっちのジャンルも多く買ってみようかな?」と自信になります。ファッションでも色々な雰囲気の自分を出していきたいです!