美学生インタビューInterview
10代最後なのでシックな浴衣を着てみました
今日の浴衣のポイントは何ですか?
私の母が私と同い年の時に着てた浴衣なんです。この間亡くなられた山本寛斎さんが作った浴衣で母の体に合わせて作られたものらしいです。
安い浴衣を着ると、私の場合、腰のあたりとかがだぼついちゃったりするんですけど、母は私と体型が似ているのでこの浴衣はしっくりきます。
受験とミスコンで忙しくて浴衣を着るのは3年ぶりなんですけど、10代最後なのでちょっと大人っぽい感じにしようと思って暗めの色のこの浴衣を選びました。
浴衣に関する思い出はありますか?
高校生の時に浴衣を反物から縫って作るっていう授業があって、その浴衣で花火大会に行ったことですかね。
高2の時の家庭科の授業で、自分で好きな生地を選んでロールの状態から、自分の体に合わせた型を作って縫いました。週に120分の授業で3、4か月かかってまぁまぁ大変でした。最初の方ぼーっとしていたら周りから後れを取っちゃって、焦ってあとから追い上げをめちゃくちゃ頑張ってどうにか夏に間に合った記憶があります。
やっぱり自分で縫っているので着てると袖のほうからほつれてきちゃったりしているんですけど、それもまぁ味かなと思ってそのままにしてます(笑)
今年、浴衣着る予定は?
本当になくて、今回撮影の機会を頂いたおかげて3年ぶりに着られて感謝してます(笑)これを機に、浴衣でも首元にレースの素材を着たりするする現代っぽい感じを自分の浴衣に取り入れたりしてちょこちょこ着ていきたいなと思いました。
今日の髪型のこだわりはありますか?
自分では上手くできないので美容師さんになるべくごちゃごちゃならないようにいい感じでまとめてもらいました。
ハイビスカスの髪飾りはおばあちゃんからもらったものです。髪飾りだけ見るとハワイアンな感じなんですけど、私がちょっと変わった組み合わせとかが好きなので、大人っぽい雰囲気の浴衣と合わせてみました。
自粛期間中もたくさんのことに挑戦しました!
自粛期間中は何をしてましたか?
暇になるのが嫌だったので色々なことをしてました。映画を月に20~30本見たり、本も月に10冊くらい読んで、Twitter上で自分なりに作品の評価をしたりしてました。
他にはどんなことをしてましたか?
あとはボディメイクにはまって、料理と筋トレをめちゃくちゃハードにしてましたね。本当は自粛期間中に「腹筋をシックスパックに割ろう」という目標を立ててたんですけど、さすがに難しかったです。でも、縦線が入る程度まではいきました。
純粋にひねったりする運動とかを毎日80回したり、あとは二の腕が太いのでそこに効くトレーニングをYouTubeとかで調べて実践したりしてました。ジムもコロナ期間中は行けなかったので、おうちでヨガマット新調して本格的に頑張りました。
他にも料理も自分で作って糖質制限をしてました。その日の冷蔵庫の中にある食材で、ぱぱっと調味料とかは目分量で作るのにハマってて、角煮丼は我ながら絶品でした(笑)
活動の幅がどんどん広がってます!
昨年、フレッシュキャンパスコンテスト(全国の新入生を対象としたミスコンテスト。以下、フレキャン)でグランプリを受賞しましたが、改めて振り返っていかがですか?
高校までも大学に入学してからも自分はミスコンとかに出るようなタイプじゃなかったので、今、考えても本当によくフレキャンに出場したなと思います。
結果も含めて100%出て良かったなと思ってて、出たおかげで活動の幅は広がったなと思います。
受賞後、どんな活動をしているんですか?
まずはファッション誌の専属読者モデルになりました。フレキャンのファイナリストになった時からお話を頂いていました。読者モデルになったことで撮影をされることにもだんだんと慣れてきています。
あとはフレキャンに応募した理由の一つに私がドラムを叩くのが趣味なので、バンドを組みたい、音楽に関わる仕事がしたいというのがあったんです。そして先日、ご縁があり、「超十代」というフェス内でパフォーマンスをするバンドメンバーのオーディションに挑戦して、ドラムに選んでもらえました!
🥁お知らせ🥁
イベント『超十代2021』の出演バンドのメンバーとして参加させていただくことになりました❤︎ドラムを叩きます!ヤッター!!見てもらえると嬉しいです🦉#超十代 #超十代チャンネル https://t.co/Jz7UmeghcM
— 中川紅葉 (@kureha_nakagawa) August 10, 2020
フレキャンに出てなかったらそこまでいけてなったかもしれないし、フレキャンのおかげで人前に出る自信ももらえました。
これからの大学生活どのようなことに挑戦していきたいですか?
もちろん音楽やファッションの発信もこれまで通りやっていきたいです。
でも、それに加えて、自粛期間を通して色々な行動に対して食わず嫌いしないで挑戦していきたいなと思えるようになりました。もちろん結果はどうなるかは分からなかったりするし、後悔しちゃうこともあったりすると思うんですけど、自分の可能性を狭めずに学生のうちにたくさんのことに飛び込んでチャレンジしていきたいです。