藤倉加那（津田塾大学）「将来は社長！？国際経験豊富な原石系美女」

解析に6、7時間！統計の課題は大変です

津田塾大学の総合政策学部に進学した理由を教えてください。

実は、どうしても行きたかった志望校に落ちてしまったんです。そこで、併願で受けていた大学の中から津田塾大学の総合政策学部を選びました。英語も学びつつ、他のことも幅広く学ぶことができて、大学で勉強しながら自分の好きなことや向いていることを見つけることができると思ったからです。

総合政策学部ってどんなことを勉強しているんですか？

経済学や政治学、法学、英語などを幅広く学んでいるのですが、私が主に学んでいるのは統計と英語です。

統計は必修で、毎週1つ課題が出されます。先生からエクセルのファイルでデータが送られてきて、それを「R」や「Python」というプログラミング言語を使い、様々な値を出して解析します。仮説を立てていくので全部やると6、7時間もかかってしまいます。考察も全部書かなきゃいけないんですけど、考察の仕方とかって、授業をしっかり聞いていないとどんなことに注目してどういう風に書いたらいいのかが全然分からないんですよ。

こんな感じで授業にちゃんと出て、課題もやり、なのにテストの比重もすごく重いっていうのを、2年間ずっと続けるのがすごく大変でした。

これからも統計の勉強を続けていくんですか？

3年生になると必修が少なくなり自由選択が多くなるので、統計やプログラミングだけではなく、プラスアルファのスキルを何か身につけながら、英語もさらに頑張りたいです！

というのも、プログラミングはどんだけ頑張っても上には上がいるじゃないですけど、前からやってたのかな？って思うほど本当にすごくよくできる子がいて。自分はそれに比べると向いていないなって思うことが結構あったんです。

でも、その中で英語はずっとやってきて、やっぱり得意だし好きだなと思ったので、これからは英語を極めつつプラスアルファのスキルを身につけていきたいなと考えています。ゼミなどに積極的に参加して自分の興味や専門を見極めたいです！

大好きな英語を自分の“武器”にしたい！

藤倉さんは英語が好きなんですね！好きになったきっかけはありますか？

高校の隣にあった大学に交換留学生がたくさん居たので、高校のプログラムで留学生たちと英語で会話をするという機会が頻繁にあったんです。
あと、高校時代はカナダに1か月の短期留学をしました。そういう経験をしていく中で英語が好きだなって感じました。

大学でも留学するんですか？

はい！去年の夏には1か月間半フィリピンに行っていて、今度はアメリカに行きます。9か月間、現地の学校で授業を受けて3か月間インターンシップをするというプログラムで、今年の9月に出発する予定です。

留学先ではどんなことを勉強するんですか？

ビジネスについて学びます！

父親が会社の経営をしていて、いつか私が継げればいいなと考えているんです。今は国内としか取引をしていない会社なんですけど、私が経営者になったら、海外とも積極的にやり取りをしていけるような会社にしたいと思っています。

だから、英語でビジネスを学んだら将来に役立つかなと思ってそのプログラムを選びました！

去年のフィリピン留学でもビジネスを？

フィリピンではビジネスではなく、アメリカ留学への準備のような意味で英語のマンツーマンレッスンを受けていました。でも、それ以上に日本で経験できないことを経験できたという意味で行って良かったなと思います。

どういうことですか？

日本での当たり前が当たり前ではないことに気づきました。

水や料理で何回も体調を崩すことがあったり、下水道が整っていなかったり。一番驚いたのは道を歩いている野良犬に噛まれてしまうと、狂犬病で命を落とす危険があるということです。道にはゴミがたくさん落ちていることにもビックリしました。

フィリピンに行って、もちろん英語も上達したんですけど、こういう日本と違う側面を持つ世界を実際に見ることができて良かったなと思います。

普段、英語の勉強は何かしていますか？

TOEICやIELTSの勉強に加えて、フィリピンから帰ってきて、アメリカ留学までに英語が怠けないようにオンライン英会話を始めました！毎日1時間は絶対にやるようにしています。

毎日ですか！続けられる秘訣は何ですか？

ルーティーン化することです。例えば、毎日やっている歯磨きって意識してやっているわけではなく生活の一部に組み込まれた作業だと思うのですが、英会話も同じで一日のこの時間帯に必ずやるというのを決めて習慣化するようにしています。

毎日続けることで、英語を自分の“武器”に出来たらいいなと思っています！！

というと？

私は4人兄弟の末っ子なんですけど、兄や姉が東大や医学部に通っていることがずっとコンプレックスでした。どれだけ努力をしても勉強の面で兄や姉に追いつくことが難しいと感じたことが今までたくさんあったんです。

でも、だったら自分は好きな英語をとことん極めて、自信を持って英語が得意だと言えるようになろう！と思って、今はたくさん努力をしています。いつか父の会社を継ぎ、海外と取引が出来るようにして、父に恩返しがしたいです！