美学生インタビューInterview
ミスコンに出たことは私にとって事件でした
ミス立教コンテストに出場したきっかけは?
自分の大学生活を変えたかったからです。応募期間の最終日に友達と「大学4年間このままで終わっていいのかな?」という会話をして、その時にミスコンのことを思い出しました。
1年生の時から周りの人に「ミスコン出なよ!」とは言われていたんですけど、全く乗り気になれなくて。今年も出ないつもりでしたが、思い出したのが締め切り日だったこともあって勢いで応募しました!
ファイナリストに決まった時の心境は?
一気に実感が湧いて、すごく焦りました!
図書館で課題をしている時に、結果通知メールが来たんです。受かってたらどうしよう?落ちたらどうしよう?と、どちらの結果であってもドキドキしながらメールを開きました。
すると、「今後ともよろしくお願いします。」と書いてあって。勢いで応募したのに本当にファイナリストになってしまって、すごく戸惑いました(笑)活動をちゃんとできるか不安になって、その日は夜眠れなかったです。
実際に活動を始めてどうですか?
初めての撮影はとても印象に残っています。
宣材写真を撮影する前に練習として撮影会がありました。ヘアメイクさんはいないのでいつも通りセルフメイクで臨んだら、照明で白飛びしてすっぴんのような写りになってしまったんです。すごくショックでした。
それを踏まえて宣材写真撮影では濃い目のメイクにしたら、今度は濃すぎて別人みたいになってしまて……。写真の難しさを実感しました。
ただ、今は撮影が楽しいです。最初の頃と比べたら顔つきが違うなと思います。成長が分かりやすいのでこれからも表情などを研究したいです。まだカメラを向けられるのは恥ずかしいので、堂々とモデルができるように頑張ります!
活動を通して鴻野さん自身の目標はありますか?
もっと積極性がほしいですね。人の目を気にして自分を出し切れていないと感じることがあります。
もともと人前に出たりSNSを頻繁に更新したりしないタイプなので、今でも自分の写真を投稿するのでさえ抵抗があるんです。本当に、私の中では”自分をアピールする”ミスコンに出たことが奇跡というか事件で……。周りを気にしすぎず、もっと自分のことも考えられる芯のある人になりたいです。
人の目を気にしてしまうんですね。
ミスコンに出て、周りと自分を比べるようになってしまいました。
私自身、正直グランプリを獲ることにはあまりこだわっていないんです。活動を通して、内面的にも外見的にも良くしていければいいなと思っていました。
でも、友達から「写真もっとこうしたほうがいいよ!」「グランプリ獲れるかな?」とか言われてると自然と気にしてしまう自分がいて。マイペースにやろうとしている自分が間違っているんじゃないかと思うようになりました。
そうやって弱気になってしまう自分がすごく嫌です。今は辛いですが、自分のペースを保てるようにミスコンでメンタルを強くしていきたいです。
本選への意気込みをお願いします!
飾らない、ありのままの自分をアピールしたいです。自分を取り繕うことなく、大学や普段行くようなカフェでの写真をSNSに載せていきたいなと思っています。
ミスコンに出て、悩むことも多くなりました。でも、それすらも楽しんで、終わった時に成長を感じられるように自分らしく頑張ります!
「ミスコンで自分がどう変わるか」を論文にします!
立教大学ではどんな勉強をしているんですか?
経営学部で人材育成や組織開発についてのゼミに入っています。人と関わるのが好きなので、経営というよりも人について学べるところに入りました。
経営学部に入ったきっかけは?
「ビジネス・リーダーシップ・プログラム」という立教大学独自の授業に惹かれたからです。
1、2年生が参加するもので、グループに分かれて企業のビジネスモデルを作って発表するなどしました。その中で一人一人のリーダーシップを培うのが目的です。グループによっても色があるし、人って面白いし難しいなと思いました。
それがきっかけにもなって3年生から今のゼミに所属しています。
ゼミではどんな活動をしているんですか?
今は卒論の準備をしていて、私は「ミスコンで自分がどう変化するのか」をテーマに書くことにしました。環境の変化や周りの人の反応によって自分がどう変化していくのかを論文にしようと思っています。そのために毎日日記を書いたり、自己肯定感を数値化したりしているんです。
ゼミとミスコンの経験が繋がるなんて驚きもあり楽しくもあります。この経験を大切にしつつ、今は自分自身の変化が楽しみです!