美学生インタビューInterview
候補者の中で一番年下。だからこそ堂々とステージに立ちたい!
ミスソフィアコンテストに出場しようと思ったきっかけは何ですか?
去年のミスファイナリストの方の活動をSNSで見て、憧れを持ったことです。一人一人がすごく上品なのが伝わってきました。それにみなさんの雰囲気がとっても良くて、私も参加してみたいなと思ったんです。
ミスコンに実際に参加してみて印象は変わりましたか?
参加する前は、ミスコンは「一番の美人を決める」ってイメージが強くて。だから見た目が美しい人が優勝すると思っていました。
でも、SNSで自分のことを発信していく中で、“個性”をアピールすることが重要だということに気付いたんです。なので外見を磨くことはもちろんですが、「人前でどう振る舞うか」や「どうすれば自分に興味を持ってもらえるか」を考えて活動しています。
あとは、候補者が同志のような関係であることですね。以前は、ミスコンに出ている人ってお互いがライバル同士で競い合ってると思っていました。でも、実際は「みんな頑張ろう!」って意識を高めあっています。ミスコンの活動じゃないときも、みんなで食堂に集まってご飯を食べたり、おしゃべりしたりして仲が良いんです。
「私がミスになりたい!」と思って個人的に頑張るというより、「みんなで最高のステージを作ろう!」と一致団結しています。ステージのクオリティを上げるために、これからも“チーム感”を意識してミスコンを盛り上げていこうと思います!
ミスコンを通してどのように成長したいですか?
大学生になるまで自分を表現することが苦手でした。ハーフということもあって注目されやすいし、“みんなに合わせないといけない”という考えがあったんです。だから、高校生までは「目立ちたくない」「周りと一緒のことをしていたい」という欲がありました。
でも、大学に入ってからさまざまな人に出会って「個性があるってカッコいい!」って気付いたんです。なのでミスコンではありのままの自分をどんどん発信したいです。
今まで、人前で自分をアピールしたことはありません。それに、まさか自分がそんなことをするなんて思ってもいませんでした。私はあがり症で、人前で喋ると緊張して言葉が飛んじゃうこともあるので、本選までには自信を持ってステージに立てるようにしたいです。
候補者の中で1年生は私だけなので、「1年生なのに堂々としてるよね」って言われるぐらいに成長したいですね!
“お母さんを助けられる”助産師になりたい
上智大学に入学しようと思ったのはなぜですか?
高校3年生の夏まで志望校が決まっていなかったんですが、上智大学のオープンキャンパスに行った時に運命を感じたんです!「ここに落ちたら来年は大学に入るのやめよう」と思ったくらい、本気で上智大学に入学したいと思いました。
上智大学のどのような点に惹かれたんですか?
先生が私の話を熱心に聞いてくださったことです。私には看護学科でどうしても将来やりたいことがあったんです。でも、それを他の大学のどの先生に語っても受け流されることが多くて、「現実的じゃないよ」と言われることもありました。
そんな時、私の話に親身になって耳を傾けてくれたのが上智大学の先生だったんです!「ここで勉強すれば、自分の夢を叶えられるかもしれない!」と一気に心を掴まれてしましました。
それとキャンパスがとても綺麗で、私の理想そのものなんです!ドラマに出てくるような雰囲気のレンガの建物で、その横に木が生えていて……。そんな素敵なキャンパスの中を髪をなびかせて颯爽と歩く、みたいなのやってみたかったんです(笑)
先ほどおっしゃっていた看護学科でやりたいことについて教えてください。
私には助産師になりたいという夢があります。それも、ただ子どもを取り上げるだけの助産師ではなく、“子育てするお母さんを助けられる”助産師になりたいんです。
今の世の中って、お母さんのサポートが足りないと思うんです。家事をして、慣れない子育てをして、さらに仕事をすることもあるなんて簡単にできることではないじゃないですか?子どもを大切にするのは当たり前の考えだけど、お母さんに求められるハードルが高いと思うんです。
私の母も苦労していましたし、周りに手伝ってくれる人が少なかったんです。だから、子育てするお母さんを助けられる助産師になりたいと思いました。
小さい子が好きというのもありますが、私はお母さんのケアに着目して、親子ともに笑顔で暮らせるような世の中にしたいです。