美学生インタビューInterview
苦手なのは食レポ!語彙力をつけるために努力しています
神戸女子大学の日本語日本文学科に進学した理由は?
将来の夢がアナウンサーなので、日本語について勉強できる大学を選びました。
普段、間違った日本語を耳にする事ってありませんか?
伝える仕事をするなら正しい日本語を知ることが大事だなと思ったんです。
神戸女子大学の日本語日本文学科には正しい文法や発声を学べる科目があるので、しっかりと知識を身につけていきたいです。
アナウンサーになりたいと思ったきっかけを教えてください。
小学生から高校1年生まで芸能事務所に所属していたのですが、そこで人前に立つ楽しさを知って、辞めてからもずっと興味があったんです。
本格的にアナウンサーを目指そうと思ったのは最近のことですね。高校3年生の時にサンテレビガールズ(兵庫県のテレビ局「サンテレビ」で番組アシスタント等を務めるユニット)に応募したことがきっかけでした。
家でたまたまサンテレビをつけていたら募集CMが流れてきて、妹や両親に「応募してみたら?」って言われてチャレンジしてみたんです。
オーディションもあったんですか?
グループ面接があったり、実際に原稿を渡されて読んだりもしました。
3次審査ではスタジオでカメラテストがあって「バームクーヘンの食レポ」をしました。
カメラが3台あったんですけど、どのカメラに向かって喋るかを把握するのが難しくて別のカメラを見てしまったりして……緊張していたこともあって、とても戸惑ったのを覚えています。
食レポって難しそうですね。
食レポは一番苦手です。語彙力がなくて(笑)「おいしい」以外で食べ物の良さを的確かつ短い言葉で伝えるのって難しいですよね。
なので、普段何気なく口にする物に対してもどういう表現をすればおいしさが伝わるかな?と、なるべく考えながらいただくようにしています。
将来はどんなアナウンサーになりたいですか?
バラエティでも真面目なニュース番組でも、どんなジャンルでもマルチに活躍できるアナウンサーになりたいです!
第48期サンテレビガールズとしての活動は今年の3月で終わりましたが、4月からサンテレビガールズPlusとして新しく『しごとびと』と『4時!キャッチ』という番組にレポーターとして携わらせていただいています。
夢に向かってこれからも頑張っていきたいと思います!
福娘代表に選ばれた決め手は“くしゃみのモノマネ”
今年の十日戎に第66代今宮戎福娘として活動されたそうですね。
はい!今宮戎の福娘は毎年たくさんの応募があって、私の代は約3000人の応募者からの50人が選ばれるという高倍率でした。
私は福娘の代表にも選んでいただいて、各企業を訪問し、代表として挨拶をしたり、1月10日に行われた「宝恵駕籠(ほえかご)行列」(※福娘や著名人が宝恵駕籠に乗って大阪ミナミ周辺を練り歩く恒例行事)では籠に乗って担いでもらうという貴重な経験ができました。
代表はどのようにして選ばれるんですか?
代表を決める「福娘発表会」というものがあって、審査員の方々の前で自己PRをするんです。
私はゆりやんレトリィバァさんのモノマネをしたんですけど……すべってしまって(笑)
駄目かなと思っていた時に、司会をされていた桂文枝さんが「くしゃみのモノマネをしてみてよ」とおっしゃってくださったんです。
くしゃみのモノマネ?
私、くしゃみのモノマネが特技なんです(笑)そのことを事前にアンケートに書いていたら、文枝さんが振ってくださったんですよ。
それで、おじさんのくしゃみとか母のくしゃみとか、とにかく全力で披露しました(笑)
「くしゃみのモノマネなんて福娘らしくないから落ちるだろうな」と思っていたら代表に選ばれて、本当に信じられなくてすごく嬉しかったです!
福娘のご奉仕はどうでしたか?
3日間、朝9時から夜9時までのご奉仕だったので本当にハードでした。
休憩時間も短かったので、食事は味噌汁とご飯かきこんでって感じで。3日間で3キロくらい痩せましたね(笑)
体力と精神力が試されましたが、やり遂げたことで自信がつきました!