美学生インタビューInterview
「情報学」について学んでいます
関西大学の総合情報学部に進学した理由を教えてください
今後社会で必要とされるのは、ITや情報学だと思ったからです。
関西大学総合情報学部は、情報学を基礎に心理学などの文系科目からプログラミング言語まで幅広く学ぶことができます。
カリキュラムが多彩に準備されているので、1,2回生の頃は自分の好きな科目を履修し、3回生になると自分の興味のある学問を専門的に学びます。
私は、女の子があまり履修しないプログラミング系の科目も男の子に囲まれながら講義を受けていました。
兵庫から大阪まで片道3時間をかけて通学をしていたので、1限がある時は新幹線を利用して大学に通うこともありましたね。
現在はどのようなことを学んでいますか?
メディア情報の内容を分析したり、恋愛やファッションといった社会事象を考察したりしています。
研究対象は、「見過ごされやすいもの」「日常生活にかかわるもの」「遊びに思えるもの」といった一見研究に向かなさそうなもの。実はこういった社会事象やメディア情報が、社会や人間と深く関わっているんです。
印象的だったのが、同じゼミ生が行った「マシュマロ系女子」についての調査ですね。
どのような調査だったのですか?
「マシュマロ系女子」に対する男女の認識の違いがあるのかという調査です。
「マシュマロ系女子」とは、ふくよかな体をしている女子のことを指しますが、この“ふくよかさ”というのが厳密に何kgというのが決まっておらず、個人によって尺度が違います。
調査では、女性の写真を用いて、男子学生・女子学生それぞれに、どのくらいのふくよかさが「マシュマロ系女子」なのかを判断してもらうというものでした。
実験の結果、男性が「マシュマロ系女子」と指すのは、痩せすぎていない女性ということが分かったんです。女性の私からすると、全然太っているように見えなかったので、本当に驚きました。
インターンシップに積極的に参加することをおすすめします
現在、大学4回生。卒業後の進路はどのような予定ですか?
クレジット・信販業界に進みます。決済インフラの整備やキャッシュレス社会実現に向けて、大学で学んできた情報学の知識が生かせると思ったからです。
本選考が始まるまでにインターンシップに積極的に参加して早期に第一志望を決めれたことで、運よく早い時期に就職活動を終えることができました。
インターンシップはいつから参加していたんですか?
大学3回生の夏休みを中心に参加していました。何も分からなかったので、金融や旅行など知っている分野を中心に色々な所に飛び込んでいきました。
インターンシップの魅力は、説明会では分からない会社や社員の雰囲気が分かるという点です。軽い気持ちでインターンに参加したら、非常に激務だったという企業もありました。また、企業について詳しく知れる他に、人事の方や周りの就活生と仲良くなれるという利点もあると思います。
就職活動を振り返ってどうですか?
終わってみるとすごく楽しかったです。就職活動の最中は、一日に何件も会社説明会に参加したり、しんどいこともありました。しかし、それ以上に新しい発見があり、わくわくしながら就職活動を進めることができたと思っています。
今まで関わりの無かった他大学の人や関東圏の就活生に出会うことができたのも良かったですね。就職活動で知り合った関東に住んでいる友人とは、今でも連絡を取り合っています。今年の夏には大阪に遊びに来てくれました!とても良い思い出です。