美学生インタビューInterview
伸びしろを感じる楽しさ 大学で声楽を学ぶ
武庫川女子大学の音楽学部ではどのようなことを学んでいますか?
歌やピアノの実技や、ソルフェージュ(読譜・聴音の訓練)、語学などを勉強しています。教育心理学のような、学校の音楽教諭になるための教職の授業も多いです。私は声楽を主専攻、ピアノを副専攻しています。
声楽を学ぼうと思ったのはどうしてですか?
もともとは小学校3年から高校3年まで吹奏楽部でトランペットをやっていたんですよ。とても部活が厳しい学校で、中学・高校は吹奏楽が学校生活の大半を占めていました。
高校1年の頃、ふと「歌も歌えたらカッコいいな」と思って、高校の音楽の先生の知り合いの方から指導していただくようになりました。ほんとうに最初は単純に憧れだけで始めた感じで「趣味として楽しくやろう」と思っていたんですけど、だんだんと「本格的にやりたい」という気持ちが増していって……。
そんなある時、吹奏楽部の副顧問の先生と繋がりがあった武庫川女子大学の声楽の先生が、私の通ってる高校にお試しレッスンに来られたんです。そこで「この先生にもっと教わりたい!」と思い、月に1〜2回、地元の岡山から神戸までレッスンを受けに行くことになりました。
武庫川女子大学に進学したのも、その先生に教わりたかったからなんですね。
そうですね。部活に追い込まれていてあまり大学選びに関心が無かった中、一番に視野に入ったのが先生がいらっしゃる武庫川女子大学の音楽学部でした。
小学校の時からずっとやってきたトランペットをこれからも続けていきたいという気持ちもあったんですが、武庫川女子大学には管楽器の専攻がなかったこともあり、高校卒業を一つの区切りとして声楽の道へ進むことを決めました。トランペットと違い、歌はまだまだ伸びしろを感じられ、楽しく勉強していけそうだなと思ったのも理由の一つです。
大学に入学して半年ほど経ちましたがどうですか?
高校が音楽クラスだったので、大学の勉強はその延長の応用といった感じです。あと、トランペットで腹筋がついていたので、それが声楽でも生かされていると思います。
一人暮らしもだいぶ慣れてきました。部活が朝早かったこともあって、早起きもバッチリです!料理好きでお弁当も毎日作っています。
これからの大学生活でチャレンジしてみたいことはありますか?
短期でも良いので音楽留学したいですね。今、主に歌っているのがイタリア語の曲なので、本場のイタリア語に触れて身につけたいです!
「撮影はコミュニケーションだ!」モデル活動にもチャレンジ
学業の傍ら、モデル活動にも取り組んでいるそうですね!
はい。サロンモデルやポートレートの被写体等を、不定期で月1〜2回ほどやらせてもらっています。
モデルを始めたきっかけは?
自分の中学・高校の広報誌のモデルを6年間務めたことがきっかけです。在校生の中からモデルが選ばれることになっていて、高校3年のときには表紙モデルと学校のポスターのモデルを務めさせてもらいました。
最初の頃は緊張のあまり顔の筋肉が震えて上手く笑えなかったんですけど、変に撮られてるって意識せずに「コミュニケーションだ!」と思って撮影に臨むようになってから、年々表情が柔らかくなりました。
その経験がきっかけでモデルをすることに興味が出てきて、部活を引退してから被写体活動を始めたんです。SNSでカメラマンさんから声をかけていただいて撮影してもらって、撮ってもらったものを投稿していたら別のカメラマンさんに声をかけられて……という風に徐々に活動を広げていきました。
知らない人とSNSで繋がって会うのはやっぱり怖くて、最近は親しいカメラマンさんの撮影にのみ参加する形をとっていますが、これからも色々なモデル活動にチャレンジしていけたらと思っています!