美学生インタビューInterview
自分を偽らず、ありのままで
ミスコンに出場したきっかけを教えてください。
もともと自分には縁のない世界だと思っていました。大学にもすっぴんにTシャツ、ジーンズで通っていたくらいなので。
でも、そんな時にミスコン主催者の方に声をかけていただいたんです。初めは断ろうと思っていて、期限ぎりぎりまで返事を延ばしていたのですが、これも経験と思ってチャレンジしてみることにしました。
一次面接は集団面接だったのですが、自分を偽りたくなかったので普段通りジーンズにスニーカーで行きました。絶対に落ちたと思っていたので、受かって私自身も本当に驚きましたし友人たちもびっくりしていましたね(笑)
今までにない貴重な経験が出来るし、受かったからには精一杯頑張っていきたいと思っています!
ファイナリストとして活動する中で大変だと感じることはありますか?
もともと撮影経験がなかったので自分をどう出していけばいいのか初めはすごく悩みました。一人だけ表情が硬くなってしまったり、自然に笑顔が出せなくて……。自分にはどのような表情が合うのかなど今まで全く考えたことがなかったのですごく苦労しました。「自分らしさってなんだ?」と自問自答することも多かったです。
今ではどう自分を見せていきたいかを考えながら表情を出せるように研究しています。それでも、カメラマンさんに言われたことを理解するのにまだ時間がかかってしまうこともあります。撮影時間が短くても、自分が思っている以上に疲れてしまっていたり。
そんな中でも、一緒にミスソフィアとして活動をしている4人に会えると思うと撮影はすごく楽しみです。
「ミスコンは女の闘い」というイメージがあって緊張していたのですが本当にみんな仲良くて。イベントの後には候補者で集まったり、大学の休み時間のようにリラックスして色々な話が出来ます。
最終的には「誰がグランプリ」という結果が出てしまいますが、毎日活動を楽しんでいます!
活動をしていく上で何か心掛けていることはありますか?
Twitterでの発言には注意しています。ただ投票を呼び掛ける自撮りコンテストにはしたくない、という思いが強いです。
「今自分がやっていることや、学科での勉強のことを発信していきたい」とTwitterを始めた頃からずっと思っていて。「上智大学」という名前を背負っているので、この大学を受けようと思っている受験生や卒業された先輩方にも注目されているという自覚をもっていきたいですね。
上智って早稲田や慶應に比べると知名度が低いので、もっと知名度を上げていきたい!という野望があります。ミスコンを通してもっと受験生が増えるような活動が出来ればいいなと思っています。広報のつもりです(笑)
11月3日の本戦イベントに向けて、意気込みをお願いします!
人前に出てたくさんの方に注目されるという経験は貴重だと思うので、楽しみたいと思っています。無理して周りに合わせたり、ミスコンだからと女の子ぶるのではなく、ありのままの自分で臨みたいと思います。
自分の強みである人に影響されない“メンタルの強さ”や、弱みである“雑になってしまうところ”を客観的に理解する良い機会なので、見た目だけではなく内面をアピールするスキルを磨いていきたいです。最後まで手を抜かずにやり切ります!
英語教養の授業でCM制作を経験
上智大学の外国語学部英語学科に進学した理由を教えてください。
幼稚園・小学校とインターナショナルスクールに通っていたので、もともと英語は話せますし大好きでした。
高校生の時に、上智大学が主催する高校生対象の英語のスピーチコンテストに出場したことや、兄が上智大学の英語学科に進学した影響を受けて、この学科を受験することに決めました。
得意な英語を更に勉強して将来に役立てたいという思いもありましたし、上智大学の雰囲気も良いなと思ったので。
英語学科の魅力を教えてください。
学科自体は人数がすごく多いのですが、1クラス20人くらいの少人数制の必修授業が2年間あってそれがすごく居心地よく、学生同士の結びつきが強いところが魅力です。
英語学科というと帰国子女が多いのではないかと言われることも多いのですが、留学経験のない日本人の子も多く、お互いに尊敬し合える環境だと思います。
初めから英語が出来る人ばかりではないので、積極的にコミュニケーションを取ることがとても大切だと学びました。講義や先生からだけではなくて、友達から学ぶことも多いです。
具体的にどのような授業があるんですか?
英作文や英語教養といった授業があります。ディベートやプレゼンを全て英語でおこなうんです。
特に面白かったのは、今年の春学期に履修した英語教養の授業で、自分たちで会社を作り人材募集までおこなったものです。
私のクラスは24人いるのですが4人ごとにランダムにグループ分けをされて、そこから会社を作り、環境に優しい製品を作ってその製品のCMを作り、プレゼンをおこない、人材募集の採用情報も自分たちで決めます。
その後、最終的に同じクラスの子たちが何人私たちの会社に応募してくれたかで評価が決まる、というものでした。
その間のやり取りは全て英語ですし、何よりもアイディアが重視されたのでとてもワクワクしましたね。
私はCM担当だったのですが、何字くらいで流せば興味を持ってもらえるのかを考えたり、企業研究をしたり、将来役立ちそうなことばかりでとても楽しかったです!
広告に不動産に商社、興味ある業界がたくさん!
将来の夢はありますか?
今興味があるのは、広告業界・不動産業界・商社です。
広告業界は、授業でCMを作って、こうアピールすればいいんだとか、どう作ればこの年齢層に響く、という事を考えるのがすごく面白くて興味があります。見た人からリアクションがあるのも魅力的ですね。
不動産業界は、私はマンションを見ることがすごく好きで(笑)よくWebサイトでエリアや家賃の価格帯を指定してその場所のマンションを見ているので私に合っているかなと思っています。住んでいる町ってすごく大切で、家でその人や家族の関係が変わることもあると思うんです。
東京オリンピックもあるので、不動産業界に身を置いて、街作りや雰囲気作りに貢献したいなという思いがあります。
商社は、英語が使えるところと、日本から何かを提供したり提供してもらったりのやり取りが面白そうだと思っています。
「英語が公用語でない場所に行くこともあるけれど、仕事に対する思いでコミュニケーションを取ったりその国の国民性を考えながら働くことが大切だ」という話を会社の説明会で伺い、楽しそうな仕事だなと感じました。
どの職業に就くにしても、バリバリ働いていきたいです!
将来こんな人間になりたい、というビジョンはありますか?
仕事面でいうと、使える後輩になりたいです。「この子に頼めば大丈夫」と思ってもらいたいです。
逆に自分が先輩になったら、「この先輩となら楽しく仕事が出来そう」と思ってもらえるように仕事をしていたいです。つまり、先輩からも後輩からも尊敬される人になりたいです!
人間としての目標でいうと、結婚しても自立していきたいと思っています。結婚したからと言って家に籠るのではなく、社会に出て人と関わっていきたいです。
漠然としていますが、「自分でなければできない」というものが欲しいです。そう考えると、私は男性脳なのかな(笑)
美学生プロフィールProfile
担当カメラマン・インタビュアーCameraman & Interviewer
山本 貴一
美学生図鑑は人の“人生の転機”になれる場所。美学生図鑑を通じてモデルさんが新たなきっかけを掴めるように、スタッフが成長できるように、その後押しを頑張っていきます。
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