美学生インタビューInterview
応用の利く学びを
近畿大学の国際経済学科に入った理由は何ですか?
総合大学に入りたいという思いがあり、高校の推薦で近畿大学を選びました。国際経済学科を選んだのは、色々と応用の利きそうな分野であったことと、英語もしっかり学べる環境だと思ったからです。授業では外国語をはじめ、世界各国の経済や多国籍企業などについて勉強しています。2回生の春休みには大学のプログラムでオーストラリアの大学へ留学しました。一ヶ月の間、快適な環境で各国の留学生と一緒に英語の勉強をしました。
”おもてなし”の仕事がしたい
これから就職活動が始まりますが、希望するお仕事はありますか?
今一番興味があるのは、ホテルのコンシェルジュです。私の実家が串カツ屋をしているのですが、そこに来たホテルの経営者のお客さんからホテル設立の裏話を色々聞いて大きな刺激を受けました。もともと接客するのが好きな私にとって、高級ホテルの中で色々なおもてなしを企画して来てくれたお客さんの思い出作りのお手伝いができるコンシェルジュという職業はとても魅力を感じるものでした。ただ、実家の串カツ屋の仕事が大好きで、進路を少し迷っています。一年前からお母さんが始めたお店なんですが、会計勘定したり原価やメニュー価格を考えたりと、その運営に私も大きく関わって頑張ってきたので非常に強い愛着を感じています。なので串カツ屋を継ぐという選択肢も考えているんですが、一度は社会に出ておくべきかなとも考えていて…結局まだ結論は出せていないですね(汗) あ、京都の伏見で「楽呑楽食 都」という名前で美味しい料理を出しているので、もし良かったら食べに来て下さい♪
大好きな母を目指して
憧れの人が「お母さん」とのことですが、どんな人なんですか?
お母さんは「自分」というものを強く持っている人ですね。私は小・中学時代に体育会系のクラブに所属していたこともあり、結構誰とでも喋る事ができますし、言いたい事を何でも言える性格です。ただ、私の思考はどこか周りの影響を受けていて、確固たる「自分」の意思を持っていないと感じることがあります。その点、お母さんは自分の意思を強く持っていて、一度決めたことは曲げないし、「強い意思を持って臨めば物事は思い通りに叶えられる」とよく言っていました。
そんな強くて賢いお母さんですが、結構天然なところもあって、お店の中でいつも笑わせてもらっています。いつか、もっと強く自分の意思を持って、お母さんみたいな素敵な女性になりたいです。