5歳から続けているダンス活動
小さい頃からバレエをやっていたそうですね!
はい、5歳から大学に入るまでクラシックバレエを続けていました。
長い間続けてきたんですね。稲葉さんにとって「バレエの魅力」とは何でしょう?
“チームプレー”と“ストーリー性”ですね。よくバレエは個人プレーが中心だと思われがちなんですが、そんなことありません。主役となる人がいて、それを引き立てる脇役がいて…それぞれが与えられた役割を考えながら一つのストーリーを生み出すのがバレエなんです。なので、発表会等があれば半年前からしっかり準備をして臨みます。
なるほど。大学でバレエを続ける選択はなかったんですか?
正直、迷いはありました。ですが、受験勉強のタイミングで一回休んでいたし、バレエを続けるとなると地元・千葉のバレエ教室にそのまま通うことになります。大学に行きながら続けるとなると、相当時間が限られてくることもあり、大学に入るタイミングでやめる決意をしました。
大学では今、何かサークル活動などはしていますか?
ダンスサークルに入って、girls hip-hopというジャンルのダンスを踊っています。高校の先輩がそのサークルに入っていたことがきっかけで新歓イベントに行き、入ることを決めました。野球サークルのマネージャーなどもしていたんですが、性格的に大学生活をずっと人に尽くすことに耐えられないと思ったのでダンスサークルに打ち込むことにしました。あと、バレエが基本的に女子だけの環境だったので、男子と何かを一緒にするということに抵抗があったということもありますね(笑)なのでダンスサークルも女子だけのところを選びました。
この二年間のダンスサークルでの活動を振り返ってみてどうですか?
バレエとはまた違った面白さがあって楽しいです!毎年、早稲田祭のステージ・単独ライブに向けて夏休みぐらいから20〜30人くらいのグループになって作品を作り上げます。曲決めから細かいダンスの構成まで全てを自分たちで一から作り上げるのは初めての経験で楽しかったです。大好きな先輩たちが引退したのは残念ですが、新しく入ってくれた後輩と良いサークルにしていければいいなと思っています。
ミスコンとは違う、ワセコレ
ワセコレ(Waseda Collection…早稲田大学最大規模のファッションショー)への出演、お疲れ様でした!
ありがとうございます!ずごく楽しかったです!
そもそも、ワセコレにはどういった経緯で出演することになったんですか?
ダンスサークルの同期に勧められたことがきっかけです。その同期がワセコレを運営する「わせプロ」という団体に所属していて、そのつながりで話が舞い込んできました。
出演を決めた理由みたいなのはあったんですか?
たぶん、“ミスコン”などではなく、“ワセコレ”だったからこそ出演することを決めたと思います。私のイメージでは、他大のミスコンはいっぱい写真を撮られ、多くのメディアに登場するイメージがあります。写真嫌いの私にとって、そのような活動をやるんだったら、おそらく出演を躊躇していたと思います。でも、ワセコレは早稲田祭で行われるステージが主な活動です。もともとダンスをしていたこともあり、人前に立って自分を表現する事に抵抗はなかったので出演を決めました。(と思って引き受けたのですが、実際は写真撮影も結構頻繁にありました。笑)