美学生インタビューInterview
シドニーへ短期留学
去年の夏にシドニーにボランティアに行かれたそうですね。
はい。現地の幼稚園の先生のアシスタントをするボランティアに行きました。どうしてボランティアに行こうと思ったんですか?
幼稚園を選んだのは、子どもが好きだったからです。留学を決めた理由は、現地で生の英語に触れたかったからです。そして最大の理由が、3年生になり就活を控える中で、社会に出て人の役に立つ経験が自分に必要だと思ったからです。というのも、大学1、2年生の時はただ漠然と大学生活を過ごしていました。逆に周りの友達は部活に打ち込んだりサークルに打ち込んだりと、私から見たらとても輝いて見えました。だから、自分の身になる経験をして自分に自信を持ちたいと思い、留学することを決意しました。留学中、印象に残っていること・嬉しかったことなどはありますか?
ステイ先のマザーの方が、夜中にお菓子を部屋に持ってきてくれたことです。現地に着いた当初、マザーの方はどこかビジネス的というか、私に対して距離を置いていました。言葉の壁がある中で、異国の地で生活するだけでとても大変なのに、マザーの方と上手くコミュニケーションが取れないというのはとても不安でした。でも、頼れる人が近くにいないので自力で何とかするしかありませんでした。そこで、自分からマザーの方と買い物に行ったり料理をしたりと積極的にコミュニケーションを取るようにしました。そういったことを繰り返していると、ある日突然部屋にお菓子を持ってきてくれて「一緒に食べよう。」って言ってくれたんです!その瞬間、自分の努力が実ったというか、マザーとものすごく距離が縮まった気がして嬉しかったです!ただ憧れるのではなく「私もやってみたい」
ミスコンにはどうして挑戦しようと思ったんですか?
上に挙げた理由と重なるのですが、自分に自信をつけたかったからです。大学入学前まではダンスに打ち込んでいたのですが、大学入学後はある程度の期間をかけて何か一つのことに取り組んだことはありませんでした。なので、「大学生活はこれに打ち込んだ!」と言えるものが欲しくて、ミスコンに挑戦することにしました。そして、もう一つ理由があるのですが、それは“憧れ”です。私は中学で慶應に入ってから毎年、キラキラと輝いているミス慶應の皆さんを見て、ずっと憧れを抱いていました。大学生になって日吉でお披露目をしているところなどを間近で見て、とても感動したのを覚えています。候補者の方々は本当に堂々としていて、自分とは全く違う世界の人のものだと感じました。そんな中で一昨年、慶應コレクションという学生ファッションショーに参加させて頂いて同じく参加していた友達や先輩がミス慶應に出ていて頑張っている姿を近くで見て、ただ憧れるのではなく「私もやってみたい」という思いが生まれました。