美学生インタビューInterview
黒い着物、よく似合っていますね!今回の撮影はどうでしたか?
12月の京都ということで、撮影はかなーり寒かったですが(笑)、 そんな寒さを吹き飛ばすぐらい楽しい撮影でした!
特にカメラマンさんがとても優しくて良い方ばかりだったので、和気藹々とした雰囲気で撮影出来たと… 自己満足かもしれませんが、そう思っています★
大学では日本文学を学ばれていますね。堺さんにとって着物とは?
「日本の制服」だと感じてます。 昔より着る機会は減ったとはいえ、いざ着物を纏うと気持ちがシャキッとした気がします。
それは日本人全員が持つ感覚なのではないかと思ってます。 また、着る機会が多かれ少なかれ、着物を着ると日本人なんだなぁと実感します。
その点では学校指定の制服と同義ではないでしょうか?セーラー服着ると、JC・JKなんだー!って気がしますよね。あ、今はコスプレがあるか(笑)
新年あけましておめでとうございます。今年の抱負を教えてください。
「世界ではなく自分自身を征服せよ。」
あ、上の制服とかけてませんよ!(笑)
■着物紹介
【お召し付け下げ】
堺愛理さんに着て頂いた着物は昭和30年代に西陣で織られたもので、黒地のお召し(おめし)に色紙散しの柄です。お召しは先染めの糸に撚り(より)をかけて柄を織り出した着物。お振り(袖丈)が少し長めでお嬢さんのお出掛け着です。 帯は同時代の名古屋帯で狆(ちん=江戸時代、良家のお嬢さんに大ヒットした愛玩犬)の織り柄を選び、黒髪のボブヘアに合わせてモノトーンに赤を効かせたレトロモダンに仕上げました。
■撮影協力店紹介
京都市下京区にあるオリジナル木綿着物とリサイクル着物のショップ。リーズナブルなアンティーク着物から家庭で洗える自然素材の着物まで、普段使いで楽しめるアイテムを中心に多数の商品を取り揃える。また、着物や帯の買取や着付け教室、バックなどの小物の販売も行う。
敷居が高いと思われがちな着物。その中でも特に戦後の急速な生活様式の変化から置き去りにされてしまった「日常使いの着物」に注目し、日本の風土や日本人の体型に合った衣服をこれからの時代にも親しんでほしいというのがお店のコンセプト。
ユーザーの目線でコーディネートから着方、手入れの相談にも載っている。かつて普段使いされていた着物には、楽に、簡単に着る工夫がたくさんあり、それらを今によみがえらせて現代の暮らしの中で「使えるキモノ」を提供している。
店名の「彼方此方(おちこち)」とは古語で「あっち、こっち」という意味。遠いところや近いところ、未来や現在など“あちこち”からたくさんの着物と人が集い、和服の過去・現在・未来を繋いでいく。そんな願いが込められている。
お店の場所は地下鉄烏丸線四条駅と阪急河原町を繋ぐ東西地下道12番出口から徒歩およそ10分。仏光寺通りにある。
店名:彼方此方屋
代表:たなかきょうこ
住所:京都市下京区仏光寺通柳馬東入仏光寺東町112-1
電話:075-344-4566
営業時間:11:00~18:00
定休日:月曜日、第2火曜日
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