2025.02.21

川勝朗子(立命館大学)「人生を貫くのは“舞台芸術”への愛!笑顔きらめく第72代今宮戎神社福娘」

岡本 亜莉咲成城大学3年生

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美学生インタビューInterview

“宝塚”という夢に向かってひたむきに努力を重ねた6年間!

立命館大学に進学した理由を教えてください。

宝塚歌劇団にゆかりがあるからです。実は私、宝塚音楽学校の受験経験があるんです。そのため、大学進学は考えていなかったのですが、もし進むならどこがいいか調べた際に、宮本直美先生と土肥秀行先生の存在を知りました。

 

宮本先生は、専門である音楽社会学・文化研究学の一環として宝塚を研究されており、土肥先生はイタリア文学を専門とされています。イタリアについては、受験に向けたレッスンでイタリア歌曲を歌う機会が多く興味があったんです。お二人に惹かれて進学を決めました。

 

先生目当てで大学に入ったこともあり、入学後はお見かけするたびに「先生!」と声をかけては追いかけ回しています(笑)いつも大変よくしてくださり、本当に感謝しています。

先生方の素敵さまで伝わってきました!宝塚受験のきっかけは何だったんですか?

小学5年生の時にフジテレビの『SMAP×SMAP』を観たことです。宝塚歌劇団の100周年を記念して100名のタカラジェンヌがゲスト出演されていました。

 

その時感じた気持ちは、今振り返ってもうまく言語化できません……。ですが、とにかく直感的に惹かれました。宝塚を調べていくうちに自分もここを目指せると知り、受験のためのスクールに入ることを決意しました。そして中学1年生の時、初めて生で観劇したんです。舞台のエネルギーと美しさに圧倒され、「私も絶対ここに入る!」とより強く思いました。

運命的な出会いですね。宝塚はいつ受験したんですか?

高校生の時です。受験資格は中学3年から高校3年までの4年間ですが、中学3年の時は両親の勧めで高校受験に専念したため、私が挑戦したのは3回でした。

レッスンには週3〜5、受験期近くは週7で通い、バレエと声楽の練習に励んでいました。平日は学校が終わるとすぐに向かっていたので、移動時間を含めて毎日6時間ほどをレッスンと自主練習に充てていましたね。

 

当時は部活にも入っていませんでしたし、学校終わりに友達と遊びに行ったこともほとんどありませんでした。なので、生まれも育ちも関西なのに、初めてUSJに行ったのは大学生の時だったんです(笑)

計り知れない努力が伝わってきます……。受験はどのような経過をたどりましたか?

1回目の受験では2次審査まで、2・3回目の受験では最終審査まで進みました。

 

2回目の受験では番号がなく、大泣きしました。ですが、最後の受験は失望とともに、どこか解放されたような気持ちを感じたんです。食事や運動時間を制限し、6年間自分を追い込んでいたので、いつの間にか「受験が終わる日が来ること」自体が励みになっていたのかもしれません。冷静な気持ちで、静かに結果を受け止められました。

私が川勝さんの立場なら、悔しくて宝塚から距離を置きたくなりそうです。でも、決してそうではなかったんですね。

はい。小学5年生で宝塚に出会ってから、私の人生は舞台芸術を中心に動いていました。受験に費やした中学、高校時代を含めて「あの時の直感を信じてよかった」「宝塚と出会えてよかった」と心から思っていますし、今でも観劇しに劇場に足を運んでいます。

 

大学2年生の時には観光大使を務めさせていただいた市で、お仕事とは関係なく個人的な趣味として、舞台のボランティアに応募したこともあるんですよ。

「出来ることは何でもやりたい!」挑戦と学びに満ちた“東近江市レインボー大使”の活動

観光大使をしていたんですね。

はい!滋賀県東近江市のレインボー大使を務めさせていただきました。

応募した舞台は、聖徳太子薨去(こうきょ)1400年を記念して制作された創作ミュージカル『日出ずる国 厩戸の皇子(ひいずるくに うまやどのみこ)』です。どうしても携わりたく、演出助手やボランティア、PRなど、出来ることは何でもやりたい一心で応募しました。

観光大使に応募したのはどうしてですか?

幼い頃から東近江市にご縁を感じていたからです。東近江市は中国・湖南省常徳市(じょうとくし)と友好都市関係を結んでいるのですが、常徳市は母の出身地なんです。そのため、母が通訳として仕事をしていた時期があり、一緒に訪れる機会がありました。東近江市には特別な思いがあります。

素敵な繋がりですね。実際にはどのような活動をしていたんですか?

観光PRイベントに参加するほか、東近江市のラジオ局「ラジオスイート」や東近江エリアのケーブルテレビ「東近江スマイルネット」に隔週で出演し、観光情報を紹介させていただきました。観光案内のチラシやパンフレットの作成に向けてイベントにいち早く参加させていただく機会もありましたね。

印象的な思い出はありますか?

創作ミュージカルでの出来事です。本番は裏方として参加していたのですが、入場やチケットの発券に時間がかかり「マイクで場をつないでほしい」と急遽声をかけていただいたんです。

 

公演は2日間にわたり、初日は用意していただいた原稿に沿いながら「そろそろ皆様お揃いでしょうか? 席に向かう際は、焦らずゆっくりお進みくださいね。」と実況を交えて進行しました。ご挨拶にいらした市長が時間を調整してくださったことにも、とても助けられました。

2日目は「昨日も観に来てくださった方はいらっしゃいますか?」と客席に問いかけたり、「東近江市の観光大使を務めています!」と自己紹介を交えたりしながら場をつなぎました。市のPRにも繋げられるように「東近江市では他にも聖徳太子に関連するイベントを数多く開催しています。興味を持ってくださった方はぜひまたいらしてください!」などと夢中でお話しましたね。

急な対応だったのに、素晴らしいですね!

とんでもないです!もしかすると「ラジオスイート」でフリートークをさせていただいた経験が活きたのかもしれません。「この時期ならこのイベントをPRしたいな。そのためにはどんな話をしよう?」とあらかじめ観光情報を調べる習慣がついていたんです。最後の放送が終わった後、観光協会の職員の方に「最初はあんなにたどたどしかったのにね。」と声をかけていただいたことも大切な思い出ですね。

 

また、ミュージカルでの出来事がきっかけで素敵な出会いもありました。

どんな出会いですか?

公式カメラマンとして参加されていた方とのご縁です。その方は私の写真まで撮影してくださっていて、後日、写真送付のためご連絡いただき、それをきっかけにプライベートでも撮影していただくようになったんです。

その方が普段撮影されていた方が、今宮戎神社の福娘に選ばれたらしく「福娘、応募してみたらいいやん!」と私にも勧めてくださいました。

 

福娘の存在はもちろん存じ上げていたものの、倍率が高いことや活動内容をあまり把握していなかったことから、応募には至っていませんでした。ですが、その言葉に背中を押され応募した結果、大学3年生の時に福娘に選んでいただくことができたんです。

最終日は寝坊からスタート!?人の温もりに包まれた“今宮戎福娘”の3日間

福娘のご奉仕で印象に残った出来事はありますか?

……最終日に寝坊してしまったことです(泣)

え!?意外なエピソードです(笑)

私、本当にポンコツなんです!(笑)模試で受験に必要のない科目まで受けたり、アルバイトの予定をカレンダーに登録し忘れて当日欠勤しそうになったり……そんなことが日常茶飯事です。この日も最終的には間に合いましたが、ご迷惑をおかけしてしまいました(泣)

 

十日戎のご奉仕は3日間で、1日目と2日目はご挨拶回りがあり、朝4時半起きで神社に集合しました。3日目は少し遅めの6時前起床でよかったのですが、連日の3〜4時間睡眠で疲れがたまっていたせいか、 目覚ましを知らないうちに止めてしまっていたんです……(泣)

 

着付けを担当してくださっていた先生とはホテルのロビーで待ち合わせをしていたのですが、約束の時間になっても私が降りてこない。さすがにおかしいと思った先生が電話をかけてくださったのが、7時3分。その電話で目を覚まし、時計を見て絶望しました……。本来なら着付けもヘアセットも終わっている時間だったんです!慌てて寝起きそのまま飛び出しました。

 

その先生は美容師免許も持っていた着付け師さんだったので「大丈夫、20分で終わらせるから!」とヘアセットまで含め、超特急で仕上げてくださいました。その後、すぐにタクシーを呼び「神社までできるだけ飛ばしてください!」とお願いしました。ですが、交通規制で神社の近くまで行けず、 少し手前の道路で下車しダッシュして、最終的に15分前に到着しました。あの焦りは、もう二度と味わいたくありません……(泣)

大変でしたね……!ご奉仕はどうでしたか?

とても濃い3日間でした。「参拝者の皆様に福をお届けできたかも」と思うと心がほかほかします。ですが、実際には私の方が皆様からたくさん励ましていただき、福を頂いてしまいました。

 

福娘の同期とは過ごした時間こそ短かったものの、とても仲良くなれました。今でもご飯に行ったり、遊びに行く計画を立てたりするんですよ。ご奉仕を通じて一生の友達にまで出会えました。素敵な機会を頂けたことに心から感謝しています。

川勝さんはこの春、大学卒業ですね。これからどのような道に進むんですか?

舞台芸術関係の仕事をさせていただきます。国内最高峰の芸術に常に触れられることがすごく幸せです!

川勝さんの人生は、ずっと舞台芸術とともにあるんですね。

はい。舞台を通して普段の生活では出会えないような方々とのご縁が生まれ、貴重な経験をたくさんさせていただきました。舞台芸術が大好きですし、挑戦したことの全てが私の糧です!



美学生プロフィールProfile

プロフィールphotos

川勝 朗子 (かわかつあきこ) 立命館大学 文学部人文学科4回生

>お仕事を依頼する
生年月日
2002年11月23日
出身地
滋賀県
憧れの人
チャームポイント
大きな手!
性格を一言で表すと?
初志貫徹
異性を落とすコツは?
目を見ること……?
主な活動
第72代今宮戎神社福娘 / 2022年度東近江市レインボー大使 / 懐石料理店・スムージー屋さんでのアルバイト

担当カメラマン・インタビュアーCameraman & Interviewer

成子 栞里

モデルさんのお人柄や雰囲気を読者の方に伝えられる記事が書きたいです。その人にしかない魅力に気付けるよう、引き出せるよう頑張ります!

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