美学生インタビューInterview
「晒されるくらいなら自分から発信したい」 配信イベントでは全国2位の快挙
國學院Contestに応募しようと思った理由を教えてください。
1年生の時にコンテストの運営の方から出てみないかってお誘いをいただいたんです。その時はSNSに対してネガティブな感情を抱いていたのでお断りしたんですけど、ファイナリストの皆さんが活動に励む姿を見て「自分も新しいチャレンジをしたい」と思い、今年になって出場を決意しました。
SNSに対してネガティブな感情を抱いていたのは何故ですか?
過去にSNSでトラブルに遭ったことがあったからです。
実は私、高校時代にチアリーディング部に所属していて、甲子園の応援席で声援を送っていたんです。ところが、その様子がテレビに映って、話題のチアリーダーとしてSNSで拡散されてしまって……
それがどんどんエスカレートして、中学校を特定されたり、プライベートで使ってるSNSを晒されてしまったりして、自分だけじゃなく周りの人にも迷惑をかけてしまうような状況が大学に入学したあとまで続いたんですよね。
ごく少数の親しい友人限定で公開していたストーリーズまで晒されてしまって、それが友人によるものなのかアカウントの乗っ取りなのか原因はわからないんですけど、少し人間不信になってしまってSNSからも離れていきました。
そんな辛い経験をした中でコンテストに出るのは勇気のいることだったのではないですか?
一方的に晒し上げられてあれこれ言われるくらいなら、自分から発信をして、その言動を見てもらって評価されたいと思ったんです!
今年になって改めてコンテストの運営さんから声をかけていただいたので、思い切って出場することにしました。
強いですね……!活動が始まって数か月経ちましたが、印象に残っていることはありますか?
各大学のファイナリストが参加して競い合うミクチャの配信イベントです。未経験で何もわからない状態からスタートして、第1弾は48位、第2弾は7位、そして第3弾では全国2位で終えることができました!
第1弾から第2弾の順位の伸びがすごいですね!
第1弾は一番大事なスタートダッシュの時期と旅行が被ってしまって、 初日も40分くらいしか配信できなかったんです。学内でも4位という結果に終わってしまい、順位よりも自分の取り組みの甘さに苛立ちを覚えました。
例年、ミクチャで上位の人がグランプリになる傾向が強かったので、このまま配信を怠っていたら差が開いていく一方だと焦りを感じ、第2弾からは自分に喝を入れて、他の人の何倍も長く配信するようにしました。一日平均7時間はやっていたと思います。
配信内容も、可愛さや綺麗さだけを売っていたら埋もれてしまうと思ったので、自分にしかできないオリジナルの配信を企画してリスナーさんの目に留まるように工夫しました。
どんな配信をしていたんですか?
チアのコスチュームを着て配信したり、料理をしながら配信したり、体力に自信があるので筋トレ配信もしました。幅広い内容でリスナーさんを飽きさせない努力はしていましたね。それから、歌が得意なので朝までカラオケ配信をすることもありました。深夜に配信をする人が少なかったので、見つけてもらいやすかったのかもしれません。
努力と結果が結びついてどんどん順位がアップしていくことが嬉しかったですし、やり甲斐を感じました。
最終的には全国2位という素晴らしい結果でしたが、どのような感想を持ちましたか?
上位入賞を狙って、目標だったファッション雑誌『Ray』の誌面掲載という特典をゲットできたのももちろん嬉しかったです。ただそれ以上に、自分の努力だったり内面的な部分を評価してもらえて、結果としてファンの方に恩返しできたこと、そしてリアルタイムでファンの方々とお話しできたことでより絆や団結力が深まったり、色々な配者さんとも繋がれてミクチャでしか出会えなかった出会いに恵まれたことも嬉しかったです。
それに、配信イベントで2位という結果を出せたことが自信に繋がって、今まで口にすることに抵抗や不安があった「グランプリを獲ります!」という気持ちを公言できるようになりました。言葉だけではなくて行動でもグランプリを目指すために絶やさず努力をしていきたいです!
フィナーレまで残りわずかとなりました。意気込みを聞かせてください。
フィナーレでは、2週間毎日練習してきた自己PRやマネージャーさん力作の個人PVなど見どころがたくさんあります。個人スピーチは3分間という限られた時間ではありますが、皆さんに最大限の感謝を伝えられるようにこの1か月間ずっと考え、毎日泣きながら練習を重ねてきました。
ファンの方々やマネージャーさん、友人、家族、さまざまな人たちが私のためにたくさん時間を割いて私と向き合い、一緒にグランプリを目指してくれました。皆さんに結果として恩返しできるように、そしてコンテストの集大成をお届けできるように頑張ります!
ESSに入って「英語を気軽に使っていいんだ」と思えるようになりました
大学生活で力を入れていることを教えてください。
國學院大學英会話研究会(ESS)の活動です。
ESSというと堅苦しいイメージを持っている人もいるかもしれませんが、國學院のESSは「みんなで英語を気軽に楽しむ!」を活動理念に掲げていて、カジュアルに英語に触れられるところに惹かれて入部しました。今は幹部の一員として企画と広報を担当しています。
英語が好きなんですね!
高校生の頃から英語を使った職業に憧れていて、文学部の外国語文化学科に進学したのもそれがきっかけでした。また、海外旅行が好きなので、英語を使いこなしながら旅行を楽しんでみたいという思いもありました。
ESSでは具体的にどんな活動をしているんですか?
英語を使ってゲームや日常会話を楽しんだり、他大学のESSのメンバーとディスカッションをしたりします。例えば、以前参加したディスカッションでは、最近流行っているアプリなど身近な話題について英語で意見交換をしました。他にもハロウィンやクリスマスなど季節ごとに自分たちでイベントを企画してメンバー間の交流を深めています。
活動する中で英会話力は向上しましたか?
能力が向上したかはわかりませんが、「もっと気軽に英語を使っていいんだ!」と思えるようになったのは大きな変化だなと感じます。入部以前は英語を実践的に使う機会が少なかったですし、海外旅行もジェスチャーやノリで乗り切っていた部分がありました。ESSに入って最初にディスカッションに加わった時は「なんて所に来てしまったんだ……!」と思ったこともありましたが、がむしゃらに喋っていくうちに英語で話すことへの抵抗感がなくなりましたね。
英語を活かした職業に憧れがあったとのことですが、その気持ちは今も変わりませんか?
高校生の頃はキャビンアテンダントに憧れていましたが、今は幅広く将来の選択肢を見ています。
正直、こういったコンテストに出る人って、夢を叶える足がかりにしたいとか自分の知名度を上げたいとか、何かしらの目的を持って出場している人が多いと思うんです。でも、私はこれという夢もないままここまで進んできてしまったんですよね。
最近は、「こんなにたくさんのファンの人がついてくれたのに、将来、表舞台に立つ仕事に就かないのは申し訳ないな」という気持ちが出てきました。自分でも勿体ないなと思うし、“何か”にならなくちゃいけないのかなって……。
べつにそんなことはないですよ。ただ、お綺麗ですし話上手なので、アナウンサーとか目指せそうですよね。
ありがとうございます。アナウンサーは素敵なお仕事だと思いますし、選択肢の一つとして考えたいと思います。ただ、今はまだ「アナウンススクールに通おう」とかそこまで行動に移せるほど自分の中で熱が高まっていないのが正直なところです。まずは自分が覚悟を持って本気で目指したいと思えるものを見つけることからスタートしたいです。
美学生プロフィールProfile
小林 綺羽 (こばやしあやね) 國學院大學 文学部外国語文化学科2年生
>お仕事を依頼する- 生年月日
- 2004年4月16日
- 出身地
- 茨城県
- 憧れの人
- 宇垣美里さん
- チャームポイント
- 鼻・横顔
- 性格を一言で表すと?
- 天真爛漫
- 異性を落とすコツは?
- ご飯を食べる姿?
- 主な活動
- 國學院contest2024ファイナリスト(Entry No.5) / 英会話研究サークル / ダンスサークル
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