美学生インタビューInterview
幼い頃から興味を抱いていた美術を学んでいます
実践女子大学に進学した理由を教えてください。
地方の大学よりコミュニティーが広がるのではないかなと思い、漠然と東京の大学に進学したいと思っていました。また、私は女子大に入学したいと考えていたので、受験をする時から女子大に絞って大学選びをしました。
実際に女子大に通ってみてどうですか?
女子大に通う一番の魅力は、大学側の手厚いサポートを受けることができることだと思います。実践女子大学は小さな大学で、授業も少人数制なので、親身になって見てくださる先生が多いなという印象です。また、友達との距離が近くて、キャンパスが違う友達とも部活で出会うことができ、交友関係を深めやすいです。
文学部の美学美術史学科を専攻したきっかけは何ですか?
中学校の夏休みの課題で、美術館に展示してある絵を見て感想を書くというものがあったのですが、このような課題がもともと好きでした。また、母が絵を見ることが好きで、幼い頃から美術館に行く機会が多かったこともあって美術に興味を持ち、大学で学びたいと考えるようになりました。
美術史学科ではどのようなことを学んでいるんですか?
美術論や絵画の歴史について学んでいます。授業の一環で美術館に行くこともあるんです!休日に同じ大学の友達と美術館に足を運んで、様々な作品の鑑賞もしています。
好きな作品はありますか?
メアリー・カサットという女性画家が好きです!春から西洋近代美術史を学ぶゼミに所属するので、メアリー・カサットについて研究したいなと考えています。
様々な工夫を重ね、ミス実践準グランプリを獲得!
これまでの大学生活で大変だったことは何ですか?
ミス実践コンテストの活動と部活動の両立が一番大変でした。当時はとても忙しく、目の前のことをこなすのに必死でした。でも、どんなに忙しくても「人との関わりを大切にする」ということは意識していました。
人との関わりを大切にするために具体的に取り組んでいたことは何ですか?
ミスコンに出場しているからといって部活動を休むことなく、部員のみんなとコミュニケーションをたくさん取ることを意識していました。また、ミスコン活動で出会った新たな人との繋がりや、毎日のSNS投稿を通して出会った人との繋がりを大切にしていました。
そもそもミスコンに出場したきっかけは何だったんですか?
広告研究部の方に声をかけていただいたことがきっかけです。コロナ禍ということもあって、自分が思い描いていた大学生活を送れていないことに物足りなさを感じていました。ミスコンに挑戦して自信を付けることができたら充実した大学生活を送れるのかなと思い、出場することを決めました。
ミスコンに出場できると分かった時の心境はどうでしたか?
もともとミスコンを見ることが好きでキラキラしたイメージを持っていました。不安ももちろんあったのですが、楽しみやこれからやっていこうという気持ちが強かったです!
実際に活動してみてどうでしたか?
出場者の方々は、個性があって自分の意志を持っている方が多いなと感じました。自分を変えたいという気持ちを持って出場している方がほとんどだと思うので、みんなで高め合うことや共感し合える部分が多かったように感じます。見習う部分がたくさんあったので、自分自身の成長にも繋がったように思います。
ミスコンの活動の中で大変だったことは何ですか?
SNSでの発信やライブ配信に一番苦労しました。目に見える目標や数字と向き合う日々を送ることになるので、どうすればフォロワーを増やすことができるか、配信での話題などを毎日模索しながら活動していました。
SNSやライブ配信で工夫したことはありますか?
SNSでは、目に留まる写真や投稿文を考えるよう意識していました。私は言葉をとても大切にしていたので、見てくださる方々に刺さるような、共感していただけるような言葉を投稿するように工夫していました。
ライブ配信では、遊びにきてくださる方の情報をインプットするよう心掛けていました。具体的には、お誕生日や住んでいる場所、趣味などを覚えていましたね。自分と共通している所があるとその話題で盛り上がることができたので、とても楽しい時間でした!
大変な中でも頑張ることができたのは何故でしょう?
一番は、自分がやると決めたことは最後まで手を抜かずにやり遂げたいという気持ちが大きかったことです。また、目標を達成することができたらSNSを通して自分のことのように喜んでくれる方もいて、今までなかったたくさんの繋がりに勇気づけられていました!
準グランプリに決まった時の心境はどうでしたか?
長いようであっという間だった約4か月間の思い出がよみがえってきて、感謝の気持ちでいっぱいになりました。当日は家族や友達など身近で応援してくれていた人たちが来てくれていて、「お疲れ様!」と言ってもらえた時は達成感を感じることができて嬉しかったです。
ミスコンを通して、最も成長したなと感じる所は何ですか?
人前で話すことへの苦手意識が減り、以前よりも堂々といられることが多くなったように思います。ミスコンを通して配信活動や被写体で撮影をしていただく機会が増え、年齢や性別を問わず幅広い方の価値観に触れたりコミュニケーションを重ねていく中で、以前よりも話すことが好きになったと思います!
出場してみて感じる、ミスコンの魅力は何でしょうか?
ミスコンに出場したことで視野が広がり、自分自身を変えることができました。大きな挑戦だったなと改めて感じます。また、ライブ配信で目標達成すると様々な特典が貰えるんです。その特典を通してたくさんの経験をすることができたので、夢が詰まっているなと感じました!また、ミスコン出場者だけでなく配信者の方との繋がりがあったりと、刺激的で視野が広がる経験はすごく魅力的だなと思います!
よさこいを通して人との繋がりを広げることができました!
よさこい部に所属していたんですよね?
そうなんです!現在は引退しているのですが、大学1年生から3年生の夏まで所属して週に2、3回の頻度で活動していました。
よさこい部に入部したきっかけを教えてください。
オンラインでの新入生歓迎会の時に一番魅力的に感じたんです!実践女子大学のよさこい部は、衣装や振付を一から自分たちで考えているんです。何もないところから物を制作するということをこれまでの人生で経験したことがなかったので、やりがいがあるだろうなと思い入部を決めました。
一から自分たちで作り上げるということですが、どのように作品を作るのですか?
衣装や曲、振り付けなどそれぞれに役職があって、各担当が作ったものを最後に一つの作品にまとめて創り上げるという形です。私は「練練スタ」という練習を取りまとめる役職についていました。
練スタをする上で大変だったことは何ですか?
最初は人前に出たりリーダーシップを取ることに苦手意識があったので、部員に上手く支持を出すことができず苦労しました。でも、部員のみんながとても協力的で、たくさんのサポートをしてくれたおかげで成長することができたように思います。
よさこいは動きが揃っているイメージがあるのですが、全員で団結するために意識していたことはありますか?
部員と意見を出し合うことを大切にしていました。約40人が所属している部活なので、意見がぶつかることもありました。でも、自分の意見を発言することでお互いに分かり合うことや絆を深めることができたと思います!
よさこい部で最も思い出に残っている活動を教えてください。
3年生の6月に初めて遠征に行った北海道ソーランはとても印象に残っています!私たちの代はコロナ禍で遠征に行くことがなかなか出来なかったんです。北海道ソーランは、テレビで取り上げられるほど大きなお祭りなので、初めての遠征で大きな舞台に立てたことはとても思い出に残っています!
よさこいの魅力は何だと思いますか?
よさこいを通して人との関わりが広がることだと思います!他大学との交流もありましたし、よさこいを鑑賞することで刺激を受けていました!
北海道ソーランでは初期の頃に所属されていたOGの方とも出会うことができて、よさこいを通して世代の離れた方と繫がることができたのは良かったですね。
残りの大学生活の目標を教えてください。
3年間は部活動やミスコン活動で忙しい日々を送っていたので、4年生では海外旅行に行きたいです!自分自身の学問にも繫がる海外の美術館に行きたいです。具体的には、ルーブル美術館やメトロポリタン美術館など有名な美術館に行って様々な作品を鑑賞してみたいです!