美学生インタビューInterview
誰かの原動力になりたい
ミスキャンパス同志社2022に応募した理由を教えてください。
2つ理由があって、1つ目は自分の頑張ってる姿で誰かの頑張る原動力になりたいって思ったことです。
私は3回生になる時に1年間オーストラリアでワーキングホリデーをする予定だったんです。それがコロナでなくなってしまって、その間に何かに挑戦したいなと思っていた時に学生のファッションショーに参加したんですよね。
それを見た周りの友達が「未夢の頑張っている姿から私も元気をもらえて頑張れる。」って言ってくれたんです。そんな風に誰かの頑張る力になれているのがすごく嬉しくて、ミスキャンだったらもっと注目されるだろうし、より多くの人に頑張るきっかけを与えられると思ったんです。今年のミス同志社のテーマが「繋ぐ、繋がる」なので、私もその頑張るきっかけというのを誰かに繋げていけたらいいなと思い応募を決めました。
2つ目の理由は、一人の女性としてもっと美しくなりたいなと思ったからです。それは見た目もなんですけど、内面も磨きたいということです。ミスキャンは応援してくださる方がいてこそなので、その方たちに応援したいと思ってもらうためにも中身から綺麗になっていくことが大事だと思うし、内面を磨くきっかけになるんじゃないかと思って応募しました。
ファイナリストに選ばれた瞬間はどんな心境でしたか?
正直選ばれると思っていなかったのでびっくりでした。過去のファイナリストの方はさまざまな分野で活躍してらっしゃるので、自分が同じ立場に立てるか不安にもなったんです。
でも、他のファイナリストの子たちに会ったらすごい良い子ばかりだったのでこの仲間とだったらお互い刺激しあって頑張れそうだなって思って不安はなくなりました。
活動が始まる前に想像していたことと違ったことはありますか?
思った以上にSNS上での活動が多いです。応援してくださる方と直接会う機会というのは限られていて、でもその分離れた所に住んでいる人からも応援してもらえるっていうのはSNSの良いところだと思っています。
SNSで工夫していることはありますか?
私は見た目の印象からクールって思われがちなんですけど、実際の中身は全然違うのでキャプションなどで自分らしさや親近感を持っていただけるような話の内容を入れるようにしています。写真で伝えられることも限られているので、文章でカバーしようと思っています。最近はリール投稿にも挑戦していて、動画の方が声もわかるしまだまだ見せられていない自分を見てもらえると思うのでそういう面をもっと出していきたいです。
あと、自分のイメージを作りたくて飼っているインコをたびたび登場させて「私=鳥」と思ってもらえるように努力しています!
そういうのが愛着にも繋がるのかなって思うのでイメージ作りを大切にしています。
ファイナルイベントへの意気込みをお願いします!
自分の活動を見た人の原動力になりたいっていう当初の目標を達成するためにも私がまずは結果を形に残して示さないとと思っているので、SNSなどもっと活用してグランプリを狙いたいです!
同志社のミスキャンは他大学に比べても活動期間が5か月と長いので、ファイナルではそんな長期間応援してくれた人に今まで成長した自分を見せられるようにしたいです!
マルタ共和国に3か月間留学 新たな価値観との出会いも
3回生になる前にワーキングホリデーをしようと思っていたという話がありました。
はい。3回生になる前に1年間休学をしてオーストラリアに行く予定でした。だけど、ちょうどコロナが流行りだした2020年の春に出発予定だったんです。
出発の前日にエージェントから「今出国したとしても着陸できるかわからないし、入国できても2週間隔離は確実で自由に行動できるかもわからない。」って電話が来て、行ったところで何もできなかったら意味がないと思って泣く泣く断念して、3回生は普通に授業を受けました。
でも、海外に行くのを諦められなくて4回生になる前に休学して2021年の6月から9月までマルタ共和国に留学しました。
どうして海外に行きたかったんですか?
高校2年生の時にイギリスに1か月だけ留学したことがきっかけです。その時に英語を使って海外の人とコミュニケーションを取るのが楽しかったんですよね。英語がもっと話せたら色々な国の人と繋がっていけるのかなってその時に思って、海外に興味を持ち始めたんです。
この経験から大学生になったらもっと長い期間海外に行って色々な国の人と交流しようって思うようになりました。
オーストラリアに行けなくなったと連絡が来た時はどういう気持ちでしたか?
衝撃的すぎて何も考えられなかったです。でも、結果的にあの時よりもさらに感染状況が悪くなってしまったので、もし行っていたら大変なことになっていたんですよね。諦めたのが正解だったと思います。
でも、やっぱり海外への思いは捨てられなかったのでどっかのタイミングで絶対に行くぞという気持ちでいました。また、その1年間で時間が出来てファッションショーに参加もできたので結果的には良かったこともありましたね。
マルタ共和国を選んだ理由を教えてください。
英語圏に行きたくて、その中でカナダなどビザがいる国は時間がかかるし、隔離期間が長い国だとホテル代が必要なんです。すぐに入国できて隔離もない国はどこだろうっていう感じで消去法で選びました。
現地ではどのような生活を送っていたんですか?
もともと1人で行く予定だったのが妹も一緒に行くことになって、向こうの語学学校が用意したシェアハウスに住んでいました。キッチンなどが共同で、2人用の部屋がいくつかある寮みたいな所です。
最初の1か月はコロナの影響で対面授業が受けられなくてオンライン授業だったんです。他にも住んでいる子がいたんですけど、Wi-Fiがキッチンにしか通っていないのでみんなそこに集まって授業を受けているんです。違うレベルのクラスに通っている子もいるので話している内容も違ったりしていてなかなかカオスな状況でした(笑)
マルタ共和国ってどういう国なんですか?
地中海にある島国です。ビーチやバーがたくさんあるんですけど、小さな国なので3か月でビーチはほとんど行くことができました。
基本バス移動だったんですけど、時間だけじゃなくてルートも守られてなかったり、バスの運転手が事故を起こして相手の運転手と喧嘩したりしていて大変だったことも結構ありました。
最終のバスを逃して友達と3時間くらい歩いて帰ったこともあったし、スリにも2回遭ったんです。苦労したこともたくさんあったんですけど、全部が楽しかった思い出です。
改めてマルタ共和国への留学の感想を聞かせてください。
日本の当たり前は世界の当たり前じゃないし、まったく違う価値観を持った人がいるっていうのは新鮮でした。マルタ島にいると日本人も中国人も韓国人もアジア人としてまとめて見られるんです。そういうのって日本だったら絶対にないので不思議な感覚でした。
将来もっと色々な国に行きたいなと思いましたし、それこそ1人で世界一周とかするのも夢になりました。自分の知識と実際に目にする世界って全然違うなと思うし、現地に足を運んでそこの生活を感じたいなと思います。