美学生インタビューInterview
大好きな韓国アイドルのコピーダンスができる機会に再び出会えました
最近ハマっていることはありますか?
慶應義塾大学のNAVIというサークルでやっているK-POPのコピーダンスです。中学2年の頃、TTダンスが流行っていた時に見たTWICEが可愛すぎて、私もこんな風にキラキラしてみたいと思ったことがきっかけでコピーダンスを始めました。
アイドルを見て憧れる気持ちはすごく分かります(笑)ダンスの経験はあったんですか?
小学6年の時に習い事で1年間と、高校の頃に通っていたインターナショナルスクールでも今と似ているサークルに入って踊っていました。
すごく楽しかったものの、勉強との両立が厳しく1年で辞めてしまって心残りがあったので、大学に入って今のサークルを見つけた時は絶対に入るしかないという気持ちでした!
もう一度好きなことが出来る機会に巡り会えたんですね!サークルではどんな活動をしているんですか?
曲ごとに有志で集まって練習に取り組んでイベントで発表しています。人数制限をされるくらい人気で、1年生は100人、4学年合わせて300人ほど所属する大規模なサークルなんです。
TWICEなら9人、IVEなら6人などのように、踊る際のメンバーの数も、着用する衣装も可能な限り本人たちと一致させ、韓国アイドルの完全コピーを目指してパフォーマンスしています!
これまでどんなコピーダンスをしたんですか?
イベントには2回出演していて、1回目は6月末の1年生メインのイベントでIZ*ONEの『La Vie en Rose』という曲を踊りました。この曲は振りはあまり難しくない方なんですけど、12人という大人数でポジションの移動を正確に揃えていくのが難しかったです。
ちなみにポジションは希望が叶って推しのウォニョンちゃんの役になりセンターで踊ったので、めちゃくちゃ緊張したけど楽しかったです!
初のステージでセンターを務めたんですね!
2回目は8月末のイベントで、IVEの『ELEEN』、LE SSERAFIMの『Blue Flame』、Kep1erの『Up!』という3曲を披露しました。前回よりも慣れてリラックスできたし、3曲とも雰囲気が異なるものだったのでより楽しんで踊ることができました!
イベントで印象的だったことはありますか?
撮ってもらったステージ動画に「可愛い!」とか「すごい!」という声がたくさん入っていたことです(笑)歓声禁止だったのですが、温かい感想を動画越しに聞けて嬉しかったです。
あとは、『Up!』という曲を踊った9人が全員1年生で、ワイワイとした気の合う子たちだったので練習後もよくみんなでご飯を食べたりコンビニに寄ってアイスを食べたり、本番後も集まって打ち上げをしたりと楽しめたのが思い出です。
みんな仲が良くて楽しそうですね!
やっぱりK-POPという共通の趣味で盛り上がれるのは楽しいですね。普段から「新曲出るよね?」「今日の18時じゃない?」「あと5分じゃん!」などと言って練習中に一緒に動画を見たり、「今度のライブ一緒に行かない?」と誘い合ったりしています。
しかも、みんな美意識が高くてめちゃくちゃ可愛いんですよ!私が所属する経済学部は女の子がすごく少ない環境なので、このサークルに入って可愛い女の子たちがたくさんいることに感動しました(笑)
すごく充実してそうですね!次のイベントはいつなんですか?
次回は11月の三田祭(学園祭)で4曲披露します。
実はテニス、ゴルフ、国際交流のサークルにも入っていて三田祭前はかなり忙しいのですが、このうちの1曲のIVEの『LOVE DIVE』はずっとやりたかった曲で、しかも私がリーダーを務めることになったので特に頑張りたいです。
IVEはメンバー一人ひとりに踊り方の特徴があるので、その部分まで磨いて完成度を上げていきたいなと思います。
厳しい審査を通過し手にした「ミス・ユニバーシティ栃木代表」
堤さんは現在、ミス・ユニバーシティ栃木代表に選出されていますよね。
ベストオブミスという、ミス・ユニバーシティ、ミス・ユニバース・ジャパン、レディ・ユニバース・ジャパンという3つの大会の地方代表を選出する大会の栃木大会に出場し、ファイナリスト8人の中からミス・ユニバーシティ栃木代表として選出していただきました。今は9月26日に行われる日本大会に向けて活動に励んでいます。
出場しようと思ったきっかけは何だったんですか?
私の母の友人がベストオブミスのスポンサーの方で、昔から私のことをFacebookで見てくれていて声を掛けてくださったことがきっかけです。大学受験を終えて時間に余裕もあったし、面白そうだなと思ったのでわりとあっさりと出場を決めました。
ミスコンには以前から興味はあったんですか?
予備校で慶應義塾大学に合格したことを周りに伝えた時に、「ミス慶應に出てみなよ!」と言ってくれた子がいたこともあって意識はしていました。でも、大学のミスコンは2年生以上が出場するというイメージがあったので、せっかくだし、先に話を貰ったこっちで頑張ってみようかなと思ったんです。
ただ、出場が決まってから活動や審査が想像以上にガチガチなことを知って驚きました。
どんな感じなんですか?
ファイナリストに選ばれてからは、SNSの更新などはもちろん、ウォーキングやメイクなどのレッスンからごみ拾い活動まで、みんなで集まっておこな活動がたくさんあるんです。
OGが毎回その場にいたり、事務局の方がカメラを構えていたりしたことや、みんなが本気でグランプリを目指しているという空気に正直プレッシャーもありました。
それと審査項目は4つあって、一つは大会の公式のSNSアカウントでのいいね数によるもので、それ以外は本番の1分間のスピーチ審査、15cmくらいのピンヒールを履きドレスと水着の2種類を着て歩くウォーキング審査、質問内容に30秒以内で回答する質疑応答があります。
かなり本格的なんですね……!本番に向けて力を入れたことはありますか?
上手く話す練習をすることです。人前で話すことに慣れていなかったので、毎晩お風呂の中でOGの方から頂いた歴代の質問リストを見て1個ずつ答える練習をしていましたね。
大会本番はどうでしたか?
楽しいという気持ちは少ししか感じられず、とにかく緊張でいっぱいでした。どの瞬間でも常に、「やばい……。どうしよう……。」という感じで(笑)
特にウォーキング審査では、どうやって歩くんだろうと思うくらいの、ものすごくヒールの高い靴を履いて歩くので、コケたら終わりだ……と思い、不安と緊張感が増していました。
確かに高いヒールを履いて歩くなんてドキドキですね。話すことは上手くできましたか?
質疑応答では、「SDGsの17の目標のうち自身が最も貢献したいことは?」という質問をされたのですが、この内容は事前に想定して答えを用意していたのでなんとか大丈夫でした。
私は目標8の「働きがいも経済成長も」という項目を選び、「先進国と発展途上国との間の経済格差や日本の少子高齢化による経済衰退が進む中で、日本と世界の経済を繋ぐ架け橋となりこの問題に貢献したい」という回答をしました。
それとスピーチ審査では、以前に父親の仕事の影響で行った海外での生活で言語が分からずすごく苦労した経験を基に、「他人と比較して自分に自信を無くした経験があるので、同じ悩みを持つ人の力になりたい」というような話をしました。
緊張感が感じられないくらい堂々とした回答で流石ですね!栃木代表として選ばれた時の気持ちはどうでしたか?
活動中は体力的にも精神的にも厳しかったので報われたという気持ちで、選ばれた時はすごく嬉しかったですね。終わった瞬間はとにかく開放感がすごかったです(笑)
改めておめでとうございます。次はいよいよ日本大会ですね!
今回はファイナリスト全員が学生なので、前回よりもリラックスして自分らしく頑張れている気がします。
ただ、次の大会は本番の多数決で決まる1分間スピーチで勝ち残らないと次の審査であるドレスウォークに進めないという条件があるんです。なので残りの期間はスピーチはもちろん、SNSの更新やウォーキングなど全てのことに全力を注いでいきたいです。
そして、「萌ちゃんならいけるよ。大丈夫だよ!」、「何かあったらなんでも言ってね。」といつも温かい言葉で応援してくれる栃木の事務局の方の期待に応えるべく、良い所まで登り詰めたいです!