美学生インタビューInterview
浴衣撮影はミス慶應コンテストの活動で一番の思い出です!
今回の浴衣のポイントを教えてください!
朝顔模様が目に入って、直感で「可愛い!」って思ったんです。昨年、ミス慶應コンテストに出場していた期間に浴衣を着る機会があって、その時とは違う雰囲気の浴衣を選ぼうと思いつつ結局、昨年と同様白地のものを選んでしまいました(笑)
どの浴衣も可愛くて、レトロ柄のものやシックなものも迷いましたね。初めに良いなって思った浴衣をピックアップしていったら10着くらいあって、優柔不断なので決めるのに時間がかかってしまいました(笑)でも、直感を信じてこの浴衣を選びました。
帯も、いくつも試しましたよね!
はい!この帯は、実は赤と白のリバーシブルのものなんです。今回は白の方が正面になるように結んでいただきました。折り返し部分の赤が朝顔の色とリンクしていてお気に入りです!帯が淡い色味なので、全体が締まって見えるように、帯締めはパキッとした青のものを選びました。これも朝顔の色とリンクしていて可愛いです!
普段は水色の浴衣に髪型はアップスタイルを選ぶことが多いんですけど、先ほどもお話したように今回はいつもと違う雰囲気にしたくて、編み下ろしのヘアアレンジをしていただきました。
プライベートで浴衣を着ることはありますか?
地元の群馬県に高崎まつりや前橋まつりっていう結構大規模なお祭りがあるんですけど、中学生の時によく行っていました。おばあちゃんが着付けをしてくれて浴衣で行くこともありましたね。
その時に着ていた浴衣は、紺色を基調とした花火柄の物で、ミスコン期間の配信でも着ました!昨年の夏に帰省する機会があったんですけど、ちょうどそのときに配信期間がスタートしたので、実家から浴衣配信をしました。
浴衣配信はやっぱり評判が良いですか?
毎回配信のタイトルをつけるんですけど、タイトルに「浴衣配信」って書くと、配信を見に来てくださる方が増えるんですよ。普段と違う格好ということもあり、いつも見に来てくださった方も褒めてくれて、やっぱり浴衣効果すごいな〜と思いました(笑)
ミス・ミスター慶應のファイナリストで浴衣撮影もしていましたよね!
その時は本当に暑くて……。1人だったらしんどかったかもしれないんですけど、初めてみんなで集まれた機会だったので楽しめましたし、ミスコン期間で一番印象に残っている思い出です!
他のファイナリストに初めて会った時はどんな印象でしたか?
それまでは「画面の中の人」だったんですけど実際に会って、「うわ〜!実物だ!」ってふわふわしていました(笑)コロナ禍で思うように大学の友達と遊べていなかったこともあり、画面の中の人たちに会えたことがより非現実的に感じる日でした。
浴衣撮影のあと、予定が空いていたミスのみんなでご飯を食べに行ったんです。そこですごく盛り上がって一気に仲良くなりました。ミスコン期間が始まって少し経った頃で、それまでどんな活動をしていけばいいか、どんな配信をすればいいか右も左も分からないまま1人で模索していたんです。でも、みんな同じ状況だったみたいで、悩みの共有じゃないですけどたくさん話し合って打ち解けて、「これからみんなで頑張ろうね」という話をしていました。
ミス慶應、ミスオブミスでグランプリを受賞!家族にサプライズでプチ表彰式?!
ミス慶應コンテスト2021、MISS OF MISS CAMPUS QUEEN CONTEST 2022(日本一のミスキャンパスを決めるコンテスト。以下、ミスオブミス)でグランプリを受賞した石川さん。今、改めて振り返ってみてどうですか?
出場するからには絶対に最後までやり切りたいと思っていました。“逃げ”と言われてしまうかもしれませんが、私はミスコンの結果以上に、努力し続けること、やり切ることが重要だと考えていたんです。
私は人と競うことがあまり好きじゃないし、怖いし、評価されなくていいって思っていました。でも、小学生からスポーツをやっていたこともあって根底に負けず嫌い精神があるんです。例えば小学生の時は陸上をやっていたんですけど、陸上はタイムレースなので、その場のレースで勝てばいいわけではなくて、記録で勝たないといけないんですよ。だから「人に勝つ」というより「自分の記録に勝つ」っていうことに重きを置かれていたんですよね。
その負けず嫌い精神から、ミスコンに出場する資格をいただいたのに途中でやめるとか投げ出すとかは絶対に嫌で。他人に対して負けたくないという気持ち以上に、自分に対して負けたくないという気持ちが強いんだと実感しました。
“自分がどれだけ頑張るか”が大事だと思っていたので他のファイナリストと比較することはありませんでした。なので、結果の予想がまったくついていなかったんですよね。ミスコンが始まってすぐの時期は弱気な部分があったんですけど、終盤になって自分の中では精一杯頑張れたと納得していたので、ファイナルの日を迎えられたことに達成感を感じていました。
そんな中グランプリをいただけてすごく有難いことだな、と感じました。まさか自分の名前が呼ばれるなんて思ってもいなかったので……。もちろんグランプリは目指してはいましたけど、無謀な目標というか、現実味がなかったんですよね。
ミス慶應からミスオブミスまで少し期間が空いたと思いますが、その間はどのように過ごしていたんですか?
10月30日にミス慶應のファイナルを迎えて、ミスオブミスまで3、4か月空きました。ミスコン期間中は配信やSNSの投稿など、怒涛の日々を送っていたのでとにかく解放感がありましたね。すごく達成感を感じていたので、燃え尽き症候群みたいになってました(笑)
カメラマンの方に撮影してもらうのは好きなので続けていたんですけど、SNSに投稿するために自撮りをするとか友達に写真を撮ってもらうことががあまり好きじゃなかったので、ミスオブミスが始まるまではお休みして元の生活に戻れました。ミスコン期間は食事制限もしていたので、終わってから大好きなラーメンを爆食いできたのが嬉しかったです(笑)
ミスオブミスが始まり、再び忙しい日々を過ごしていたと思います。ミス慶應の時と比べて意気込みに変化はありましたか?
ミス慶應は長期戦だからグランプリという結果にこだわりすぎると辛くなってしまうかもしれない思って、結果より過程を大事に、とにかく自分なりに頑張っていたんです。でも、ミスオブミスは短期戦ということもありグランプリを獲るということを明確な目標として掲げていました。そのためにどうしたらいいかも考えながら活動していましたね。
配信は2日に1回、SNSの投稿は毎日していました。それとmystaというアプリでは、自作の動画を投稿していました。量より質にこだわっていたので動画作成には苦戦しましたし、結構時間をかけましたね。
忙しい日々ではあったんですけど、ミス慶應のファイナリストのみんなも応援してくれたんですよ。それがすごく力になってました。
ミスオブミスでグランプリに輝いた時のご家族の反応はどうでしたか?
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ミス慶應のファイナルはオンラインで結果発表だったんですけど、ミスオブミスは対面で授賞式が開催されて。お母さんは仕事の関係でどうしても来られなかったんですけど、一生に一度の機会だからってことでお父さんがわざわざ仕事の休みを取って群馬県から見に来てくれました!
お母さんは会場に行けなかったことに落ち込んでいたみたいで、後日、お母さんのためにサプライズで実家に帰ってプチ表彰式をやることにしたんです!結果発表から少し経ったある日、お父さんから「表彰式をもう一回、家でやりたいから帰ってきてほしい。」と言われて、お母さんには秘密でお父さんと弟とプチ表彰式を計画しました。
トロフィーとドレス、タスキをスーツケースに入れて群馬県に帰って、お母さんとおじいちゃんとおばあちゃんを呼んで。表彰式で着たドレスを着て、タスキをかけて、お母さんに花束をプレゼントしました!
素敵ですね!お母さんも、すごく喜んでくれたんじゃないですか?
泣いて喜んでくれました。いつもはお祝い事を盛大に祝わない石川家だけど、その時はご飯も花束も全部お父さんが用意してくれて、温かい家族だなと思いました。ミスオブミスの表彰式も、実家でのプチ表彰式もとても思い出に残っています!