美学生インタビューInterview
候補者唯一のショートカットが魅力です!
ミス青山に出場したきっかけを教えてください。
3年生で青学に編入してからオンライン授業ばかりで、思っていたような大学生活を送れていませんでした。せっかく青学生になったし、大学での思い出になるようなことをしたかったんです。
あとは、1年ほど前からサロンモデルの活動をしていて、写真を撮ってもらったり人前に出ることに興味を持っていたのきっかけです。
応募したのはいつ頃でしたか?
1か月近く募集期間がありましたが、結構悩んで締切の5日前とかに応募したと思います。昨年のミス青山のファンだったので、「自分があのステージを目指して大丈夫かな?」と不安で……。友達が励ましてくれて、応募を決めました。
ミスコンにはもともと興味があったんですね。
昨年準グランプリを受賞された新田さちかさんを応援していました!インスタグラムもフォローしているんですけど、ファッションやメイクなど色々な内容をオシャレに載せていて、本当に憧れです。
フォトブックも買って、手渡し会にも行きました。直接お会いした時は「実在したんだ、本当に輝いてる!」と思いました(笑)神々しかったです。
大ファンだったんですね!ミスコンの応募写真はどのような写真にしましたか?
昨年の秋か冬くらいにサロモの撮影で美容師さんに撮ってもらった写真です。応募した頃はあまり手元に自分の写真というものがなく、ある中からお気に入りの1枚を送りました。
ファイナリストになるまでに努力したことはありますか?
最終審査はドレスコードがあり、足や腕を出す服装でなければいけなかったので、肌が荒れないようにボディクリームを念入りに塗っていました。
メイクも変わりましたね。前は黒いアイライナーをがっつり塗っていたりして、あまり抜け感を意識していませんでした。最近は自然にまつ毛を長く見せたり、アイラインも長く引きすぎないようにしたり、しつこくないメイクを心がけています。
最終選考はどうでしたか?
2次審査まで通っていたから「もしかしたらファイナリストになれるかも」という期待が大きすぎて、かえってプレッシャーになっていました。
集団面接では質問されたことに挙手制で答えるのですが、どれくらい発言したらいいか分からないじゃないですか(笑)がつがつしていると思われるのも静かだと思われるのもマイナスなような……。
あ、でも「友達にどう思われていますか?」という質問に「高層ホテルの屋上でシャンパン飲んでそうって言われます。」と答えたのを覚えています(笑)最初の頃はそういうイメージを持たれがちなんですが、打ち解けてくると「ギャップがあるね。」「ふわふわした性格だね。」言われます(笑)
ギャップも魅力の一つですね!ファイナリストに決まった時はどんな心境でしたか?
純粋に嬉しいなと思いました。その時はまだ実感が湧かなくて、不安な気持ちもなかったですね。
嬉しさだけではなくなったのはお披露目されてからです。SNSは毎日投稿と言われて、「そんな毎日載せるほど写真ないよ……」と思っていました。友達に「私の写真撮って!」とか言えないですし(笑)
でも、周りも私がミスコンに出るとなってからは「写真撮ろうか?」と聞いてくれるようになりました。親切な友達に恵まれて良かったです。
実際に活動してみてどうですか?
主観と客観の意見って違うんだと実感しています。
SNSに載せる写真は最初は自分が良いと思った写真ばかりでしたが、最近は家族や友達に「どれが良いと思う?」と聞いて、自分では「え、これ?」と思ってもとりあえず載せています。
ファンの方の反応が明らかに変わるということはないですが、いつもと違うような雰囲気の写真でも評判が良いんだなと思います。最初の宣材写真を撮った時は自分の意見を結構主張していましたが、今はみんなの意見も取り入れて写真を選べるようになりました。
竹田さんのミスコンにおけるアピールポイントはどこですか?
ショートカットのヘアスタイルです!ミディアムから少しずつ短くして、去年の7月頃からはずっとショートにしています。
高校生の時にも短い時代があったのでショートにすることに抵抗はなかったですね。切った時も結構落ち着いていて、美容師さんに「こんなに切っちゃったけど大丈夫?」って言われたくらいです(笑)周りからも好評で、切って良かったと思います。
ファンの皆さんとSNSで交流してみてどうですか?
見た目だけじゃなくて、中身まで褒められたのが嬉しかったです。「前向きに健気に頑張っているね。」とメッセージをいただいたこともあります(笑)
友達が「私も今悩んでいるけれど、そふ綾が頑張っているのを見ると元気が貰えるよ!」と長文でDMをくれたのも本当に嬉しかったです。自分が誰かの原動力になれていると実感できる経験って、ミスコンに出ていなかったらなかったんじゃないかな?そういう意見をたくさんの人から送っていただけて、出場した甲斐がありました。
ミスコンの出場者が他大学も含めてたくさんいる中で、自分のことを応援してもらえるって本当にすごいことだと思います。忙しい中でもSNSをチェックしてメッセージをくれたり、配信に来てくれたり。ファンの方のおかげで「頑張りたい」という気持ちも大きくなっています。ミスコンが終わった後も表舞台に出るような活動をしていこうと考えているので、長く応援していただけると嬉しいです!
中高は演劇部!演じることをこれからも続けたい
ミスコンを大学の思い出にしたいとおっしゃっていましたが、中高での思い出ありますか?
中高と演劇部に所属していました。小学生からディズニー・チャンネルで『ハイスクール・ミュージカル』を観ていて、それを真似して踊ったり歌ったりしていたんです。作文にも「将来は女優になりたい」って書いてあったくらい演技に興味があって、人見知りながらも思い切って入部しました。
本格的に演劇に触れてみてどうでしたか?
中学は関東大会や全国大会に進むくらいの強豪で、練習も4時に朝練を始めて、放課後も20時までやるくらい厳しかったです。部員それぞれこだわりもあって、みんな意見は違うけど、舞台をより良くするという目的は同じだから割り切って頑張ろうって感じでしたね。
1年生の時に『ヤマタノオロチ外伝』という劇をやりました。音に合わせてクワで耕すシーンをみんなで動きを揃えたのがとにかく大変で……。少しズレただけでもやり直させられました。でも、先生が演劇経験のある上手な人で、実際に演じて見せてくれたのがありがたかったですね。
大道具など裏方仕事が中心でしたが、3年生の時にはヒロインを部内のオーディションで掴み取ったんです。セリフも多かったですが、早着替えが難しかったです。誰が手伝ってくれて、この服から脱いで、あそこから捌けてっていう一連の流れを10秒以内に終わらせる特訓をずっとしていました。
高校ではどうでしたか?
先輩にお願いされて、男役を演じたことがあります。高校生の時にショートカットにしたのもこのためでした。歩き方から練習したり、声のトーンを低くしたりするのが大変でしたね。特に高校ではセリフを英語で進行する演劇部だったので、余計に……。
言語を変えて演じるのは難しいですね。
そうなんです。でも、外国語科のある高校で、ALTの先生や帰国子女が多かったので、その人たちに発音を教えてもらってなんとかやっていました。部員全員英語が得意なわけではないので、最初は日本語で大体の感情や話しの流れをつかんでから英語に変えるって感じですね。役をいただくこともありましたが、演出の仕事も楽しかったです。
演出ってどんなことをするんですか?
映画から役やエピソードを足しつつ調整した台本を作って、配役を決めて、人や道具をどこに配置するかを考えて、演技の指導もします。舞台を作る最初から最後まで関わるので、大変な部分も多いですが、3人チームでやっていたのでなんとかなっていました。
今も演劇はやっているんですか?
サークルや劇団、事務所に所属しているわけではありませんが、ずっと興味は持っています。やっぱり舞台のことを考えたり、演じることが好きなんです。
ミスコン出場者はインフルエンサーやアナウンサーが多くて、演技の道に進んだ人は少ない方だとおもいますが、このミスコンをきっかけに、より本格的に挑戦してみたいです。舞台だけじゃなくて映像作品もやってみたいですね。
映像ですか!
私、声量がないことがずっと悩みなんです。中学高校時代はお腹に本をいっぱい積んで腹筋していたくらいで(笑)それくらい舞台では声量が重要視されるんです。大きな動きをしないと遠くの人まで見えづらいですし、意識することがとにかく多いんですよ。
映像だと日常の細かな仕草や微妙な表情が伝わりやすい気がします。舞台と表現が変わるから演じるのが面白そうです!舞台と映像では演じる側の意識も変わると思います。
これから演じてみたい役はありますか?
コメディとか、一風変わった役をやってみたいです!私がやった男役もクールなキャラだったので、もっと違う自分を演技を通じて表現してみたいですね。「意外だな」と言われるかもしれませんが、どんどん殻を破っていきたいです!