美学生インタビューInterview
病気を通して見えた将来の夢
将来の夢は何ですか?
社会福祉士になることです!
もともと医療や福祉に携わりたいという思いはあったんですが、決定的なきっかけとなったのは中学2年生のときです。
急に足が動かんくなって、原因不明で歩けなくなったんですよ。色々な病院を回ってやっと重度の足底腱膜炎って診断されました。
それからはずっと松葉杖とか車椅子の生活で、そんな中さらに大怪我もしちゃって手術もして……。
その入院先で社会福祉士の方と話す機会があって、ああ、こういう風に患者さんを支える職業もあるんやなぁって。肉体的に看護師や医師として働くのはもう無理だと諦めていた私が唯一、目指せると思ったのが社会福祉士でした。
足の病気は長引いたんですか?
はい。それまで中高一貫校に通っていたんですけど、高1の時に病気が悪化しちゃって体育中心の学校だったので体育に出られないだけで高2に上がられへんってなって学校辞めちゃったんですよ。
それはつらいですね。辞めてからどうしたんですか?
通信制の学校に通うことになりました。少し抵抗もあったんですけど、色々な事情がある子が集まる中で友達もたくさん出来て。
最初は自分の病気のことも転校先では全く話してなかったんですけど、話してくれることで勇気づけられるって言われるようになって、同じように足怪我して入院した子とも相談し合ったりもして、自分も支えられていたし相手のことも支えていたかもしれないです。
友達と話していくうちに自分の将来やりたいことが絞れてきて、社会福祉士の合格率の高い関西大学に進学することにしました。
今は足の状態はどうなんですか?
もう治ってきて半年に1回しか病院にいかなくていいようになりました。病気になった時はつらかったんですけど今はそれを乗り越えた自分すごいなって思います(笑)
ファンの人たちのあたたかさに救われました
フレッシュキャンパスコンテスト(新入生を対象としたミスコンテスト、以下「フレキャン」)に出場していましたよね。きっかけは?
友達に勧められてノリで応募しました(笑)勧められてから2か月くらい迷ったんですけれど、締め切りほんまにギリギリあと2日とかで応募しました。
フレキャンの活動の中で嬉しかったことはありますか?
私、あんまり他の人みたいにたくさんライブ配信するタイプじゃないし、自由人なんですよね。急に配信する日とかもあったりして、それでもファンの方は好きなようにして良いよ!って許容してくれて、それが嬉しかったです。
大学に行く前と後にライブ配信をすることが多かったんですけど、ファンの人たちが「いってらっしゃい!」「おかえり!」って言ってくださって、とてもあったかく感じました。
辛かったことや大変だったことは?
最初の頃に個人情報を探られたりしたことですね。「今日はどこのお店に行ったん?」みたいに聞いて私の住んでいるエリアを調べようとしてきたり、インスタグラムのプライベートアカウントも全部特定されたり、過激なことをされたのが結構つらかったです。
今は落ち着きましたか?
そうですね。特定されてしまったアカウントは仕方ないなと思ってそのままなんですけど、関西のフォロワーさんも結構多いので、「明日○○に行きます!」とか具体的な場所は言わないようにしています。
フレキャンに出場して成長したと思うことはありますか?
今まで自分に対して色々な意味で否定的だったんですけど、自分を知ってくださって、褒めてくださる人がいることで肯定できるようになりました。
あと、フレキャンに出る前はただ社会福祉士になりたいと思っていたんですけど、社会福祉士の資格を持ったタレントになったりしてメディアを通して発信していくってう形もいいなと思うようになりました。
これからの大学生活で挑戦したいことはありますか?
社会福祉士の資格だけじゃなく、秘書検定とか色彩検定とか資格をたくさん取りたいです!就活の時に何かと役に立つと思うので。
あと、どこかのファッション雑誌の読者モデルや専属モデルになりたいなって憧れてます! サロンモデルやってからそういった仕事がめっちゃ好きになって、自分が雑誌に出てるの見たら嬉しくなっちゃうんですよ!おばあちゃんとか近所の人に見せまくってます(笑)