美学生インタビューInterview
キャッチコピーは『セレブ読者モデル』
インターネットでお名前を検索したんですが、昔、芸能活動をしてたそうですね?
はい、小学4年から6年まで『ニコ☆プチ』というジュニアファッション誌のカリスマ読者モデルとして活動してました。
Wikipediaには「セレブ読者モデル」と書かれていましたが……
「セレブ読者モデル」っていうのは編集部の方が私につけてくださったキャッチコピーなんです。誌面に載るたびに「セレブ!」とか「セレカジ!」って書かれてました(笑)
実際に裕福な家庭だったんですか?
自分ではそんな風には思ってないんですけど……
実家の名古屋から撮影のために月に何回も親子で東京へ通っていたので出費は大きかったのではないかと思います。両親には本当に感謝しています。
すごいですね!誌面掲載の反響はどうでしたか?
ありがたいことに小学生ブログランキング1位になったこともありましたし、多いときには1記事につき100件くらいのコメントをいただくこともありました。
1記事100件!すごい人気ですね!
「憧れる!」とか「頑張って!」とか温かいコメントをたくさんいただいてたので毎日必死に更新を頑張っていました。ブログのネタのためにどこかに出かけたりすることもありましたね(笑)
反響はブログのコメントだけじゃなく、ファンレターもたくさんいただきました。
印象に残っているお手紙はありますか?
私が中学受験をすることを知ったファンの方々が送ってくださったお守り入りのファンレターです。
すっごく嬉しくて、受験の時に鞄や筆箱などに付けて「パワーをください!」ってお祈りしてました。いただいたファンレターは今でも大事に保管してます!
ベースボールメイツとして活動!
現在はどんな活動をしてますか?
大学1回生から3年間、中日ドラゴンズの本拠地ナゴヤドームで「ベースボールメイツ」というボールガールとして活動していました。
小さい頃から野球が好きで、大学に入ったら野球に関わることがしたかったんです。それで応募しました。
あれ?大学は京都ですよね?
学校には名古屋の自宅から新幹線で通ってるんです。
(それはまたセレブな……)ベースボールメイツの活動内容を教えてください。
試合で審判さんにボールを届けたり、ドラゴンズがホームランを打ったときにぬいぐるみを選手に渡したりすることが主な役目です。
試合以外でもドラゴンズのPR活動のためにテレビやラジオに出演することもあります。2年目からはリーダーを務めさせていただいて、色々な経験をさせてもらいました。
活動中、印象に残っていることはありますか?
2018年に平田良介選手が史上68人目のサイクル安打を達成した時は感動的でした!なかなか立ち会えない特別な瞬間に立ち会うことができて、花束を渡す時には私ももらい泣きしそうになりました。
それと、試合以外のことなんですが、読者モデル時代の私のことを知っている方が声をかけてきてくれたことがあって!ドラゴンズファンの若い女の子2人が「廣岡まりあちゃんですよね?当時ファンでした。また会えて嬉しいです!」って。
芸能活動してたのは数年だけだったしもう過去の栄光なんですけど、覚えてくれてたのは嬉しかったですね。
改めて3年間の活動を振り返って感想を聞かせてください。
実際に球場の中で働いたことで、普段私たちが楽しく観戦できるのはたくさんの方々のおかげだと知ることができました。試合運営をどれだけ多くの人が支えているのかを実感でき、改めて感謝の気持ちを持ちました。
また、ベースボールメイツの活動を通して球団職員さんや審判さん、観戦しに来てくださったお客さんなどさまざまな人たちとの出逢いがあったのも嬉しかったです。
2年目になると審判さんに顔を覚えてもらったり、皆さんに「まりあんぬ」って愛称で呼んでもらえるようになり、私もそれぞれの審判さんの特徴を掴んでテキパキと動けるようになっていきました。そういった人との関わりが楽しかったですね。