美学生インタビューInterview
SNSでのフォロワーさんとのやり取りがすごく楽しいんです!
ミスコン出場を意識し始めたきっかけは?
芸能のお仕事をすることを現実的に考え始めたのがきっかけです。
お芝居が好きで、1年生の時はたくさんオーディションを受けていました。でも何も結果が出ずに、2年生がスタートしたんです。もう芸能の道を目指すのは止めようと思っていたんですが、ある事務所から「レッスンを受けませんか?」と連絡をいただいて。その時は、所属していた青山祭実行委員会の活動があったので、青山祭が終わった去年の秋から養成所に通っています。
青学のミスコンに出場されたことをきっかけに芸能活動を始めた方も過去にいらしたので、私も将来の活動の幅を広げたいと思い、挑戦を決めました!
出場が決まった時の心境は?
ビックリしたし、信じられなかったです。
お披露目前に大学の食堂で「もうすぐミスコンだね!」という会話が聞こえてきた時に、めちゃめちゃ実感しました。「私、そんな注目されてるミスコンに出るんだな~」って(笑)
でも、もともと人前に立つことに抵抗はないし、自分を表現するのは好きなので活動を楽しみにしていました。
実際に活動を始めてみていかがですか?
SNSは結構苦戦しています。自分が考えるSNSの世界で求められているものが的を得ていないような気がして。でも、SNSは自分を表現する場所だから考えすぎなくてもいいのかなとも思うことも……。毎日試行錯誤しています。TwitterやInstagramなどの使い分けも、まだ上手くできていません。
ただ、フォロワーさんとの交流はとても楽しいです!特にInstagramのストーリーズでみなさんからの質問に答えるのが好きで、毎回うきうきしています。
みんなが普段どんなことを思って私の投稿を見てくれるのか分かるし、一人一人とちゃんと向き合えてる気がするんです。これからも、どうすれば自分の考えをより伝えることができるか考えて、コメントを返したいです。
フォロワーのみなさんを大切にしているんですね。
SNS上で発信したものに返信がくるっていうキャッチボールがすごく素敵だなと思います。私自身、発信したいことは山ほどありますが、発信するだけで終わってしまったらもったいないですよね。せっかく「ミス青山」の肩書きを使ってたくさんの人に見てもらえる機会をいただいたので、出会いを大切にしてます。
Twitterなどのコメントのお返事は一つ一つ考えて、一生懸命やってるつもりです。本選までの限られた時間でしかできないので、最後まで諦めずに続けたいですね。みなさんも、ぜひ投稿を見てコメントしてくれたら嬉しいです!
活動を通して、斎藤さん自身が得たいものはありますか?
自分の考えをきちんと相手に伝えるための表現方法を身に付けたいです。
お芝居をしていることもあって自分を表現することは好きなのですが、相手に届いている実感がなくて。お芝居のレッスンで、「伝えたい感情が相手にきちんと伝わらなければ意味がない」とよく言われるんです。その通りですし、ミスコンにも通じるところがあると思っていて。SNSの発信でも自分の発信がみなさんにどう受け取られているのか気にしています。
私は、ミスコンを「等身大の自分を発信する場」だと捉えているので、ありのままの自分をみなさんに伝えていきたいです。
本選への意気込みをお願いします!
応援してくださる人とミスコンを最後まで楽しみたいです!
アイドルを応援する感覚で見てくれる人も、大学生活の参考にしている高校生も、どんな人とも一緒に素敵な時間を過ごしたいですね。
それと、去年まで一緒に青山祭を作り上げてきた青山祭実行委員会のみんなへ感謝の気持ちを伝えたいです。私は活動から離れてしまっていますが、こうして別の形で青山祭へ向けて一緒に頑張れるのは嬉しくて!みんな働いているのでステージを見に来てくれることはないですが、青山祭を盛り上げる一員として私も頑張ります!
役にハマったとき、私の知らない私に出会えたような気がするんです
お芝居をしているそうですが、始めたきっかけは?
中学生の時に演劇部に入ったのがきっかけでお芝居が好きになりました。
もともと本を読んだり映画を見たり、「物語」という空間が好きだったんです。そのこともあって、職業としてお芝居をすることへの興味が年々膨らんでいきました。ただ、中学・高校とも芸能活動禁止だったので、お芝居のための具体的な行動を起こしたのは大学入学後です。
養成所ではどんなレッスンを受けているんですか?
台本をもらって演技することもありますし、シチュエーションだけを言われて即興芝居をすることもあります。2〜3ヶ月ごとに講師の先生が変わるので、色々な人に指導していただけるんです。ハリウッドで活躍していた方など、その道のプロの方に見ていただけるので本当に勉強になります!
部活でのお芝居と、養成所でのお芝居は違うんですか?
全然違います!
私が所属していた部活は、自分たちで舞台の全てを作るんです。台本作りから配役決めや演出、ステージの照明や音響など……。何でもやるので、演じている途中で「今の、もっとこういう演出の方が良くない?!」と修正することもあります。なので、かなり視野が広いです。
一方で、養成所は一俳優としてのスキルを育てることだけに特化しています。自分の芝居についてだけ評価されますし、俳優も芝居についてしか考えていません。これほどまでお芝居と向き合えるのは養成所ならではですし、その分、成長も感じます。
どちらにも良い面がありますが、私は俳優として頑張りたかったので、養成所に入りました。
お芝居のどんなところに魅力を感じていますか?
普通に生活しているだけでは出会えない、新しい自分を発見できるところです。
お芝居をするときは、私を構成する要素のうちのどれかを膨らませてキャラクターに近づけます。それで、うまく「今この役にハマったな!」と感じた時、私の知らない私に出会えたような気がするんです。なので、役にハマれるように自分に対して色々なアプローチをしています。物語の世界に自分が存在するためのチャレンジをするのは、とてもやりがいを感じますよ!
今後の目標を教えてください!
まずは自分に自信を持てるようになりたいです。
俳優って明確な目標が設定しづらいお仕事だなと思います。オーディションに受かったからって、すぐにプロと名乗れる訳でもないですし。だからこそ、お芝居で自分なりの正解を見つけたいです。そして、自分の考えに自信を持てるようになった先に評価が待っていると思います。
正直、今は迷いながらお芝居をすることが多いです。でも、自分が成長したかったら客観的な評価がないとできないじゃないですか。なので自分を強く保って、しっかりと評価に向き合いたいです。厳しい世界ですが、お芝居の道で活躍できるように精進します!