美学生インタビューInterview
憧れのミスキャンパス神戸に出場
ミスキャンパス神戸に出場しようと思ったきっかけは?
昔からアイドルとか可愛い子が好きで、キラキラした世界に憧れがあったんです。高校時代から各大学のミスコン出場者をチェックして応援したりもしていて。
だから、神戸大学に進学が決まった時からミスキャンには挑戦したいって思っていました。
1回生の時にはフレッシュキャンパスコンテスト(フレキャン…全国の新入生を対象にしたミスコンテスト)に出場していましたよね?
はい。実は1回生の時にもミスキャンパス神戸に応募したんですけど、駄目で……。その年は、フレキャンに参加しました。
フレキャンでは、毎日SNSを更新する大変さとか、傍から見てててはわからないしんどさを痛感しました。自分のことを特別だと思ってないからこそ、自撮りをSNSに載せたりしているのを周りの人にどう思われてるんだろう?と不安に思ったり。
結局、フレキャンでは結果を残せず、2回生になってもう一度ミスキャンパス神戸に挑戦してやっとファイナリストに選んでもらうことができました。
ミスキャンパス神戸の活動はどうでしたか?
こんなに頑張ったのは人生で初めて!ってくらい一生懸命になれた時間でした。
良かったなと思うのは、ファイナリストみんなが仲良くありつつも、切磋琢磨し合える関係だったことです。全員が「グランプリを獲るぞ」って気持ちで臨んでいたから自分も全力で頑張ることができました。
結果、グランプリを受賞することはできませんでした。どんな心境でしたか?
結果発表から一週間くらいはずっと落ち込んでいました。結果がすべてじゃないってわかっていてもやっぱり悔しくて……。コンテスト当日の夜はなかなか眠れなくて、「何があかんかったんかな」「応援してくれた人に申し訳ないな」って考え込んでいました。
でも、今は悔いはないです。出場して得られたこと、成長できたことの方が自分には大切なことだと思っています。応援してくれてた人たちの「良かったよ」とか「頑張ってたの見てたよ」という声にも励まされました。
初めて結果を残せた!ミス・ユニバース兵庫大会
ミスキャン終了後には、2018ミス・ユニバース兵庫大会にも出場していましたね。
2017ミス・ユニバース兵庫大会で3位を受賞された岡本愛加さん(ミスキャンパス神戸2016ファイナリスト)からエントリーしないかってお誘いを受けたんです。
でも、最初は応募するつもりはなかったんですよね。ミス・ユニバースに出る女性って知的でカッコ良くて、自分とはイメージが違うし無理だって思ったんです。
今思えば、それまでやってきたことで一度も結果を残せていなかったので、“挑戦するのが怖かった”というのもあるかも知れません。
応募に踏み切れたきっかけは?
母からの後押しは大きかったです。私、家族にもずっと「ミス・ユニバースには応募しない」って言ってたんですよ。
でも、母は「出したら?出したら?」「絶対、挑戦した方が楽しいよ!」って繰り返し言ってくれたんです。きっと、私が何かに挑戦したいた方が活き活きできるって知ってたんですね。
結局、締切当日に応募を決意しました。あの時、勇気を出して良かった!と今、心から思います。
ミス・ユニバースの活動を振り返ってどうでしたか?
短い時間でしたがすっごく濃かったです。ビューティーキャンプ(ファイナリストを対象に開講される美のレッスンプログラム)でのウォーキングやスピーチのレッスン、食事に関する勉強など、初めてのことばかりで刺激が多かったです。
中でも印象に残っているのはスピーチレッスン。まず、スピーチで何を話すかを考えるんですけど、ミス・ユニバースに出場する方って皆さん何かに長けてる人が多くて、それに比べて自分は特技や長所がない、何を語ればいいか分からなかったんです。
その時、「自分では当たり前って思ってることでも何かあるかもよ?」ってアドバイスをいただいて、自分の性格をじっくり振り返ってみたんですね。そうするうちに、他人から「優しいね」って言われることが多いことを思い出して、今まで特に意識したことはなかったけど「自分の良いところなのかな」って受け入れられるようになりました。
“自分と向き合うこと”を学ぶことができたことが、ミス・ユニバースでの大きな収穫だと感じています。
特別賞を受賞した時の気持ちはどうでしたか?
これまで色々やってきた中で賞をもらえたのは初めてだったので、素直に嬉しかったです!
結果を残せたこと、努力を形にできたことで応援してくれた人にも恩返しできたんじゃないかなと思います。
最後に、これからの目標を聞かせてください。
最近、「アナウンサーになりたい」って夢を持つようになって、4月からアナウンススクールに通うことになりました。狭き門ですが、スキルを磨いて就活に向けて頑張りたいです。
ゆくゆくは、一人でも多くの人に笑顔や活力を与えたり、地元を活性化できるようなアナウンサーになることが目標です!
私は自分が誰かを引っ張るっていうより誰かを引き立たせる方が得意なタイプだと思うので、どういう仕事に就くにしてもそんな自分の性格を生かしていきたいなと思います。