美学生インタビューInterview
アニメみたいな華やかな世界ではなかったけれど
大学ではどのように過ごしていますか?
もう引退してしまったのですが、4回生の4月まで甲南大学硬式テニス部に所属し、テニス中心の生活を送っていました。週に6回練習があって、練習時間が長いときは、9時から17時まで練習やトレーンイングをしてましたね。高校までとは違い、大学生になると監督から熱心に指導を受けるということができないので、強くなるにはどうすればいいのか常に自分で考えながら練習に励んでいました。テニスを始めたきっかけを教えてください
幼稚園の頃にたまたま借りて観た『ママレード・ボーイ』という少女漫画のアニメ版のビデオがきっかけです。そのアニメの中で、登場人物がひらひらのスコートを履いてテニスをしていて。その姿がとても可愛くて「私もテニスがしたい!」と強く憧れたんです。でも、実際にテニスに取り組んでみると、想像していた華やかな世界とは全く違いました(笑)試合では、猛暑の中2時間を超えて戦う場面が多々あって、体力的にも身体的にも気が滅入るような場面がたくさんありました。
テニス生活で思い出に残っていることはありますか?
大学の関西大会でベスト8になったことです。実は大学生になって、試合で全く勝てずに辛い時期が続いて……。小学生や中学生の頃は、関西大会に出場するのが当たり前だったんですが、大学生になると関西大会にも出場できなくなっていました。同じテニス部の同回生には絶対に負けたくないという思いがあり、どのようにすれば勝てるのかを必死で考えるようになりましたね。今まで通り攻撃的なテニスをするには、体力がもたないと気づき、粘り強く戦うようにしたんです。そこから、どんどんと勝てるようになってきて、最終的に、関西大会で準優勝している人にまで勝てるようになりました。今まで負けたことのない人に負け続けて苦しい日々が続きましたが、自分で考えて行動し、勝利できたことが何よりも嬉しかったですね。裸足からのスタート
学外で取り組んでいることはありますか?
最近はモデル活動にチャレンジしています。先日は、学生主体の総合エンターテイメントショーであるCAMPUS COLLECTION 2017 OSAKA(以下、キャンコレ)でランウェイを歩きました。キャンコレに出場することになったきっかけを教えてください
大学生活4年間の中で、一番思い出になることをしたいと思ったからです。モデル活動に興味を持ち始めるようになったきっかけは、神戸のフルーツフラワーパーク大沢道の駅の観光大使を務めさせていただいたことです。観光大使として土日や祝日に観光カウンターに立ったり、情報の発信などを行いました。ちょうどその頃、「キャンコレがモデル応募してるから、申し込んでみたら?」と友人に勧められて、応募することにしました。モデル選定までにオーディションや集団面接等の審査があり、かなり緊張しました。本場まではどのような準備を?
ランウェイを歩くモデルさんを対象に週に1~2回ほどウォーキングや体幹トレーニングのレッスンがあって、それを受けました。これまで本格的にウォーキングをしたことが無かったため、最初は裸足の状態でウォーキングの練習をするようにと指導されました。何度もレッスンを重ねてようやくヒールを履いて歩けるようになりましたね。レッスンの時間は長いですが、楽しすぎて時間が過ぎるのが本当に早いです。テニスをしていた頃よりも、モデルレッスンの方がわくわくしながら取り組んでいる気がします(笑)また、レッスン以外の普段の生活にも気を遣うようになって、1日1回はバランスの良い食事をするように心がけました。サラダ、肉料理、ご飯、汁物を食べたり、ビタミン剤を飲むようにしたり。食生活を変えてからお肌の状態も良くなったなと実感しています!
ファッションショー当日は緊張せず、ランウェイを存分に楽しみながら歩くことができました。普段、自分でしないヘアアレンジ等もしていただいて、本当に貴重な経験となりました!