美学生インタビューInterview
投稿する顔写真は“無加工”がこだわり!女優志望の努力家ファイナリスト
ミスキャンパス立命館に応募した理由を教えてください。
理由は2つあります。一つは、「一発本番に弱い自分」を変えたかったからです。私は幼稚園から中学までピアノ、小学6年から現在までミュージカルを続けていて、しっかりと準備をして本番に臨むタイプの経験は多くしてきました。でも、女優を目指してさまざまなオーディションを受ける中で、その場で課題を与えられて練習時間がない状態で自分の実力を発揮することに強い苦手意識を持っていたんです。緊張しやすい性格でもあったので、ミスキャンの活動を通して人前に出ることに慣れ、弱さを克服したいと思いました。
もう一つの理由は、私が所属する映像学部の作品をもっとたくさんの人に知ってもらいたいと思ったことです。映画やゲームなど素敵な作品を制作しているのですが、学部外の人に見てもらう機会が少ないと感じていて、自分が興味を持ってもらうきっかけになればと思いました。
以前からミスキャンパス立命館に興味があったんですか?
実は3回生になるまで存在すら知らなくて、意識したこともなかったんです。友人に「こんなのあるよ!」と教えてもらって初めて知りました。
TikTokもライブ配信も一切やったことがなかったので「自分にできるかな……」と不安でなかなかエントリーできずにいたのですが、応募締め切りの日の夜まで悩んだ末に、勇気を出して応募しました。
活動が始まって数か月経ちますが、大変なことはありますか?
努力量と結果が比例しないことです。SNSは毎日更新しているし、ライブ配信の時間もファイナリストの中では一番長いんです。でも、数字の結果としては他の子の方が上だったりして……。頑張った分だけ結果が出るわけじゃないのですごくもどかしいです。悔しいですが、「できることは全部やろう」と思って日々の活動に取り組んでいます。
他のファイナリストに勝てない理由は、自分では何だと思いますか?
“ミスコンらしい発信”ができていないことかなと思います。他の人を見ていると、自撮りや自分を可愛く見せる発信が上手いなと感じるんですよね。
私は女優志望ということもあってなるべく自分の顔を加工したくなくて、SNSには他撮りの無加工写真を中心に載せているんです。綺麗に加工した写真の方がウケがいいんじゃないかとは思うのですが、自分らしさは大切にしたいなと思って貫いています。

ミスキャンに応募した理由として「人前に出ることへの苦手を克服したい」と話していましたが、これまでの活動を通して克服できた実感はありますか?
まだ完璧に克服できたとは言えないのですが、私はエントリーナンバーが1番なので、撮影もトークもファッションショーの出番も、全部“最初”なんです。だから、度胸はついたかなと思います。周りから「大丈夫だよ!」「堂々としていていいね!」と声をかけてもらえたりして、少しずつ自分の成長を実感しているところです。
ファイナルイベントに向けて意気込みを聞かせてください。
半年間の活動の中で、自分の書く言葉や作り出す世界観を褒めていただくことが多く、“人の心を動かす表現”が自分の強みなんだと気付くことができました。
ファイナルイベントでは、演技とダンスを組み合わせた自己プロデュースの一人舞台を披露する予定です。皆さんの心が動く瞬間を生み出したいと思っているので、ぜひ観に来ていただけると嬉しいです。
夢は朝ドラ女優!映像学部での学びを自信に変えたい
女優になりたいと思ったきっかけを教えてください。
私は読書が好きなんですが、中学の時に出会った『余命十年』という大好きな小説が高校生の時に映画化されたんです。その作品を観た時に、自分の頭の中で思い描いていた登場人物たちが実写として動いている姿に感動して、「私もこんな風に誰かの心を動かす演技がしたい」と思ったのがきっかけです。
また、小学生の頃からミュージカルスクールに通っていて、ダンスや演技に触れる中で表現することの楽しさを感じたことも女優を志すきっかけになりました。スクールではレッスンだけでなく、自分たちで企画や脚本を考えてミュージカルを一から作り上げる機会もあって、そこでもたくさんの刺激を受けました。ミスキャンの活動が始まるまでは、大学の授業が終わってからほぼ毎日スクールに通っていたんです。

熱心に活動していたんですね!女優志望なのに映像学部に進学したのは何故ですか?
最初から出る側で挑戦するよりも、制作の裏側を理解していた方が作品づくりの一員としてより良い演技ができると思ったからです。大学ではこれまでに映画やドラマ、ミュージックビデオの制作、CG、プログラミングなど幅広い分野を学んできました。

ゼミでは「社会映像」を専攻していて、実写ドキュメンタリーの制作や、歴史的・文化的価値のあるものを映像で記録する「デジタルアーカイブ」に取り組んでいます。映画制作について学べるゼミに入ろうか迷ったんですけど、あえて違う映像表現にも挑戦してみたかったんです。
ただ、同期や先輩の自主制作作品にスタッフとして関わったり、キャストとして出演する機会もあるので、将来に繋がる経験もたくさんできています。

ミスキャンの活動が終わったあとは、将来に向けてどのような活動に取り組んでいく予定ですか?
とにかくいろんなオーディションに挑戦したいです。4回生になったら授業も少なくなるので、空いた時間を使って東京に行って事務所探しもしようと思っています。ミスキャンに出たからといってチャンスが自然と降ってくるわけではないので、受け身にならずに自分から挑戦する姿勢を大切にしたいです。
それから、自分の“経験”として就職活動にも取り組みたいと思っているんです。自己分析もできるし、人として強くなれるかなと思って。
竹本さんのお話を聞いていると、「いろんな経験をしたい」という意識がとても強いように感じます。
何もない自分が不安なので、いろんな経験を積んでそこで得たものを安心材料にしたいんです。「これもやった」「あれもやった」と言えることを増やすことで自分に自信をつける。そうすることで、胸を張って「これが私です」と言えるようになるのかなと思います。
なるほど。では最後に、将来どんな女優になりたいか目標を教えてください。
大きな夢でいうと「朝ドラ」に出演したいです。『おかえりモネ』で主演を務めた清原果耶さんが私の憧れで、彼女の演技力はもちろん、言葉遣いや立ち居振る舞いから伝わる芯の強さと優しさに惹かれています。舞台挨拶などでの言葉からも温かさを感じられて、その姿に何度も勇気をもらいました。
また、私はこれまでミュージカルなどでも“主役”を演じた経験がなく、準主役を務めることが多かったので、いつかは主役に挑戦してみたいという気持ちも強いです。これまでの経験を糧に、今後も努力を惜しまず一歩ずつ前に進んでいきたいです。
美学生プロフィールProfile
竹本 柚香 (たけもとゆずか) 立命館大学 映像学部映像学科3回生
>お仕事を依頼する- 生年月日
- 2005年3月5日
- 出身地
- 大阪府
- 憧れの人
- 清原果耶さん
- チャームポイント
- 右ほっぺにあるほくろ
- 性格を一言で表すと?
- 人見知り
- 異性を落とすコツは?
- 自分らしくいること
- 主な活動
- ミスキャンパス立命館2025 Entry No.1 /ミュージカル活動(10年目) / 2021フォトプリンセス審査員特別賞・振袖モデル活動 / 美少女図鑑award2024ファイナリスト(京都豊匠賞・ラジオ大阪賞・NegativePop賞 受賞) / ラジオ出演・活動など
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担当カメラマン・インタビュアーCameraman & Interviewer



















