美学生インタビューInterview
応募のきっかけから本番の大声援まで、友人に励まされたミスコン
岡本さんはミス成城コンテスト2024でグランプリを受賞しましたよね。応募したきっかけは?
仲の良い友人が、ミスコンの運営をやっている友人に私を推薦してくれたことです。以前から青学のミスコンをずっと見ていて憧れはあったのですが、自分はミスコンに出るようなキャラじゃないと思い、行動には移せていませんでした。
ミスコンに出るキャラじゃないとは……?
あんまりおしとやかではないんですよ。誰にでもすぐに話しかけるし、いつも自然体で自分を飾ることもないし、夏が大好き!みたいなずっと元気なタイプなんです(笑)それと、幼稚園から大学までずっと同じ学校に通っているので、「ありさがミスコン……!?」と友達に思われてしまわないかという不安もありました。
ですが、表に出ることで今後の就活や、所属しているセント・フォースsproutの活動にも活かせるかもしれないと思い、家族と相談した上で応募を決めました。
ミスコン活動で印象的だったことはありますか?
ライブ配信が思ったより難しかったことです。話すことは大好きなものの、配信では相手の声は聞こえず、コメント欄の文字でコミュニケーションを取るので、1人で喋っている感じで寂しかったり、話す内容も迷ったりしました。自分らしく話しているつもりでも、どこかでストッパーをかけてしまうこともありましたね。
無意識のうちに気を遣ってしまうこともあったんですね。どのようにして自分らしさを出していましたか?
大好きなディズニーに関する話をしていました!昨年は12月のクリスマスシーズンに2回、年間では計5、6回行きましたね。それでも行った翌日にはまた行きたいと思うくらいに好きなんです(笑)
配信では、ファンタジースプリングスをはじめとする新しいアトラクションの話などをネタバレしない程度に話したりしていました。タワテラなどは怖くてあまり乗れないのですが……(笑)
ディズニーのどんなところが好きですか?
ゲストの方々に喜んでもらえるように、キャストさんが様々なことに取り組んでいるところです。例えば場所を聞いたら、道を教えるだけでなく、+αで嬉しくなるような言葉をかけてくれたりしますよね。自分の行動で人を笑顔にするという、私が理想とする姿をキャストの皆さんが体現している環境が素敵だなと思います。なので、私もミスコン活動では応援してくださる方々に喜んでもらうことを第一に考えていました。
ディズニーのおもてなしと岡本さんの理想の姿が一致しているんですね!ミスコン本番はどうでしたか?
舞台が始まる前の楽屋で待機している時から、「ありさ!」と呼ぶ友人の声がすごく聞こえていたのをよく覚えています。そして、本番が始まって舞台に出たら、観客席の正面のエリアが私の好きな黄色のうちわやペンライトで埋め尽くされていたんです……!人数でいうと、76人もの友人が来てくれました。
グランプリを受賞した時には、絶対に泣かないと決めていたのに目を真っ赤にして泣いてしまいました。グランプリに選ばれた後も「ありさ大好き!」「いつもありがとう!」などとファンの方々や友人が言ってくれ、終始大きな声援を送ってもらえたことが本当に嬉しかったです。
岡本さんは本当に多くの方々に愛されているんですね!卒業後の進路はどのように考えていますか?
一般就職も視野に入れていますが、アナウンサーやリポーターなどの仕事も魅力的に感じています。セント・フォースsproutのラジオに出演した際にも実感するのですが、自分の言葉で人に感動を与えられたりするのは本当に楽しいなと思うんです。
目標とする方を教えてください。
谷まりあさんです。モデル活動をしながらエンタメ領域にも全力で取り組んでいる姿がカッコいいなと思います。『イッテQ!』では、最初はいじられることや、泥まみれになることをあまり良く思っていなかったそうなのですが、出川哲郎さんから「いじられるのは愛だ。」と聞いて以来、何事にも全力で取り組むようになったそうなんです。
私は好きなことには没頭できるのですが、まだあまり興味を持てていないことも多くあります。なので、日々大好きな友達と大学生活を楽しみながら、やりたいことを見つけ、その仕事で人を笑顔にできたらいいなと思っています!
子どもたちの手助けをしたい。新たに飛び込んだ子ども食堂のボランティア
他者貢献の思いが強い岡本さんですが、何か他に取り組んでいることはありますか?
高校時代はサッカー部のマネージャーを務めていました。選手が怪我をしたときには、部活開始の1時間前に来てテーピングの準備をしたりと、気持ちよく活動できるように日々サポート役として励んでいましたね。
友人には「ありさみたいに人のために動けない。」と言われることもあるのですが、私はむしろ人のために行動するのが楽しくてしょうがないくらいなんです。
大学に入ってから誰かのために頑張ったことはありますか?
子ども食堂のボランティア活動です。小さい頃から友達の妹や弟と一緒に遊ぶことも多かったくらい、子どもが大好きなんですよね。それと、テレビのドキュメンタリーなどで、色々な事情を持つ家庭で大変な生活を送っている子どもたちがいるのを知って、すごく心苦しく思ったんです。
そこで、そういった子たちの手助けになることができたらと思い、家から通いやすい場所で子ども食堂の運営をしている方に電話やメールで連絡を取り、活動を始めることにしました。
今度は子どもたちのために行動を始めたんですね!
今は2か月に1回程度、ボランティア先の施設に行き、子どもをはじめとする様々な利用者の方に飲み物を配ったり、一緒にお弁当を食べたりしながらコミュニケーションを取っています。
中には1人で来る静かな女の子もいるのですが、様子を気にかけて何度も話しかけていくうちに、向こうから話すようになって笑顔でありがとうと言ってもらえることもあります。子どもたちの喜びを直接実感できることが嬉しいですね。
岡本さんの行動で心を開いてもらえたんですね。子ども食堂を利用する子どもたちにはどんな姿に成長してほしいと考えていますか?
自分の思いを伝えることができ、思いやりや優しさを感じて人のために行動してくれるような子になってもらえたら嬉しいなと思います。自分の意見を上手く言えなかったりする子もいるので、私たちがその子たちの心の内を想像しながら関わることで、上手くコミュニケーションを取れるようになれば嬉しいです。
岡本さんの行動力は本当に素敵ですね。せっかくなので、岡本さんの好きなことも知りたいです。
ポテトが大好きです!塩っ気の強いマックのポテト、ギザギザした形が特徴的なシェイクシャックのポテト、少し軽い食感のバーガーキングのポテトまで、どれも好きです。
ファーストフード店でもカフェでも毎回ポテトを頼むので、これまでに何十種類と食べていますね。ものによって味や食感が全然違うので、数種類を並べて目を瞑って食べても、どれがどのポテトか当てられます(笑)
最後に、特におすすめなポテトを教えてください!
マックのポテトより細いくらいで少し茶色く、表面はカリカリで中身がぎゅっと詰まっているほくほくなものがいいですね。
一番好きなものでいうと、外苑前にある、「THE BELCOMO」というアメリカンなテイストのレストランにあるフレンチフライです。ポテトはケチャップだけ派の方が多いと思うのですが、マヨネーズも少し多めにつけて食べると本当に美味しいのでおすすめです!