美学生インタビューInterview
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ミスキャンパス関西学院2023グランプリの今井陽菜ちゃんが再登場!
昨年はミスコンの活動とフジコーズのCDデビューが重なり、怒涛のスケジュールをこなしていた彼女。FNS歌謡祭の本番前に泣き出してしまったエピソードなど、今だから話せる当時の裏話をたっぷりと聞かせてくれました!
【過去のインタビュー記事】
・【ミスキャンパス関西学院2023特集】今井陽菜(2023年12月掲載)
・【オールナイトフジコ特集】今井陽菜(2023年12月掲載)
1年間で新幹線90回利用!大変だけど貴重な経験です
今年の夏、海に行く予定などは?
まったくなくて、今回のロケが最初で最後です(笑)最近はフジコーズの活動と就活の両立で忙しくて、プライベートで遊ぶ時間はほとんどないんですよね。お仕事で浴衣を着たりして夏を感じています。
1回生の時はフレシュキャンパスコンテスト(以下、フレキャン)、2回生の時はミスキャンパス関西学院(以下、ミスキャン)とフジコーズの活動でバタバタしていたので、夏らしい過ごし方からはしばらく遠ざかっているんです。昨年は友達と神戸へプチ旅行に行ったんですけど、今年の夏は本当にどこにも行ってないですね。フジコーズの予定が急に入ってくることがあるので、なかなか先の予定が組めないのも悩ましいです。
フジコーズはセカンドシングルの発売が決まりましたね。
8月2日に「東京アイドルフェスティバル」というイベントで、新曲の『キスから始めましょう』を初披露しました。
曲自体は2週間前に送られてきて、振り入れは1週間前くらい。イベントに向けて2日に1回くらいは東京へ行って練習に参加しました。ちょうど大学のテスト期間とも重なっていたので、みんなバタバタでしたね。
関西在住のメンバーは特に大変ですよね。
神奈川や埼玉から来てるメンバーもいるんですけど、フジテレビまで長くても片道2時間くらいじゃないですか。私は4時間もかかるんです……!でも、この1年間で新幹線に90回近く乗ったのでもう慣れました。最近では新大阪から品川までが1時間くらいに感じるくらいです!
確かに大変ですけど、普通の女子大生がこんな経験をさせてもらえるなんて本当にありがたいことだと思うし、大学時代の宝物とも言える活動なので、多少のことは我慢して頑張ろうと思っています。
『FNS歌謡祭』本番直前に“涙”……プレッシャーを乗り越え掴んだ悲願のグランプリ
昨年はミスキャンパス関西学院の活動とフジコーズの活動を並行していましたよね。特にフジコーズのCDデビューが決まってからは相当忙しかったのではないですか?フジコーズ特集の写真、心なしか表情に疲れが見えていたような……。
撮影のあった11月頃はファーストシングルのレコーディングやMV撮影、物販イベントなどが立て続けにあって、同時にミスキャンの活動の方もファイナルに向けて投票の呼びかけやライブ配信などで忙しくしていたので、その疲れが顔に出てしまったのかなと思います。
フジコーズのCDデビュー(『FNS歌謡祭』出演)は12月の13日で、ミスキャンのファイナルイベントは17日と、大きなイベントが同時期に重なっていました。その頃のスケジュールってどんな感じだったんですか?
えーっと、スケジュール帳を見返してみますね……。
12月は1日にオールナイトフジコの収録、2日にミスキャンのPV撮影、9日にフジコーズのグッズ販売、10日にミスキャンのスピーチレッスン、12日に『FNS歌謡祭』のリハーサル、そして13日がデビュー。それから、15日にミスキャンのウォーキングレッスン、16日に前日リハーサル、17日がファイナルイベント本番でした。
怒涛のスケジュールですね……。体力的・精神的に一番きつかったのはいつ頃でしょう?
『FNS歌謡祭』の時ですね。実は当日、本番前に泣いちゃったんです。出番の2時間くらい前で、メイクも全部終わっていたのに涙で崩れてしまって……。
ミスキャンも頑張らなきゃいけないけど、目の前にあるFNS歌謡祭も成功させなきゃいけないっていうジレンマに陥ってかなり追い詰められていたんですよね。その頃は忙しすぎてSNS投稿やリプ返もまともにできていなかったので、「もう投票しない」って言われることもあったりして……そういったプレッシャーも強く感じていました。
泣いてしまった時、周りの反応は?
リーダーの友恵さんからは「後でゆっくり話を聞くから、今はとにかく『FNS歌謡祭』を成功させよう!」って慰めてもらいました。
生放送が終わってから、フジコーズの関西組メンバーでホテルに泊まったんですけど、その時にも相談に乗ってもらいました。和智さんはミスキャンパス立命館のグランプリですし、他のメンバーもミスコン経験者なので、ミスコン期間中の心構えや勝つための術もたくさん教えていただきました。
それから4日後にミスキャンのファイナルイベントでした。ズバリ、グランプリを獲れる自信はありましたか?
半々くらいでしたね。ビジュアルは、準グランプリに選ばれた末次さんの方が華のある美人さんでグランプリに相応しいと思いました。でも、Web投票やライブ配信も審査対象なので、どうなるかはわからなかったです。
グランプリに選ばれた時の心境は?
「良かった!」というのが率直な気持ちでした。グランプリを獲ることはフレキャンに出場していた頃からの悲願だったので本当に嬉しかったです。
何より応援してくれた皆さんに恩返しできたのが良かったですね。会場にはフジコーズのメンバータオルを掲げて応援してくださる方もいましたし、フレキャンの時からずっと応援してくれていた方もいました。
それと、ファイナルイベントの日はフジコーズの物販イベントがあったんですけど、私だけお休みさせてもらったんです。そしたら、他のメンバーがファイナルイベントのライブ配信をスマホで見てくれていて、みんなで私に当日投票をしてくれたんです!その様子が動画に残っていて、あとで見せてもらった時はメンバーの温かさに胸がいっぱいになりました。
本当に色々な人に協力してもらったので、結果で恩返しできて良かったです!
右手が動かせない!就活中にまさかのアクシデント
現在は就活を頑張っているんですよね。
アナウンサーを目指していて、色々なテレビ局にエントリーしているところです。
フジコーズで表舞台に立った経験は、就活にも役立っているのでは?
度胸がついたので、それは活きていると思います。もともと私は前に出るタイプではなかったんですけど、フジコーズで色々な企画に参加したり、人前で歌ったり踊ったりする中で物怖じしなくなりました。
あと、一番身についたなと思うのが、常に人に見られていることを意識して振る舞う力。番組で誰かが前に出てパフォーマンスしているとき、残りのメンバーは座っているじゃないですか?いつワイプで抜かれているかわからないので、表情は常に意識しているんです。就活でも、例えばオンラインのグループ面接だと誰かが話しているとき、他の人はリラックスしがちなんですけど、そういうときも気を抜かないようにしています。いつどこで見られているかわからないぞ!という気持ちで臨んでいますね。
総じてフジコーズの経験が自信になっていて、自分に勇気を与えてくれていると感じます。
今井さんなら、夢を掴めそうな気がします。
ありがとうございます。ただ、ちょっとアクシデントがあって……。実は今、右手が麻痺していて自由に動かせないんです。(※取材は8月上旬)
え!?どうして?
フジコーズの放送の帰りに新幹線で腕を下敷きにして寝ていたんです。普通なら痛みに気付いて体勢を変えると思うんですけど、疲れていてそのまま新大阪まで帰ってきてしまって……。そしたら、痺れが取れなくなってしまいました。病院で診てもらったら、神経が麻痺していると言われて、今は毎日、整骨院に通ってリハビリをしているところです。
発症から1か月くらい経って少しは良くなってきているんですけど、利き手なので不便ですね。大学のテストもサポーターをつけて受けましたし、食べるときやメイクをするときは左手も同時に使っていました(笑)
お大事になさってください……!それでは最後に、残りの大学生活の意気込みを聞かせてください!
目の前のことを頑張るのはもちろんですが、納得のいく大学生活にしたいと思っています。振り返ったときに「何もしてなかったな」と思う瞬間があるのが一番嫌なので、常に何かを続けていたいですね。一つひとつのお仕事に感謝して、精一杯楽しみながら、充実した毎日を過ごしていきたいです。