美学生インタビューInterview
苦手だった配信も出来ないままで終わらせたくない!
ミスキャンパス同志社2022に応募した理由を教えてください。
学生生活でやり残したことがないようにしたいなって考えていた時に、今までずっと見ていたミスキャンに応募だけでもしてみようかなって思ったのがきっかけです。もしダメだったとしても、挑戦したことが自分にとっての価値になると思い応募しました。
ファイナリストに選ばれた瞬間はどんな心境でしたか?
ほとんど覚えてないんですけど、とても嬉しかったです。
私、応募書類を出したときに1つやらかしていたんですよ。添付する指定写真がいい感じのを送ったつもりだったのに、間違えてすっぴんで眼鏡かけた写真を送っていたんです。だから絶対受からないって思っていたので、ファイナリストにまで選んでいただいてめちゃくちゃ驚きました。
お披露目された時はどうでしたか?
思った以上に応援してくれる人が多く嬉しかったです。私はボクシング部でマネージャーをしていたんですけど、部員のみんなも頑張ってねって応援してくれたので安心しました。
これまでの活動で大変だったことはありますか?
ライブ配信が精神的にも一番大変でした。
私は、決めた時間でやるべきことをさっさと終わらせてあとは自由な時間にしたいタイプなんです。だから、ひたすらしゃべってコメント返すっていうのがどう有益な時間の使い方になるんだろうか?、この時間に本を読んだほうが自分のためになるんじゃないか?って正直思っていたんですよね。
最初はそういう意識だったからもちろん良い順位にはならないじゃないですか。だから早く配信イベントの期間が終わらないかなって思っていたんです。でも、私は出来ないことをそのまま終わらせたくない性格で、このまま終わったら後悔するって思ったんです。
そこで、フォロワーさんが増えるようにもっと工夫しようと考えて、2回目のイベントではお絵かき配信などの企画を始めました。そうしたら順位も上がってファンやコメント数も増えて、配信がすごく楽しくなりました。
お絵かきってどんな物を描くんですか?
例えば、コメントで描くテーマを募集して、それを記憶を頼りにして描く「うろ覚え配信」っていうのをやりました。なんとなくはわかるけど細かいパーツやバランスがわからない動物がテーマになると、変な生き物を描いてしまったりするんです。意外と好評でシリーズ化しています。
残りの活動期間で成し遂げたいことはありますか?
化粧品や美容関係の会社を持つ、という自分の夢に繋げられるような活動にしていきたいです。
実は私、1回生の時に半年で体重が30キロ増えて70キロ台にまでなったことがあったんです。痩せるために色々な人のYouTubeやインスタグラムを見ていて、ダイエットもメイクも一つの所で叶えてあげられるような女性のための教科書みたいなものが欲しいなって思ったんですよね。
会社を立ち上げるのは無理でもファイナリストという立場だったら発信はできると思うんです。だから、同世代の子たちに色々な役立つ情報を届けられるようなSNSにしていきたいです。
そして、自分のことだけじゃなくファイナリスト全員でお互いに高めあっていってミスキャンパス同志社2022自体を盛り上げていけるような期間にしていきたいです。
ファイナルイベントへの意気込みをお願いします!
結果はやってきたことの集大成だから、外見の部分では最初の時よりもずっと綺麗になっていたいです。そして中身も、5か月間ファイナリストとして活動して自分が得た経験を夢に繋げていっている様子を伝えられるように頑張ります!
ボクシング部のマネージャーとして選手をサポート!
先ほどボクシング部のマネージャーをしていると話していましたが、きっかけを教えてください。
1回生の時は入りたいサークルがなくてどこにも所属してなかったんですけど、2回生の時にたまたま授業が一緒だった先輩がボクシング部の主将の方で、私がマネージャーをやってみたいって言ったのを覚えていたみたいで見学に誘ってくれたんです。
それで見学に行ったら部員の皆さんがとても優しくて、練習風景を見てこの人たちの力になりたいなって思って入部しました。それまではボクシングに触れる機会がなかったので、ルールとかもまったくわからない状態からのスタートでした。
マネージャーの主な活動を教えてください。
部活のSNSの更新や新入部員の入部手続き、大学の学生支援課への連絡といった事務仕事と練習用のホワイトボードの記入やタイマーのセット、試合の準備などの選手のサポートをおこなっています。
私が入ったタイミングが先輩マネージャーが引退する少し前だったので、丁寧に仕事を教えてもらう時間もなく、最初はやることが多すぎて焦ることばかりでした。しかも、コロナ禍で大学の施設利用のルールも厳しかったのでそれを把握して選手たちに連絡しないといけないので今まで以上にやることが多かったんです。でも、私が頑張ることで選手が練習に集中できるならと一生懸命取り組んでいました。
同期のマネージャーもいなかったのでわからないことがあってもなかなか相談できず、一人で模索しながらやっていくのは正直心細かったです。入ったのも2回生の途中からっていう中途半端なタイミングからだったし男の子に囲まれて不安になることもあったんですけど、部員のみんなが「あゆ姉」って慕ってくれたのですごく助かっていました。
一番思い出に残っている出来事はありますか?
今年のリーグ戦です。去年は準優勝だったので今年は優勝することを目標としていたんです。でも、準決勝で負けてしまって3位決定戦に進むことになってしまって……。選手たちが今まですごく頑張って練習してきたのをすごく近くで見てきたので、優勝できないんだって思ったらすごく泣けてきちゃいました。
でも、リングの上で輝いている選手を見ていたらそのお手伝いができて本当に良かったなって感慨深くもなりましたし、一番思い出深い試合になりました。
マネージャーのやりがいは何ですか?
選手から掛けてもらう感謝の言葉だと思います。部活に入った時に「マネージャーは神様と同等だよ。」って言われたんです。ボクシング部って全然マネージャーが入ってこないので、選手もマネージャーを大切にするんですよね。
練習のために防具を整備したり練習場の窓を開けたりするだけでめっちゃ感謝されるんですよ。ありがとうって言われると嬉しいですし、私ももっと選手のサポートをしたいなって思うので、それがやりがいに繋がっているんだなと思います。
前田さんの思うボクシングの魅力は何ですか?
試合に向かう過程がすごく面白いんです。ボクシングは体重制限が厳しくて1週間で5、6キロも体重を落とす人もいます。しかも、ご飯をほとんど食べず水も決まった量しか飲まない、毎日半身浴をして汗をとにかく出すっていう過酷な方法で減量するんです。あんなに体重を落として弱っていた人が試合ですごいパンチを打っていて本当にすごいなって思います。
試合中もただ殴り合っているだけじゃなくてちゃんと戦略があるんです。それを考えながら見るのも面白いし、綺麗なパンチは素人でもわかるのでとても魅力的なスポーツです。
4回生ということは今はもう引退しているんですか?
夏で引継ぎが終わって私は引退しました。マネージャーの仕事がなくなったのは楽だなって思う反面、もう練習場に行くこともないし部員と喋る機会も全然なくなったんでちょっと寂しいです。
2年半くらい活動して素敵な部員たちと出会えて、たくさんの思い出が出来て、入部して良かったなって心から思います!