2022.03.04

林美優(関西学院大学)「日本と海外の架け橋になりたい!ミス京都ベスト8選出の美女」

瀬下 莉子日本大学2年生

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リボン

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美学生インタビューInterview

留学がなくなっても夢を諦めたくない!

これまでの大学生活で最も頑張ったことを教えてください。

昨年、京都の「和」をテーマに日本人の美しさを発信する「KYOTO COLLECTION」のミス部門(ミス京都)に出場したことです!

どうして出場しようと思ったんですか?

自分の将来に繋がるようなことをしたいと思ったからです。

 

中学生の時にオーストラリアに行って文化交流をしたことをきっかけに国内外の文化に興味を持ち、将来は日本と海外の架け橋になれるような仕事をしたいと思い、大学在学中に海外の文化を学ぶために長期留学をしようと考えていたんです。

 

でも、2回生の時にコロナウイルスの影響でその計画が崩れてしまって、大学にも行けなくて目標とかやりたいことがなんにも無くなってしまって……。心が空っぽになってしまった時に、たまたまインスタグラムで「ミス京都、出場者募集」という広告を見つけたんですよね。

 

少し興味を持って調べたら、ミス京都はただ外見の美しさを競うだけではなくて、日本の文化や美しさを重視したイベントだったんです。それに、活動期間中にSNSで日本の文化を発信できることも魅力でした。日本について学ぶ良い機会だし、日本の文化を発信することにも興味を持っていたので、自分の目標にあっているなと感じました。

 

今はコロナで海外の人と直接交流することは難しいけれど、この活動を通じて色々な人に日本の良いところを知ってもらって、将来、日本に行きたいなって思ってもらいたいと考え、出場を決めました。

審査はどのような感じでしたか?

書類審査と2次審査を経てファイナリストが選ばれます。2次審査では面接の他にウォーキングとスピーチ審査もありました。

 

他の候補者と一緒に審査を受けるんですけど、私の前の人が最終的にグランプリを獲った人で、面接の時からオーラが違ったんです!すごく綺麗な人で、そのあとに自分がやるの大丈夫かなって不安になりました。

緊張はしましたか?

はい。でも、それよりも焦りの方が気持ちとしては大きかったんです。実は会場に行くまでにハプニングがあって……。

 

会場が京都で家から1時間半くらいかかるんですけど、電車で口紅を塗り直していたら、着ていた白い服についてしまったんです!その服を着て審査を受けるつもりだったので本当に焦りました。

それは大変ですね……!結局、どうしたんですか?

審査が終わったあとに友達と遊ぼうと思って他の服を持ってきていたのでそれに着替えることにしました。でも、お気に入りの服だったのでめっちゃショックで……。

 

しかも、駅から会場までの道で迷ってしまって、30分くらい前に着く予定がギリギリになってしまって、審査前は結構バタバタでした。

合格の連絡が来た時はどんな気持ちでしたか?

まったく実感が湧かなかったです。発表から数週間後のパンフレット撮影が最初の活動なんですけど、それまでは自分がミス京都のファイナリストだって感じることがなかったですね。

ファイナリストは同じ舞台を作る大切な仲間!

パンフレット撮影はどうでしたか?


こういうちゃんとした撮影は初めてだったので緊張しました!何より、他のファイナリストの着物姿が綺麗で圧倒されましたね。

 

実は、パンフレット撮影の1週間くらい前にビューティーキャンプっていうレッスンがあったんですけど、私はTOEFLの試験が被ってしまって参加できなかったんです。ファイナリストの顔合わせの場でもあったので参加したかったんですけど、海外に行くっていう自分の目標に欠かせない試験だったので優先しました。

 

ビューティーキャンプではファイナリスト同士で仲良くなったり、みんなインスタグラムのアカウントを作ったりもしていて、欠席したことは後悔していないんですけど自分だけスタートが遅れているなという自覚はありました。

でも、楽観的な性格なので、スタートは遅れてしまったけど自分なりに頑張ろうと思ってパンフレット撮影に臨みました。

そのあとはどのような活動があったんですか?

ファイナルイベントに向けてウォーキング、スピーチ、ダンスのレッスンが数回ずつあります。加えて、SNSの更新やスポンサーの方々への挨拶やライブ配信などもあり、毎日何かしらミス京都の活動をしているという感じでした。

 

ダンスやウォーキングに関してはファイナリストのみんなで自主練をすることも多かったです。ライバルだけど、ファイナルのステージを良いものにしたいっていう想いは一緒なので、みんなで教え合いながら練習していました。先生によるレッスンが1回3時間くらいで、そのあと自主練を5時間くらいしていましたね。

一番大変だったのは何ですか?

ウォーキングです!ダンスは昔習っていたし踊ることが好きなので楽しく練習できました。でも、ウォーキングは初めてだったし、14cmのヒールを履かないといけなかったんです……!

 

最初は真っ直ぐに立つことすら難しくて、納得いくようなウォーキングができるようになったのは本番3日前とかギリギリでした。

14cmのヒールは大変そうですね!

どうしても反り腰になったり膝が曲がったりしてしまうんです。綺麗な姿勢になった上で、まっすぐ歩いて一番綺麗に見える角度でポージングをするっていうのがすごく難しかったです。

 

真っ直ぐに歩くのも、鏡を見ているときには意識してできるんですけど、ターンして戻るときになると意識が薄れちゃって脚が曲がったり目線も下がってしまうんです。

どうやって出来るようになっていったんですか?

友達に撮ってもらった動画を見返したり、アドバイスをもらったりしながらひたすら練習していました。友達はちゃんとできたら褒めてくれるし、いつも的確なアドバイスをくれるんです。その子が頑張っているから私も頑張ろうってモチベーションにもなっていました。

 

一番意識したのは、鏡を見ていないときでも鏡が前にあるイメージで歩くということです。これは身体が覚えられるように何回も練習しました。また、家でもピンヒールを履いて歩いたりしてヒールの高さに足を慣れさせました。

ファイナルイベント本番はどうでしたか?

本番前は緊張したんですけど、会場の照明が落とされてステージに立ったら緊張は消えました。

 

ダンスをした後は水着に着替えてステージをウォーキングしてポーズを決めて、その後にスピーチをするんです。ウォーキング自体は今まで練習を頑張ってきたっていう自信があったので心配もなくできたんですけど、スピーチでめちゃくちゃ緊張してしまいました!

 

頭は冷静に話すことを考えられているんですけど、足だけがなぜか震えてしまっていて、ずっとフラフラしていたんです。そんなことになるとは思っていなかったので、自分でもどうしよう!?ってめちゃくちゃ焦りました。でも、パニックになったら内容が頭から飛んでしまうと思って、練習を思い出して落ち着こうと自分に言い聞かせながらスピーチをしました。

スピーチが終わった後の気持ちはどうでしたか?

悔いはなかったです。後から他のファイナリストに心配されるくらい足が震えていたので、緊張していて余裕がない印象を審査員の方に与えてしまっただろうなとは思ったし、良い結果にならないんじゃないかとも考えました。

 

だけど、今さら変えられないしそれが自分の実力だと思うので、それで負けても悔いはなかったです。

結果はどうでしたか?

ベスト8に選んでいただくことができました!

 

結果発表の直前は選ばれる自信はなくて、ただただすごく楽しい舞台やなぁって思っていました。ベスト8の発表を聞いている時は、「あの子はウォーキングが良かったよな」「あの子はスピーチが良かったよな」というように冷静に他の子が選ばれた理由を考えていました。

 

だから、まさか自分が選ばれるとは思っていなくて、呼ばれた時はすごく驚きました。ベスト8に選ばれた人だけ、グランプリを決めるためにもう一回スピーチをするんですけど、自分がベスト8であることが信じられないままスピーチの順番がきたので、冷静になれずにめっちゃ噛んでしまいました。

2回スピーチをすることができたのに両方ボロボロだったなっていう後悔は少しあるんですけど、ベスト8に選んでいただけたし、ずっと笑顔で楽しんでファイナルイベントを終えることができたので良かったです。

改めてミス京都の活動を終えて、今の気持ちを聞かせてください。

ファイナルイベントが終わって1週間くらいは余韻が抜けませんでした。みんなで自主練までして頑張ってきたし、遠い所に住んでいる子もいてなかなか会えなくなるので寂しさはありました。

 

ミス京都を通して、練習してきた成果は裏切らないしそれが自信に繋がって結果に出ることを学びました。自分にとって全く新しい経験だったけれどとても楽しかったので、また次にやりたいことを見つけて前に進んでいきたいと思っています。



美学生プロフィールProfile

プロフィールphotos

林 美優 (はやしみゆう) 関西学院大学 商学部3回生

>お仕事を依頼する
生年月日
2000年5月8日
出身地
兵庫県
憧れの人
橋本環奈さん
チャームポイント
笑ったときの口
性格を一言で表すと?
自由
異性を落とすコツは?
ありのままでいること
主な活動
ミス京都ファイナリスト

担当カメラマン・インタビュアーCameraman & Interviewer

辻村 真依子

大学時代に友人に誘われ暇つぶしで参加した美学生図鑑。今では会社を立ち上げ代表に。かけがえのない大学生という時間の美しさを皆さんに伝えていきたいです。

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