美学生インタビューInterview
コロナ禍でも海外との距離を縮めたい!
中央大学に進学した理由を教えてください。
中央大学の総合政策学部に行きたくてこの大学を受験しました。マスコミ系を中心に幅広く学びたかったんです。
実は、高校2年生の冬までは理系に進もうと思っていたんですよ。でも、東京へテレビ局と大学の見学に行ったことで視野が広がって、増えた選択肢を踏まえた上で改めて将来を考えた時に「マスコミ系に進みたい」という気持ちが強くなって文系に変更しました。
この投稿をInstagramで見る
マスコミの中でもどんな仕事を目指していますか?
テレビ局を中心に考えています。職種はまだ幅広く見ている段階なんですけど報道や情報に携わりたいですね。
大学ではどんな授業を受けているんですか?
メディアリテラシーや映像表現などを学んでいます。映像表現の授業は、ドラマの制作から照明の当て方、カメラの角度など内容が様々なんですよ。今はオンライン授業なので直接機材に触れて学ぶことは出来ていないんですけど毎回新しい学びがあって楽しい授業です。
ゼミでは自己表現の方法を学んでいます。アナウンス技術やプレゼンテーションの仕方、エントリーシートを通した文章での自己表現の仕方などを勉強しています。
サークル活動などはやっていますか?
「アイセック中央大学委員会」という、海外インターンシップの運営をしている学生団体に所属していました。中央大学支部だけで約70人の学生が所属している大きな団体です。日本の学生を海外の企業に受け入れてもらう役割と、海外の学生を日本の企業に受け入れてもらう役割どちらも担っています。
受け入れ先になってもらえないか企業へ打診する営業などもおこなっていますね。私は今年の3月に辞めてしまったんですけど、1年生の時には海外の学生を日本の企業に受け入れてもらう役回りを、2年生では日本の学生を海外に受け入れてもらう側を担当しました。
でも、ちょうど2年生になったばかりの時にコロナが流行してしまって、活動自体が出来なくなってしまったんです。
それは残念ですね……。
でも、コロナ禍でも出来ることはないかとみんなで模索して、海外の学生とオンライン交流会をすることになりました。世界100か国以上に支部がある強みを活かして海外の支部と連携を密に取るようにしたんです。「この交流を通して少しずつでも距離を縮めよう。コロナが収まったとき私たちの支部の学生を相手の国に受け入れてもらえるようにしよう。」という思いからでした。
私が参加したオンライン交流会ではインドネシア、タイ、台湾の学生と約30人で交流しました。それぞれの国の文化を紹介したり、Zoomのブレイクアウトセッションの機能を使って少人数のグループに分かれて雑談したりしました。
https://twitter.com/AIESEC_JP_CH/status/1372078028117864448
海外の学生と話してみてどうでしたか?
みんな明るくて優しかったです。おすすめの観光地とかも教えてくれたので旅行に行きたくなりました(笑)英語でコミュニケーションを取ることの難しさを痛感しましたが、海外の方と交流するのは刺激的で楽しいです。海外で働くことにも一層興味が湧きました。
海外で働くことも考えているんですか?
そうですね。海外の方とお話をしたり、海外に行って取材をする仕事をしてみたいです。私は子どもが好きで大学1年生の時にはニュージーランドの幼稚園に行って園児のサポートをしたり交流をしたりするプログラムに参加したこともあります。
委員会での活動やプログラムでの体験を通して、発展途上国の教育の現状などを取材して伝えたいという思いが強くなりましたね。
留学生と話すときは出川イングリッシュ!?
趣味や特技はありますか?
趣味は登山、特技は出川イングリッシュです!
「出川イングリッシュ」というと?
私は英語は話せませんが、出川哲郎さんのようにジェスチャーをしながらコミュニケーションを取ることが得意なんです。めちゃくちゃな英語でも自分からぐいぐい話しかけるようにしています。
委員会の活動を通して出会った海外の学生と色々なことを知りたいし話もしたいという思いが強かったので積極的に動くようになりました。伝わらなかったらどうしようという不安や恐怖心もあったんですけど、海外の学生も日本に来たばかりで緊張しているだろうと思ってアイスブレイク代わりになったらいいなと思っていましたね(笑)
でも、最初の頃は怖気付くことも多かったです。
殻を破るきっかけとなった出来事があったんですか?
周りの子も自分からガツガツ話しかける子が多かったので私も頑張ろうって思いました。だんだんと話しかけることに抵抗が無くなって殻を破ることができたのかなって思います。
出川イングリッシュでどんなことを話したか気になります!
トルコの学生と教育の制度の違いについて話したことが印象に残っていますね。大学がどういう構成になっているかとか、システムの違いを話しました。真面目な話を外国の学生と出来たことが嬉しかったですね。
きっかけは「じゃんけんで負けたから」
趣味の登山はいつ頃から始めたんですか?
中学生の時、山岳部に入ったことがきっかけで山登りをするようになりました。
もともと山登りが好きだったんですか?
実は山岳部には入りたくて入ったわけではなかったんです。本当は調理部志望だったんですよ。でも、じゃんけんで負けてしまって山岳部に入ることになったんです。
部活動をじゃんけんで決めるんですか?!
志望していた調理部は調理室に入れる人数が限られていることから、入部志望者が多いとじゃんけんで決めることになっていました。じゃんけんに負けてしまった私はどの部に入ろうか迷った結果、仲の良い友達が山岳部志望だったので一緒に入部しました。
でも、あの時、山岳部に入ったことで今でも山登りをするくらい好きになったし、意識的に歩くようになってので良かったなと思います。健康志向が強まりました。
高校でも山岳部に所属していたので、地元の山はほとんど登りました。中でも学校行事で学年のみんなで登った「大仙」という中国地方にある山が印象に残っています。
登るのに4時間くらいかかる山だったんですけど、登り始めて早々に体調が悪くなってしまったんです。「山岳部として先頭に立って登ろう!」と意気込んでいたのに序盤で脱落しかけました(笑)なんとか文化部の子に支えられながら登りきりました。
体調悪い中登るのは相当大変ですよね。
そうですね。諦めそうにもなったんですけど、やっぱり山岳部のプライドがかかっていたので諦められなかったですね(笑)
今後、登りたい山はありますか?
富士山に登りたいです!頂上を目指すというよりかは8合目の山小屋でカレーが食べたくって……(笑)最悪、頂上までは行けなくてもカレーは食べたいですね!