2021.07.07

森千晴(慶應義塾大学)「 テレビ朝日『グッド!モーニング』に出演中。部活で培ったメンタルでマルチな活躍を目指す!」

久村 奈々子立教大学3年生

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リボン

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美学生インタビューInterview

「弓道」にはメンバー同士の支え合いの重要さを教えてもらいました

これまでの大学生活で頑張ってきたことを教えてください。

2021年3月まで続けていた、大学の体育会弓道部での活動です。

カッコいいですね!入部したきっかけはなんですか?


中学高校と吹奏楽部に所属していたのですが、大学では競技に打ち込める体育会に所属したいと思って入部しました。

 

友達についていったのが最初で、「弓道は初心者でも大学4年間の間に日本一が目指せる。」と先輩に言われて頑張りたいと思いました。あとは大学に当時完成して1年足らずの綺麗な弓道場があって、そこで練習が出来るというのも魅力的でした。

弓道は大学生になってから始めたんですね。入部してみてどうでしたか?

とにかく練習がきつかったです。部活は週に6、7日あるのが普通で、朝7時から夜9時までやるような日もありました。朝練の日は始発で練習に行くのが大変でしたね。

 

最初の3か月くらいは徒手(弓と矢を持たずに射る動作をおこなうこと)で練習して、徹底的にフォームを正しく再現できるよう練習していました。

 

7月くらいから実際に弓矢を持って的を射るようになったのですが、気力と筋力さえ尽きなければずっと練習できてしまうので、1日が部活だけで終わる日々を送っていました(笑)

そもそも弓道ってどんな競技なんですか?

20回的を射ったときに何本矢が的に中(あた)ったかで競います。真ん中に中ると点数が高いと思う人が多いのですがこれはアーチェリーのルールで、弓道は28m先にある的に中りさえすれば、矢所(やどころ)はどこでも得点は一緒なんです。

 

大会では4人1組のチーム戦で、1人20本、合計80射引いたときにどれだけ中ったかで勝敗がつきます。当たるか当たらないかなので結構単純なルールだと思います。

簡単に見えるルールですが、練習は大変なように思います。

弓道というのは一つの違和感で結果が大きく変わってしまう繊細な競技なんです。テレビや動画で見ると一見シンプルな動きを繰り返しているだけに見えますが、力の通り方や筋肉のはまり方など、自分でも目には見えない部分が重要なんですよ!パッと見たとき上手くいったと思っても、その見えない部分が上手くいかなければ結局思ったようにはできなくて……。

そういう部分の誤差を解決するのが些細なひらめきなんです。力を入れるべきはどこなのか、力を抜くべきはどこなのかという感じで、練習の中で無数にある可能性を一つずつ潰していく作業は時間がかかってしまいます。でも、ぴったりハマって結果に繋がったときに「頑張って良かった!」と思えます。

 

そういった地道な練習の甲斐あってか、1年生の3月におこなわれた新人戦団体で優勝することができたんです!

すごいですね!おめでとうございます!

トーナメント方式の大会で時間がかかるので、週末の土日は5週間の間ずっとその大会で予定が埋まっていたのが懐かしいです。

長期戦なんですね……。

4人で1チームを組んで臨んだので、先週はあの人が調子悪かったけれど、今週はこの人の調子が悪いということがありました。みんなが完璧な状態で試合に参加できた日は無かったかもしれないですね。そういう調子の波がどうしてもあるので、そこを最小限に抑えながらやるのが大変でした。

 

私も途中までは調子が良かったのですが、決勝戦の時に調子が崩れてしまったんです。

大事な決勝で……?

本当に焦りましたが、チームのメンバーがカバーしてくれたおかげで優勝できました。もしも個人競技だったらこの結果にはならなかったですし、チームの大切さ、信頼できるメンバーと一緒に戦うことの大切さを改めて実感しましたね。

 

お互いに声を掛け合ったり、自分が気付かないことを周りが気付いて教えてくれたりして、そういう手取り足取りのコミュニケーションが大会の時はもちろん、普段の練習でも支えになっていました。

セント・フォースの学生部門から芸能活動スタート!

最初のテレビでのお仕事は何でしたか?

今年の3月放送『炎の体育会TV』(TBS)の弓道企画です。まさかずっと力を入れてきた弓道のお仕事ができるとは思ってもいませんでした!

 

2019年にミス慶應コンテストに出場したのをきっかけにセント・フォースsprout(学生キャスターが所属する芸能事務所)に所属したのですが、部活が週に6、7日あったため時間がとれず、お仕事はお断りしていました。たぶんそれで「ずっと弓道をやっている人」という印象を事務所の方に持たれて、番組出演のお話が来たんだと思います。

 

 

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テレビ出演!すごいですね。

「セント・フォース弓道部」の一員として参加したのですが、他の部員は事務所の大先輩でしたし、前回までの放送では私自身が番組の視聴者だったので、本当に緊張しました。

 

でも、弓道場での収録だったので、それまで毎日道場で練習していた私は少し落ち着いて挑むことができたと思います!スタジオ収録だったらもっと緊張していました(笑)

とはいえ、ビデオカメラや大勢のスタッフさんがいる中で弓道をするのは初めてですよね?

カメラや照明が沢山あり、全く別の緊張感を感じました。番組のスタッフさんや事務所の先輩方も気遣ってくださり、なんとか収録に臨めました。

 

企画ではいつもの大会のルールとは違って、どれだけ中心に近く矢を射れるかを大学生と競いました。先輩方との合同練習会のおかげもあり、本番では5本全て的中できました。セント・フォース弓道部も勝利を飾ることができました。

大活躍でしたね。周りからの反応はどうでしたか?

弓道の大会は観客を入れないので、私が弓道をしているところを見たことがない家族や友達が「カッコよかったよ!」と褒めてくれました。

 

5月にも同じ弓道企画の第2弾が放送されたのですが、その時は敗北してしまい2連覇はできませんでした……。第3弾があったらリベンジできるよう、これからも鍛錬に励みます!

朝2時起きで生放送へ!情報番組に出演中

最近はどんな活動をしていますか?

今年の3月から『グッド!モーニング』(テレビ朝日)に月曜から金曜までレギュラー出演をしています。

 

 

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週に5日あるので、始まった当初よりは落ち着いて、できることも増えてきたと感じます。

どういったきっかけで出演することになったんですか?

オーディションに受かったことです。信じられませんでしたが、スポーツ新聞などに掲載されたことや、出演してからは知り合いに「今朝観たよ〜」と言われた時に、実感が湧いています。

放送のある日はどんなスケジュールなんですか?

朝は2時に起きて、4時55分に番組が始まるのでそれに間に合うように六本木のスタジオまで移動して、メイクや声出しなどの準備をします。8時に番組が終わって写真撮影をしてから、そのまま大学に行くこともありますね。

 

運が良いことにテレビ朝日本社の六本木とキャンパスのある三田が近いので、1限が始まる9時には大学に到着できるんですよ!授業や用事が終わって家に帰って、夜8時くらいにはベッドに入って、また次の日2時に起きて……という感じです。

夜8時に寝て朝2時起き!想像できないです。

慣れるまでは大変でした。ただ対面授業がゼミだけなことと、他の授業はオンラインなことが多いので助かっています。もし普通の状況だったら、両立出来ていたのか不安です(笑)

『グッド!モーニング』は『炎の体育会TV』の雰囲気とはやっぱり違いますよね。

秒単位で動いている生放送独特の緊張感があります。最初はピリピリした怖い雰囲気を想像していたのですが、出演者の方もスタッフの方もリラックスされていて驚きました。スイッチの切り替えを上手にされている印象です。私も出番の前には声出しをして、スイッチを切り替えるようになりました。

森さんはどんなコーナーを担当しているんですか?

スポーツ・エンタメ・天気・交通情報です。

 

当たり前なんですけど毎回原稿が違うので、落ち着いて読むように心がけています。一番大切なのは視聴者の皆さんに正しい情報を分かりやすく伝えることなので。難しく思うこともありますが、楽しんでやっていることが多いです!

弓道部での経験が活きていると思うことはありますか?

弓道の練習も『グッド!モーニング』の放送も、毎日のようにあって、調子の良い日もあれば、そうでない日もあるんですよね。試合や仕事で失敗しても、上手くいかず落ち込んでいるときでも、部活は毎日行くしかありません。お仕事においても、自分を律し、コンスタントに続けていく力が共通して大事だと思います。

弓道やテレビに関わらず重要な力ですね。卒業後の目標はありますか?

マルチに活躍できる人になりたいです。ミスコンに出たこともそうですが、積極的に違う世界の人と話して知らない世界を知ると、自分との違いが目の当たりになって自分がどういう人間なのかが分かってくる気がします。

 

学生の身では挑戦できることこそ少ないかもしれませんが、本を読むこと、スポーツや演劇を観ることなどのびのびとインプットができる間だと思うんですね。一つを極めることも大事ですが、多様性が重要視される今の時代には柔軟性も大切です。何事にも捉われずに色々と経験していく中で、求められたものを的確に出せるようにこれからも頑張りたいと思います!



美学生プロフィールProfile

プロフィールphotos

森 千晴 (もりちはる) 慶應義塾大学 文学部人文社会学科教育学専攻3年生

>お仕事を依頼する
生年月日
1999年10月7日
出身地
東京都
チャームポイント
白目が真っ白なところ
性格を一言で表すと?
超ポジティブ!
異性を落とすコツは?
信頼できる友達になること
主な活動
ミス慶應コンテスト2019ファイナリスト / セント・フォースsprout所属
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担当カメラマン・インタビュアーCameraman & Interviewer

坂井 高久

モデルさんのかけがえのない一瞬一瞬を、丁寧に撮りおさめていきたいです!

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