美学生インタビューInterview
地元京都の魅力を発信しながら自分らしいミスキャンパス像を追いかけたい!
ミスキャンパス立命館2020に応募したきっかけを教えてください!
コンセプトに惹かれたからです。
私、もともと高校3年生の春から3年間、地元である京都府福知山市のご当地アイドルをやってたんです。
せっかくご当地アイドルとして活動するなら、中途半端に「ご当地」っていう名前を背負うのは良くないと思ったので、ちゃんと地元のことを考えながらやろうと思って活動してました。そしたら、地域創生に関わることが楽しくなってきて、地元を好きになってもらえるような活動がしたいという思いが強くなっていったんです。。
その後、お芝居もやりたいという思いが強くなり、アイドルを卒業しました。そして、これからどんな挑戦をしていこうか迷っていた時にミスキャンパス立命館に出会ったんです。
「京都の文化と自分自身の美を発信していく」っていうコンセプトと私の夢が似ているところがあって興味を持ちました。これはちょっと大学生のうちに挑戦してみてもいいかなって。
実際に京都を発信するような活動はできていますか?
ミスキャンの活動の一環で京都の文化体験をしたり、京都の神社に参拝しに行ったり、私個人でもSNSで「#もえこの京都案内」っていうハッシュタグを作ってカフェを紹介しています。
文化体験は毎年やってることで、本来なら最後のファイナルイベントで体験してきたもののお披露目をするんです。でも、今年はコロナの影響もあって、それぞれVlogにしてYouTubeで発信したりしてます。
中でも楽しかった活動はありますか?
私は茶道と西陣織を体験して、上賀茂神社と八坂神社に参拝に行きました。
京都にいてもなかなか自分から茶道とかを習いに行くことってないので、すごく面白かったです。京都についてあまり知らずに生活していた時より、視野が広くなったなって思います。
どんなところが面白かったですか?
茶道みたいに、一つ一つ五感を研ぎ澄ませて感じながら楽しむ感覚って、日常ではあまりないので新鮮でした。頂くもの全てに人の想いがこもっているのが感じられるんです。終わった後、不思議とすっきりしていて驚きました。
西陣織の体験はどうでした?
糸の色数が本当にたくさんあって驚きました!それを全部手作業で組み合わせていくという日本人らしい繊細さがあって、素敵でした。
普段、特別知る機会のない背景に触れられるという意味では、寺社参拝もとても貴重な経験でした。上賀茂神社では本殿までに3度川を渡って身を清められる造りになっているんですよ!
ミスキャンの活動の中で大変なことはありますか?
私がミスキャンを通して成長したいなと思っている部分でもあるんですけど、自分の魅せ方についてずっと悩んでいるんですよね。個性・キャラクターをもっと確立させられたら良いなと考えています。自分の何を強みとすべきか、まだ探しているところです。
たしかに、SNSの文面からもその人らしさって伝わりますもんね。
そうですね。TwitterなどSNS上ではできるだけ自分の言葉で自分らしく発信できるように、考えていることをちょっとずつ積極的に伝えていくようにしています。自分の素直な気持ちに共感してくれる人がいてくれたら嬉しいですね。
活動を通して自分の中で変化したことはありますか?
ヒールを履くようになりました!ミスキャンの活動って結構ヒールを履く機会が多くて。私、普段は全然ヒールを履かないので、それが自分の中では大きな変化です(笑)
ファイナルイベントに向けて意気込みをお願いします!
世間一般的なミスキャンらしさに囚われず、自分の思う美を自分らしい形で最後まで追求して頑張っていきたいです。
自分がミスキャンパスに応募したきっかけでもあるコンセプトに基づいて、自分らしいミスキャンパスの像を追いかけていきたいなと思ってます!
ゼロからのスタートだったご当地アイドル 集まってくれた200人のお客さんに感動!
ご当地アイドルの活動ではどんなことをやっていたんですか?
主な活動はライブで、バリバリ歌って踊ってました。東京とか名古屋に遠征に行ったり、CDの発売もしたりしてました。
もともと歌や踊りは得意だったんですか?
ダンスはわりと踊ったら笑われるタイプでしたね。クラシックバレエを10年間くらいずっとやってたんですけど、それ以外のダンスは苦手でした。練習しているうちにまぁまぁ出来てるかなくらいにはなったと思いますが(笑)どちらかというと歌うことの方が好きです。
アイドルをやっていて、大変だったことはありますか?
アイドル活動をしながら大学にも行っていたし、自分でバイトもしていたので、両立が大変でした。毎週末ライブがあるし、それ以外に地元で週1でレッスンもあったので、結構忙しかったです。
でも、その分他の人にはできない経験をたくさんさせてもらっていたので楽しかったですね。
他の人にできない体験というと?
東京の大きな会場でライブをしたことや、本物の警察官の服を着たこと、自分たち自身でライブを主催したこと、たくさんの大人と関わる機会、夜に福知山を出て車で東京まで行って朝から晩までライブと撮影!みたいなハードスケジュールとか。
たしかに、どれもなかなかできない体験です!印象的だったライブはありますか?
私たちがグループを結成して2年目の時のライブですね。これも自分たちで主催してやりました。
毎月ずっと地元で定期公演をやってたんですけど、その2周年の時の定期公演では、200人くらいお客さんが来てくれました。福知山市って結構田舎で、ライブや音楽イベントがないような所なので、そのくらいのちょっと大きめのライブをするのが地元にとっても初めてだったんです。
ゼロからのスタートだったので、自分たちのグループの成長を実感することができて、すごく感動しました。
アイドルを結成した当初はどんな感じだったんですか?
最初の頃は、福知山にご当地アイドルの前例がなかったから、「福知山でアイドルって……(笑)」みたいな声もたくさんありました。だから、自分たちの活動を通して、福知山はかっこいいことも出来るんだってことを証明しないと!って思ってました。
でも、メンバーみんな素人だったから、頑張り方もわからなくて、都会のアイドルの方々のライブや対応の仕方をたくさん見て勉強してました。
初めはなかなかお客さんも来なかったんじゃないですか?
はい、だからまずは知ってもらうきっかけを作ろうと、日ごろのSNSの発信を続けたり、福知山市内で出会った人にステッカーを配ったりして宣伝していました。
地道な活動もあったからこそ200人ものお客さんが来てくれたんですね!アイドル時代の活動で、今のミスコンに生きているものってありますか?
たくさんあるんですけど、忘れ物をしないこと!(笑)
本当に私自己管理能力が小さい頃から低くて、アイドル1年目はひどかったです。ライブなのに衣装を忘れたり、靴を忘れたり……もうあんなひどいことはしたくないので、ちゃんと前日に準備するようになりました。
ミスキャンでは今のところ忘れ物はありません!(笑)