美学生インタビューInterview
二人の親友の背中を追いかけて
ミスキャンパス関西学院に応募した理由を教えてください。
インスタグラムに実行委員の方からDMが届いたんですよ、「応募してみませんか?」って。それと、私が大学で仲の良い友達2人が過去にミスキャンパス関西学院に出場していたというのも大きなきっかけでした。
そのお友達2人とは?
2017年に出場していた末井櫻子と、去年出場していた小林玲美です。2人とも学部学科が一緒で仲が良いんです。
櫻子は教室でも飛び抜けて輝いてたからファイナリストに選ばれて納得でした。1回生で出場したのもすごいなって思ったし、高校生の頃から見ていたミスキャンに身近な友達が出るっていうのが不思議な感覚でした。
一方、玲美の方はクラスでは積極的に発言するタイプではなかったんです。でも、ミスキャンに出て応援してるうちに「あ、こんな一面があるんや」って良い意味で印象が変わりましたね。一見おとなしそうだけど内に秘めた情熱があって、一言で言うと「不言実行の人」。
そんな友達2人が頑張ってる姿を見ていて、大変そうやなという印象とともに尊敬の気持ちを抱いていました。
ただ、自分が出ようってのはあまり考えてなかったですね。周りの友達からは「来年出なよ!」とか「推薦するわ!」って言われてたんですけど、「櫻子みたいに可愛くないし……」とか「玲美みたいに綺麗じゃないし……」とか色々と考えちゃって踏ん切りがつかなくて。
でも、自分のこれまでの大学生活を振り返ってみたんです。サークルにも入ってないし、アルバイトも将来に繋がることをやってるわけじゃない。目標もないし、資格もとってない。「私、このまま社会に出たら何者になってしまうんだろう?」って考えたときに、ただ関学を卒業するだけじゃなくて“関学だからできることをやりたい”って考えたんです。それが私にとってはミスキャンだったのかなって思います。
悩んでいた時に櫻子からも「大変なこともあったけど良い経験になったよ。」って聞いて、もう応募しちゃえ!って勢いで応募しました。
“ミスキャンに相応しく”と“自分を貫く”の両立
ファイナリスト選考の時の手応えはどうでしたか?
グループ面接だったんですけど、玲美に「自然体で行けばいいよ!」って言われたのを真に受けて本当に自然体で行ってしまったんです。シャツにスキニー、ショートブーツみたいな格好で(笑)
そしたら、他の応募者はめっちゃミスキャン!って感じの清楚な格好で、「ああ、こういう人たちが選ばれるんやろな。」って思ってました。だから、ファイナリストに決まった時は「なんで私??」「私でいいのかな??」って気持ちになりました。
今でも「ミスキャンパス関西学院って何なんだろうか?」って考えるときがよくあるんです。
今年度のミスキャンパス関西学院のテーマは『貫け、わたし』。でも、自分を貫きすぎたら「あんな子が関学のミスキャンなんや。」って思われてしまう。
他のファイナリストは世間的なミスキャンのイメージに近いけど、私だけ髪型がショートヘアだし異色な感じがして……。「ミスキャンパス関西学院」に相応しくなるためにどうすればいいんだろうっていうのは日々試行錯誤してます。
“ミスキャンに相応しく”と“自分を貫く”を両立させるのは難しそうですね。
大事なのは、自分が持っているものを活かすことなんじゃないかなって考えるようになりました。私の場合、ショートヘアが映える服装とか、167cmという身長の高さを活かす服装とか。
ショートヘアって間違うと男の子っぽくなってしまうから、どこで女性らしさを見せるかっていうのは結構考えてますね。以前は、K-POPが好きなこともあってガールクラッシュっぽい格好を好んでしていたんですけど、最近はスカートもミニよりロングを選ぶようになりました。身長が高い人はロングスカートが似合うんだそうです。
両親にとって誇れる娘になりたい!
ミスキャンの活動についてご両親はどんな反応ですか?
SNSをチェックして応援してくれてるみたいです!
一人娘なので、両親には本当に大事に大事に育ててきてもらって。だから、ミスキャンに出ることで両親にとって誇れる娘になりたい!って思いもあります。
私は三重県出身で、お母さんには自宅から通える名古屋の大学に行ってほしいって言われていたんですよ。でも、関学で社会学を学びたいっていう私のわがままでこっちの大学に進学して……。そういう経緯もあるので、関学に通ってる意義を示したいと思うし、こっちで元気にしてるよーっていうのを伝えたいですね。
ミスキャン関連のイベントがあると「今日、頑張ってな」って連絡をくれることもあって、むしろ心配させてしまってるかも知れないんですけど、ファイナルイベントでこんなに成長したんやな、大きくなったんやなってのを見せたいです。
最後に、ファイナルイベントに向けての意気込みを聞かせてください。
いつも思うんですけど、SNSで応援してくれる人、実行委員や両親や友達、支えてくれる人の存在があるから私がいる。綺麗事じゃなく本当にそう感じています。
ファイナルイベントはグランプリを決める場所でもあるけど、色々な人にこれまでの感謝の気持ちを伝えられる場所でもあると思うんです。応援して良かったなって思ってもらえるように、最高の形で活動を終えたいですね。