美学生インタビューInterview
英語が好きになったきっかけはディズニーチャンネル
入学して約半年。大学生活はどうですか?
想像していたよりも楽しいです!入学前は友達できるかなとか不安も多くありました。でも、青学の子たちって本当に良い子たちが多くて。サークル活動や学科の授業を通して気の合う友達もいっぱいできました!
ただ、授業や課題はめちゃくちゃ難しいです。レポートなんて今まで書いたことなかったので壁にぶち当たってしまいましたね(笑)
青山学院大学ではどんなことを学んでいるんですか?
文学部英米文学科なんですけど、先生と会話したり生徒同士でディスカッションをおこなうコミュニケーション系の授業が2時間、リスニングの授業が1時間、エッセイ書いたりするライティングの授業が1時間、計4コマの授業が必修科目としてあります。
他の大学でいう「英米文学部」って英語でいう古文、シェイクスピアなどをやってると思うのですが、青学の英米文学科は「外国語学部」に近いなと感じます。
また、うちの学科は他の学部に比べて大教室でやる講義系の授業が少なくて、一つ一つの授業が少人数制っていうのも大きな特徴かなと思います。先生との距離が近いのも好きなところですね。この前の学期末の最後の授業の時は先生がクッキーを焼いてきてくれて……みんなで乾杯してパーティーをしました(笑)
高校の時は受け身だったけれど、大学は自分から勉強することが求められるので自主性が身についたなと感じます。
そもそも英米文学科に進学したきっかけは?
私、アメリカの女優のセレーナ・ゴメスさんが大好きで小学生の頃からディズニーチャンネルっ子だったんです。
吹き替えをずっと見てたんですけど、ある日、字幕を見てみたら出演者の声が全然違って……!吹替って少しオーバーというか、海外っぽくしすぎてるというか……過剰なときがあるじゃないですか?(笑)字幕で聞いてみるとみんな意外と普通に喋ってるんです!
セレーナ・ゴメスの声もそのまま聞きたい!って思って、字幕が分かるようになりたいなっていうのは小学生ながら感じていました。
母がロシア人で父が日本人という家庭で育ったのも影響してると思います。両親は私に英語を話せるようになってほしいと思っていたみたいで、小さい頃から常に英語が身近にあったのも私にとっては大きかったです。
小学生の頃から英語が好きだったんですね。
小学生の時から英会話スクールに通ったりはしてたんですけど、中学生の時が一番英語を頑張ったと思います。
英語の先生がとても熱心な方で、その先生のおかげもあって英語の勉強に身が入るようになって、授業内でも積極的に発言したり学内のスピーチコンテストに出場してみたり。中学2年の時には区の海外派遣生に選んでもらえて、1週間だけ留学を経験しました。
オーストラリアの高校へ留学 「日本人だから」なんて言い訳したくなかった
高校時代はどんな風に過ごしてたんですか?
仲良しな先輩が行ってたことがきっかけで地元から少し離れた都立高校を選んだんです。
友達もゼロからのスタート、電車通学片道1時間。でも、想像を何倍をも上回る楽しさで、居心地の良い場所でした。軽音部に入ってバンドを組んで文化祭に出たりとか、本当に充実してましたね。
英語の勉強はどうでしたか?
中学で頑張ったことが評価されて、「次世代リーダー育成道場」という都立高校生向けの留学プログラムを使って高校2年の時にオーストラリアへ1年間留学することができたんです!
学校でもらったチラシを家に置いていたら母が見つけてしまって「なにこれ!すごい!受けてみなよ〜!」って勧められて。嫌だったらやめればいい、受けるだけ受けてみなさい と、お小遣いと一緒に押されて1年生の5月に応募しました。
私、本当は小学生の頃からずっと留学したかったんですけど、その当時は高校が楽しくて日本から離れたくなくなっちゃって。だから、留学することに対しては正直、後ろ向きでした。完全にお小遣いにつられて応募してしまったわけです(笑)
でも、そしたらなんとなんと!受かってしまったんです!
合格をもらった直後は素直に喜べませんでしたね。それで、あまり身が入らない状態で研修を受けていたのですが、ある時、心変わりをして、「このままじゃだめだ」と。どうせやるからには本気でやろうと決めてからはもう留学に集中。本当に良い経験になったので結果的には大満足です(笑)
オーストラリアでの高校生活はどうでしたか?
語学学校ではなく現地の高校に入学する形で勉強してました。授業はもちろん全部英語だったので最初はつまずきましたね。
そして、入った途端に苦手なシェイクスピア!日本の古文でさえ難しいのにましてや英語なんて!と混乱(笑)
でも、「日本人だから」なんて言い訳したくなかったので追いつこうとめちゃくちゃ頑張りました。
結果、最後の学年集会で成績優良者に選出されたんです!現地の高校生2人と私で……!意欲・関心・態度、全授業「A」の人と成績優秀者に贈られる2つの部門で表彰していただけたんです!留学中の頑張りが報われた瞬間でしたね。
まさかの推薦不合格 一般受験に切り替えて勉強した4ヶ月間
それから大学受験を迎えたわけですね。
日本へ帰ってきたのが高校2年生の終わり。本当は推薦で青学を目指してたんですけど落ちてしまって……推薦で進学するつもり満々だったのでもうびっくり!
でも、落ち込んでる暇はないと一般受験にシフトして一念発起!推薦入試の合格発表が10月中旬だったのでそれから入試まで約4ヶ月、時間がなかったので現代文、古文、世界史に絞って集中的に勉強しました。朝9時に予備校に行って、閉まる22時半までお昼食べる以外は引きこもってやってましたね(笑)
結果的に他の学部と英米の合格をもらえました。第一志望の英米文学科に行くことができて本当に本当に良かったです!
実際に入学してみて感じる青学の魅力を教えてください!
私は青学の人の良さが好きです。みんなフレンドリーで優しくしてくれる、そんな人たちばっかりです!
あとは立地の良さですかね。ランチには最適です!空きコマにおしゃラン(おしゃれなランチ)を食べに行くなんて文化、青学に入らなきゃ体験できなかったと思います(笑)
特に表参道にある「バッカス」というパエリアのお店がお気に入りです!初めてサークルの先輩に連れて行ってもらったお店で、野菜のブッフェがあって……!本当にお気に入りで、この間も友達を連れてまた行ってきました!
おしゃラン!青学生の特権ですね。これからの大学生活でやりたいことはありますか?
旅行が好きなのでとにかく色々な場所に足を運ぶ4年間にしたいです!
夏休みはロシア、バンコク、韓国に行ってきました!旅行のためにバイトも頑張ってきたので、全力で楽しみました!夏休みはほぼ日本にいなかったと思います(笑)