美学生インタビューInterview
長距離も雪道も全然OK!
趣味はありますか?
旅をすることです!運転するのが大好きなのでよく車であちこちに行きます!車を走らせて知らない土地へ行って、そこでしか味わえない空気を感じることが好きなんです!
どうして運転好きになったんですか?
お父さんが車とかバイクとか男の子が好きな乗り物が大好きで、小さい頃からF1とかの映像を見せられて育ったんです。毎年、夏に家族で旅行に行くときも車なんですけど、そのときお父さんが運転してる姿を見てカッコいいな~って憧れてました。それで自分も運転したいって思うようになったんです。
免許はいつ頃に取ったんですか?
高校3年生の時です。指定校推薦で大学が決まって時間に余裕があったのでその間に。
でも、免許取ってすぐの頃、お父さんにいきなり「山形行くぞ!」って言われて。4回目の運転でスキーをしに山形まで走らされたんです。
え、雪道ですよね?いきなりですか?
そうなんですよ! 「最初からそんな道を運転させるんだ!?」って思ったんですけど(笑)でも、走ってみると全然怖くなかったです。長距離の走り方を教えてもらってそれが楽しくて「イエーイ!」みたいな感じで走ってました。
あ、でも安全運転は心掛けてますよ。譲るし、煽らないし。煽られても平常心です(笑)
長距離を走るのって疲れたりしませんか?
全然!放課後からでも400キロくらい運転できます! むしろ渋滞とかハマったら自分で運転してる方がいいんですよね。ハンドル握って友達と喋ったり音楽流して歌ったりしてた方が時間が過ぎるのが早いです。
大学で仲良くなった男女9人のイツメンで毎年、箱根に遊びに行くんですけど絶対に私が運転します。最初の頃はよく「代わろうか?」って言ってくれてたんですけど3年も一緒なので今は何も言われなくなりましたね(笑)
人生は一度きりだから
今まで運転してて一番楽しかった場所はどこですか?
去年の夏に2週間半かけて“プチロードトリップ”をしたアメリカですね!車を借りて西海岸のサンディエゴからロサンゼルス近くのマリブまで、超仲の良い女の子と2人で旅をしてきました!
その時はどんな車に?
ジープです!レンタカーショップに行ったら最初は「オープンカー乗りなよ!」って結構強く勧められたんですけど途中、砂漠もあるのでそれ借りたらヤバイじゃないですか?だから、一番安いクラスでいいですって粘りました。
で、ようやくカギをもらってどんなボロい車かなって思ったらめちゃくちゃ良いジープだったんです!車高が高くて乗り心地もすごく良くて運転してる時はめちゃくちゃ楽しかったですね!山道は景色が綺麗だし、海岸沿いの道とかはテンション爆上げでした!
アメリカでジープってカッコいいですね!どんな旅だったんですか?
最初に目的地1ヶ所だけを決めておいて、旅をしながらどこ行くかを考える感じでした。
例えばサルベーション・マウンテンってところに行ったら途中で湖を見つけて寄り道したり、たまたま知り合った現地の男の子2人を引き連れて4人で旅を続けたり、とにかく何も決めずアバウトに(笑)
なんだか映画みたいですね!
人生一度きりだから楽しもう!みたいなのが旅の目的で、みんなで「ここ行ったら楽しくない?」とか言いながらこういうハリウッドサインが見えるところに行ったり、海行ったり。
これはジョシュアツリーパークっていう国立公園ですね。大自然を肌で感じられるのでおすすめです!
ロードトリップで一番の思い出は?
パームスプリングスっていう地域があってAirbnb(エアビー&ビー)で部屋を借りたんですけど、夜は星がすっごい綺麗で!宮古島に行った時も綺麗だったんですけどそれとは比にならないくらいすっごい星で、ジープの上に4人で上がって眺めてました!ちょっと寒かったですけど1枚上着を羽織ってればずっと見ていられる感じでしたね。それが一番の思い出です。
また行きたいと思いますか?
行きたいです!今年の夏にもう1回アメリカに行こうかなって考えてて、今度は範囲を広げてグランドキャニオンとか北の方へ行ってみたいです。新しい出会いもあったし、自分はこんなものに感動するんだみたいな体験もできて、普段悩んでることがちっぽけだなって思うようになりました。
“表”より“裏”が合っている
話は変わりますが、昨年、学習院大学のミスコンに出ていましたね。どうして出場しようと思ったんですか?
私、大学でサークルとかに入ってなくて自分の学年が上がるにつれて“大学内で何もしてないな”っていう気持ちが強くなって。学習院大学にいたことを残したい、何かをやりきりたいと思ってコンテストに出ました。
出てみてどうでしたか?何か残せましたか?
活動自体は他の大学のミスコンと同じで撮影やSNSの更新が中心だったんですけど、“新たな自分”が見つかったかなって思います。
私、結局、表舞台が苦手だったんですよね。例えばSNSもフォローしてくれてる人にラブコールというか……そういうのもすごく苦手で。ミスコンって広告研究会(広研)と出場者の女の子とで作るんですが、私の立ち位置はその真ん中だったんですよ。
真ん中?どういうことですか?
5人のファイナリストはみんなミスコンに対してすごく真剣に取り組んでいたんですけど広研側の情報伝達が遅れてしまったりとかで不満もあって。広研としてはちゃんと頑張ってるけど学生だし追いつかない部分もでてくるんですよね。それで「なんでできないの!?」っていう意見に対して広研が「どうしよう……」ってなったとき、私はよく広研の人と話すようにしてました。
ファイナリストを代表して話をしてたんですね。
ファイナリスト側の言い分を広研側に伝えたり、広研の考えを聞いたり、中間に入って橋渡し的なことをよくしてました。
ミスコンってファイナリストが一人ひとりグランプリを目指して活動してるように見えて、結局は『ミス学習院コンテスト』っていうイベントだから、今振り返ってみると“それを成功させるために自分はどう振舞ったらいいのか”を考えて行動した半年間でしたね。
そこで自分は出演者よりも裏方が向いてると気付いたということですね。
私、周りからよく「お母さんみたい」って言われるんですよ。悩んでる子がいたら自然と話を聞いたりするし、お母さんってあまり表に出ないというかサポートが多いというか。私はそんなポジションにいる方がいいのかなって。ミスコンでも特別なカリスマ性があるわけじゃないけど人と話すのは大好きだから、そういう面でも私は一歩引いた所にいることが好きでした。
今、就活中かと思いますが自分自身はどんな仕事に向いてるって思いますか?
昔は客室乗務員とかに憧れがあったんですけど、今は自分がいることでそのチームのバランスが上手くとれたり、そういうことに臨機応変に対応できたときにやりがいを感じます。なので、チームで一致団結して何かをやりとげられるような職に就きたいなと考えています。もちろんサポートだけじゃなくて自分が主体的に動いてどんどんチャレンジしていきたいです。