美学生インタビューInterview
ミスコンは夢を叶えられる大事な場所
ミス中央コンテスト2018を振り返ってみて、どうですか?
ミスコンが終わって生活がとても落ち着きました。期間中は毎日予定があって一日一日が怒涛の日々だったんです。4ヶ月間、長いようで短かったのですが、出場したことで周りの皆さんからの応援を受け、人の温かさに気づくこともできました。
最初は出場すること自体、迷っていました。実は1年生の時に出ないかと声をかけていただいていたのですが、その時は何もわからない状態だったのでお断りしたんです。
ですが、アナウンサー志望だったということもあり、3年生になったら「出てみれば?」という友達からの薦めが背中を押してくれて……最終的には自分の意志で出場を決めました。
今振り返って考えてみると本当に出て良かったなと思います。ミスコンがきっかけでセント・フォース(アナウンサーやキャスターが所属する芸能事務所)に所属することになって今こうして活動させていただけていますし、出たからこそ得たものが大きいなと実感しています。
それに、今までミスコンに対して持っていたイメージも180度変わりました!出場者それぞれが目標や夢を持っていて、それに向かって本当に頑張っているんです。私もミスコンをきっかけにアナウンサーという夢に近づくチャンスを頂けましたし、夢を叶えられる大事な場所だなと、改めて感じました。
視聴者目線に立って発信したい
福井県出身とのことですが、中央大学に進学したきっかけを教えてください。
地元は訛りもあるので「本格的にアナウンサーを目指すなら一回東京に出なさい」と中学生の頃から両親に言われていました。
大学受験当時、周りの環境の変化があった時期でもあって……色々なきっかけが重なって法律に興味を持つようになり、親戚が中央大学だったこともあって、それからは中央の法学部を目標にしてましたね。
高校の同級生は国公立に行く人が多かったので、私立に推薦で行く私は珍しくて……周りからも「なんで私立なんだろう?」と思われていただろうし、少し居心地が悪かったです。
そもそもアナウンサーを志したきっかけを教えてください。
小学生の頃から漠然と憧れていました。
昔、母からMDをピアノの録音用に譲り受けたのですが、私はそれを自分の声を録音する用に使っていたんです(笑)車の助手席に座って様子を実況したり、自分で食レポしたり……そういうのが小さい頃からずっと好きでした。
ある時、地元のテレビ局に行く機会があったのですが、その時にビビッ!ときちゃいましたね。今まで私が好きでやってたことが繋がったというか、私のやりたい仕事はこれだ!と。それがアナウンサーの仕事でした。
アナウンサーに憧れる気持ちが原動力となって、東京の大学に進学してミスコンにも挑戦できて、私にとって夢は本当に大きな存在です!
東京に出てきて、アナウンサーという夢に対しての思いは変わりましたか?
より思いが強くなりましたね。
事務所に入って実際に現場でリポーターを経験させてもらって、アナウンサーの面白さや難しさに気づきました。
毎回オンエアーを見て落ち込むのですが、自分で反省してそれを次に繋げようと努力するのが好きなんです。ここが良くなかったな、次はこうしたらいいかな、とか頭を使って考えるのがクセになっちゃいます。将来も私はこういうことがしたいんだろうなと思います!
印象に残っている撮影などありますか?
インタビュー取材のお仕事で、「あそこであれを聞いてくれてありがとう!緊張して言えなかったことをあなたが聞いてくれて本当に良かった!」と言っていただいたことが一番心に残っています。
つい先日も香料会社に行ってインタビューをするという収録で、匂いを嗅いでリポートをするというものがあったんです。私自身嗅いだことない匂いもあって最初は戸惑っていたのですが、プロデューサーの方に「見ている人はもっと分からないから、リポーターがもっと視聴者目線に立って伝えようとしないと伝わらないんだよ」とおっしゃっていて、本当にその通りだなと思って。
難しいこともあるけれど、伝わったときの嬉しさは倍あるし、やりがいを感じる部分でもあります。台本通りに進めるだけじゃなくて、もっと視聴者目線に立って発信していきたいなと思う出来事でした。毎回が勉強の日々です!
毎回の収録で意識してることや気をつけていることはありますか?
当たり前のことですが、企業さんと関わっているという意識を持って、社長さんや企業の方に対して挨拶と礼儀はしっかりしています。コミュニケーションを円滑に進めるためには取材前のやりとりの中で信頼関係を作ることがとても大切だなと感じていて。常に、敬意を払って取材するということを大切にしています。
やりたかったことをやらせていただけて、本当に毎日が楽しいです!
過去の経験を生かしてスポーツキャスターに
将来はどんなアナウンサーを目指していますか?
自分の経験を生かしてスポーツキャスターとして活躍できたらいいなと思っています!
自分の経験というと……?
私とにかく負けず嫌いで、親に「もうやめたら?」と言われても、その言葉に逆に火がつくタイプで……(笑)
実は、昔から2位止まりのことが多い人生だったんです。どれだけ頑張っても頂点の景色を見られなくて、毎回「やっぱり私は1位になれないんだな」と落ち込むことが多くて。でも、そんな時でもスポーツ選手の頑張ってる姿や言葉に刺激を受けて「次こそ!」と、頑張れていました。
小学生の頃から続けていたピアノでは、コンクールであと0.01ポイントで次の大会に進めないっていうことが6回もあって……本当に私はギリギリで進めない子なので、悔しい思いを何回も味わいました。
やっと中学1年生の時に全国大会に出られて、全国2位という結果を頂けました。その時は本当に嬉しかったです。
スポーツ観戦にもよく行くので、将来的にはアナウンサーとしてスポーツというジャンルでもお仕事してみたいです。
これからも夢に向かって頑張ります!
美学生プロフィールProfile
担当カメラマン・インタビュアーCameraman & Interviewer
山本 貴一
美学生図鑑は人の“人生の転機”になれる場所。美学生図鑑を通じてモデルさんが新たなきっかけを掴めるように、スタッフが成長できるように、その後押しを頑張っていきます。
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