美学生インタビューInterview
日本舞踊経験者!知られざるその世界とは?
特技はありますか?
幼稚園生から中学1年生までの約7年半、日本舞踊をやっていました!
小さい時、実家の近くの公民館で日本舞踊を見て、「着物を着てみたいな」「踊っている人、素敵だな」と思って始めました。
日本舞踊とはどのようなものなんですか?
着物を着て演歌に合わせて踊るんです!一つの演技が演歌一曲分なので、演技をする時間は4分ほどになります。当時は地元のホールで定期的に発表したりしていました。
日本舞踊は着物ではなく浴衣で練習をおこなうんです。だから、実家に10着くらい浴衣があるんですよ!
日本舞踊の上手い下手は何を基準に決まるんですか?
表情や女性らしい仕草が重要で、静止するところはちゃんと静止することや、柔らかい動きのところをどれだけしなやかにできるかなどもポイントになります。
私は主に小学生の時にやっていたので女性らしさを出すのが難しくて……練習しても年上の人になかなか追いつけませんでしたが、やっぱり上手な人を見ると女性目線でもすごく綺麗だと思いましたね。
扇子や傘や造花などの小道具を使った動きは特に難しくて、何回やっても上手くできなかったときは泣いたこともあった気がします。
思い出に残っている発表会はありますか?
小学1年生の時に初舞台を踏んだ時のことですかね。とても緊張していたので踊っている時のことはあまり覚えてなかったのですが、終わってから先生に褒められたのがすごく嬉しかったです。練習した甲斐があったなと感じました。
失敗したかどうかはあまり覚えてないんですけど、達成感はあったことは記憶に残っています。
日本舞踊をやっていて良かったと思うことはありますか?
度胸がついたことです。大勢の人の前で喋ったり何かしたりするときに緊張しなくなりました。姿勢のこともかなり先生に言われたので姿勢は良くなったと思います。正座も慣れました。
あと、浴衣や着物の着付けができるようになったのは良かったですね。お祭りの時は自分で着付けをして行くんです。友達に着付けをしてあげるときもありますよ!
現在は日本舞踊をやっていないのですか?
大学でもう一度始めようと思ったのですが、勉強が忙しいのと着物や小道具を揃えるのにお金がかかってしまうのでできませんでした。
でも、京都は日本舞踊の聖地というイメージがあるし、せっかく京都の大学に来たので時間ができたらまたやってみようかなと思っています!
行政法は身近な法律!勉強していて楽しい
同志社大学の法学部では何の勉強をしているのですか?
刑法や民法などを幅広く勉強しています。その中でも「行政法」に一番関心を持っていて、ゼミも行政法のゼミに入っています。
行政法は民法や刑法よりも自分たちの生活に根ざした身近な法律なので、納得できるところも多く、勉強していて楽しい分野なんです!
法律を勉強していて難しいなと思うことはありますか?
論述をする時に三段論法(主題に対する理由、証拠、結論を順番に述べることで論理性の高い文章を作る論法)を使うことがあるんですよ。正直、数学が苦手なんですけど、三段論法は少し数学に似たところがあるので、そこが難しいなと感じます。
あと、法学はやはり暗記しなければならないことが多いので少し大変ですね。
関西弁は福島でも人気!
福島出身の菅井さん。福島の方言ってあるんですか?
あります!語尾に「んだ」とか「だべ」とかつけるんですよ。
普段、関西では標準語で喋ってるんですけど、ふとしたときに福島弁が出てしまいますね(笑)
京都の好きなところはありますか?
まず、関西弁に憧れがあるんですよ。地元福島の友達からも関西弁は「可愛い」と人気です。だから関西弁をマスターしたいですね!
他にも京都のお寺や日本らしいところが好きです。大学生になってから友達や家族と京都の色々なお寺をまわりました。日本舞踊をやっていたので「和」が好きなのかもしれないです。