美学生インタビューInterview
みんなで一つの曲を作り上げていく楽しさ
大学生活が始まってもうすぐ一年ですが、どうですか？
親元を離れて一人暮らしを始め、ミスコンテストに出場したり、サークル活動に打ち込んだりと、高校とはまったく違う生活ですが毎日とても充実しています。
どんなサークルに入ってるんですか？
アカペラサークル「voxbox」に所属しています。高校生の時に合唱部に所属していたこともあって歌うことが好きだったのでアカペラサークルに入ることにしたんです。昨年の大学の学園祭では「乃木坂46」「いきものがかり」を歌ったりと精力的に活動しています。
高校で合唱部に入ったきっかけは？
中学の合唱コンクールの時に友達のお母さんに声をかけてもらったのがきっかけです。その方はピアノ教室をされていたんですけど、私が歌った課題曲のソロパート部分を聞いて「ひなちゃん、歌やった方がいいよ！」って勧めてくれたんです。
中学ではテニス部に所属していたんですけど正直運動は苦手だったので、高校進学を機に合唱部で活動してみようと思いました。
合唱部での思い出は何かありますか？
2年生の冬に全国コンテストで金賞をとったことです！しかも、青森県勢初の金賞だったので余計に嬉しかったですね。
また、3年生の9月の時に行われた高校生最後の大会では、東北大会で青森県勢20年ぶりの金賞を獲得することもできました。
私は部長を務めていて時には先生とケンカしたりしんどい時もありましたが、「一生懸命やってきて良かったな」と思いました。
兼田さんにとって、“合唱・歌うこと”の魅力は何ですか？
単純に「歌うことが好き」というものありますが、「歌の変化」が楽しいと感じます。
みんなで同じ方向に向かって努力していく過程で技術が磨かれ、その上で心が一つになった時に、最初のそれとはまったく違った曲になるんです。そうやってみんなで“一つの曲”を作り上げていくところが合唱の魅力だと思います。
1年生ながらミスコンに出場
ミスYCUコンテスト（横浜市立大学のミスコン）に出場したきっかけは？
運営委員の方に声をかけられたのがきっかけです。私の中では、ミスコンといえば上級生（2～3年生）の人が出るイメージだったので「1年生で出るのってどうなんだろう……」って思ったんですけど、昨年出た人が全員1年生だったというお話を聞いて「じゃあ挑戦してみよう！」と思いました（笑）
また、声をかけられたのが4月頃だったと思うんですけど、大学に入ったばかりだったので「何でもいいから力を入れてやってみたい」という気持ちがあったことも出場への後押しとなった気がします。
ミスコン前後で自分の中で何か変化はありましたか？
ありがちなことだとは思うんですけど、美意識が上がった気がします。
グランプリをとる前はすっぴん登校が多かったんですけど、ありがたいことにキャンパス内で「おめでとう」と声をかけられることが増えてきて……「あ、見られてるんだ」って思うようになってから、ちゃんとメイクをするようになりました（笑）
あとは、体力面・精神面でも多少タフになったかなと思います。学園祭ではアカペラサークルとミスコンの両ステージに出るため、特に本番前の一ヶ月間は練習・リハーサルの日々が続いて休む暇がありませんでした。そんな中でも、体調管理に気をつけて何とか乗り越えることができたので、心身ともに鍛えられたと思います。
