美学生インタビューInterview
グランプリを競うより“昨日の自分より良くなりたい”
ミスキャンパス同志社に応募したきっかけは?
サークルの後輩が実行委員をしていて、声をかけられたことです。
去年まではミスキャンを見ていた側で、ファイナリストは皆自信に満ち溢れていてキラキラした世界だなと思っていました。
でも、実際にファイナリストとして活動してみると、自分に満足している人はあまりいませんでした。ミスキャンは「自信がないから変わりたい人のためのステップアップの場」なんだと今は思っています。
活動していく中で何か心境の変化はありましたか?
初めは何のためにグランプリを目指すのか悩んでいました。私はアナウンサーを目指しているわけでもないし、グランプリは一番綺麗な人が選ばれるものだと思っていたからです。でも、だんだんと「グランプリだけがゴールではない」ということに気がつきました。
私はもともとSNSを頻繁に更新したり、自撮りを積極的にするタイプではありませんでした。最初の頃はいいねやリツイートを稼ぐために頑張っていましたが、無理に演じている自分とのギャップに大きな葛藤がありました。
たくさん考えた結果、「本当の自分を『いいね!』と言ってくれる方を増やしたい」と思い、自然体で交流することにしました。特にSHOWROOMでは、自分をどう見せるかはあえて考えず、来てくださった方のコメントに100%の対応をすることだけを心掛けました。だからこそ、たくさんの方に笑顔を褒めていただいたり「元気になった!」と言われた時はとても嬉しかったですね。
その他にも色々な活動を通して、周りのファイナリストとグランプリを競うのではなく「昨日の自分より良くなりたい!」と思うようになりました。どうしてもグランプリや勝負に目が行きがちですが、それよりも“より良い自分になること”を大切にして残りの1ヵ月を過ごしていきたいですね。
ファイナルイベントに向けての意気込みをどうぞ!
ファイナルイベントで「やりきった!」と思えるのは、たくさんの賞を獲った時ではなく「自分が変わった!」と感じられた時だと思います。
6ヶ月前より成長した、と皆さんに納得していただけるよう頑張ります!絶対に楽しませるのでぜひ来てください。
九州までヒッチハイク!人の優しさを実感
大学生活で一番の思い出を教えてください。
2回生の夏にヒッチハイクで明石から岡山を経由して九州まで旅をしたことです。
ヒッチハイクは友達に勧められ、ちょうど自分の行動範囲を広げたいと思っていたので、少し怖さもありましたがやってみることにしました!
乗せてくれる車はすぐに見つかるんですか?
意外と早く見つかりますよ!緊張したのは最初だけでした。行きは2回、帰りは5回乗り継ぎました。
乗せてくれたのは、豪華な自家用バスを持っている方や建築関係の方など色々な人がいました。思いやりを持っている人が多かったです。ヒッチハイクをしなければ出逢うことのなかった人たちですが、人に親切にすることの大切さを実感しました。
泊まる所も、最初はネットカフェでいいかなと思っていたんですが、九州出身で家族ぐるみで仲の良い友達のお母さんに3日間も泊めていただけることになりました。人って優しいなあと改めて感動した出来事でしたね。
最後に将来の夢や目標を聞かせてください。
夢はまだ具体的には決まっていません。ただ、ミスキャンの活動やヒッチハイクを通して、自分にはまだまだ知らないことが多すぎると感じました。
また、たくさん人との出逢いから学べることはとても多いということにも気付いたので、人とのつながりを大切にして豊かな人間になりたいですね。
少し話しただけでも「この人いいな!」と思われるような人間になることが目標です!