美学生インタビューInterview
視野を広げるために大学へ進学
京都産業大学の法学部に進学した理由を聞かせてください。
高校時代、演劇部の活動に熱中していたこともあり、最初は演劇について学べる学校に進学したいと思っていました。でも、高校生の時点で演劇一本に将来を限定する必要はないかなと考えるようになって。自分はまだまだ視野が狭いし、もっと色々なものを見てから進む道を決めようと思い、大学へ進学することを決めました。京都産業大学を選んだのは、オープンキャンパスへ行った時に広いキャンパスに圧倒されたことが理由です。「大きな大学に入って自分と違った人たちと出逢い、色々な価値観に触れたい」と考えていた私にはとても惹かれるものがありました。
大学では今、どんなことを学んでいますか?
ゼミでは「法哲学」について学んでいて、主に被害者や加害者の“気持ちを考えること”に取り組んでいます。「人の気持ちを考えること」は演劇にも通じるので意外と楽しいですね。また、このゼミでは法律に限らず、社会や人間に対する理解を深めることも学習目標に掲げられていて、授業時間外にフィールドワークなども行っています。
どのようなフィールドワークをしているんですか?
三重県のいなべ市の村おこしのお手伝いをしています。実際に何度か現地を訪れて地元の人たちとも触れ合い、地域の課題を調査、そして課題解決に向けたアイデアをゼミ生で話し合いました。今は、子どもたちの地元愛を育むために 「地域の歴史を紙芝居にする」というプロジェクトを打ち出し、製作を進めているところです。グランプリをとることしか考えていなかった
2016年にミス京都産業大学でグランプリを受賞したそうですね!出場に至った経緯を聞かせてください。
大学内を歩いていた時に学祭の実行委員の方から「ミスコンに出ませんか?」と声をかけられたのがきっかけです。1、2回生の時に観客としてミスコンのステージを見ていたこともあり、興味があったので出てみようと思いました。コンテストに向けて何か努力したことはありますか?
私は大の負けず嫌いなので、出ると決まってからはグランプリをとることしか考えていませんでした。京都産業大学のミスコンは学祭当日の投票によってグランプリが選出されることになっていたため、ステージ上でのパフォーマンスでいかに観客を惹きつけることができるかが鍵でした。準備期間は1ヶ月しかありませんでしたが、この期間は誰よりも頑張った自信があります。具体的にはコンテスト当日にステージで披露する劇の準備と練習に力を入れました。劇をやったんですね!
「ミスターコンテストの出場者と二人一組になってプロポーズのシチュエーションを演じる」というコーナーがミスコンのステージ企画の一つとしてあったんです。演劇経験のある私にとっては自分の力を発揮できるこの上ないチャンスでした。台本も自分で考え、当日は10分くらいの劇を演じました。スポットライトを使ったり、途中で動画を流したりなど演出も凝りましたね。結果、ペアを組んだミスターの出場者とダブルでグランプリを受賞することができました。勝つことだけを考えてストイックに頑張ったからこそ、受賞の喜びは格別のものでした。京都産業大学のミスコンはまだまだ歴史が浅く知名度も低いですが、色々な人が関わって盛り上げてくれているのものに参加でき、そこで結果を残せたことは誇りに思います。