美学生インタビューInterview
ミス東大が受験のモチベーションになっていた高校時代。今度は私が受験生に元気を与えたい。
ミス東大コンテストの存在を知ったのはいつですか?
高校2年生ぐらいの時から知っていました。ちょうどその頃に東大を受験校として意識し始めていたので、ミス東大の先輩方を見ながら「東大にはこんなに素敵な人がいるんだなあ……」といった感覚で受験のモチベーションにしていました。特に、ミス東大2014グランプリの藤澤季美歌さんは、ニュースで話題となった号泣議員さんのモノマネをするなど、ギャップがすごくて印象に残っています。また一方で、東大を目指す上で有益な情報もミス東大の先輩方を通じて得ることもできました。例えば、SNSを見て東大生の日常生活をイメージしたり。学部の制度や授業のことは他のルートで知ることができると思うんですけど、そういった些細な日常を知ることができたのは候補者の方のSNSだけだったので、そういった点でとても参考にしていました。また、同じく2014年度のミス東大のファイナリストの先輩に吉田菜季さんという方がいらっしゃるんですけど、文科三類で入学して今は経済学部に所属されているんですよね。自分の中では、経済学部=文科二類の人が行く学部というイメージだったので、「入った後も学部の選択の自由は結構あるのかな。」って想像を膨らませていました。そうだったんですね。今は自身がその「ミス東大」になりました。
はい。実は出場するかどうか、かなり迷いました。でも、先ほどの話にもあったように、私は受験生の時、ミス東大の方々がモチベーションになっていたことが大きかったと思います。ミスコンのお話を頂き、「自分は先輩ほどキラキラしていないけど、(一人でも二人でもいいから)同じように受験生に元気を与えられたらいいな。」と思って、挑戦してみることにしました。実際にミスコンの活動を始めて3ヶ月近く経ちましたが、いかがですか?
正直、最初は不安でした。「Twitterで叩かれるかな。」って思ったりしましたし。でも、最近は出てみて良かったなという気持ちが大きいです。その理由の一つは、生活習慣が改善されたことです。実は私、高校の一限の授業に間に合わないこともあるほど、本当に朝起きれない人だったんです(笑)そんな怠惰な自分の生活態度が(ミスコンを通じて)段々と良くなってきたなと感じます。あともう一つは、自分を客観視するチャンスをもらっていることです。SNSやこういったインタビューを始め、ミスコンに関係する様々なことが多くの人に見られているので、自分を第三者の視点で見ることが増えたなと思います。なので、最近はなんとなく「自分ってこんな感じ(人間)なんだな。」っていうのが分かった気がします(笑)篠原さんが思う「篠原梨菜」はどんな人間なんですか?
思った以上に適当なんだなって思いました(笑)私は「これもやりたい、あれもやりたい!」って感じで、わりとその場の気分で物事を決めることが多かったんですけど、周りの人はちゃんと計画性を持って動いているんだなって感じました。あと、自分はポジティブだってずっと思ってたんですけど、人と比べるとネガティブなんだなって……。何をもってポジティブだと思ってたんだろうって今では思いますね(笑)将来は法曹の道へ
そもそもどうして、東京大学を受験しようと思ったんですか?
学部の選択を先に伸ばしたかったからです。私は文系か理系かという大雑把な枠組みの中でしか進路を考えることができていなかったので、大学入学のタイミングで学部を限定してしまうことにビビってしまったんです。なので、大学入学後に学部を選択できる東京大学が魅力的でした。また、好きな作家・翻訳家に東大出身の方が多いこともあって、東大に一種の親近感もありましたね。実際に入学し、東大で学んでみてどうですか?
ロバート・キャンベルさん(日本文学者)など、有名な方の授業を受けることができるのは良いところの一つだと思います。また、討論形式の授業がわりと多く、そこで自分の意見を持ち、しっかりと発言できる学生が多いなという印象がありますね。考え方も多様で、個性的な学生が多いなと感じます。私自身は現在2年生なのでまだ専門的な科目は勉強していないんですが、1年生の時は語学(フランス語・英語)の勉強に力を入れていました。英語で存在しているが日本語ではないWikipediaのページを和訳する授業なども取ったりしていました(笑)
将来の夢は何かありますか?
最近、友人や先輩方と将来についてお話をする中で、法曹を目指したいなと思い、予備試験の勉強を始めています。3年生では法学部に進学する予定なので、2年生の現在は法学部の専門科目を履修するなどして準備を進めています。美学生プロフィールProfile
担当カメラマン・インタビュアーCameraman & Interviewer
小森 すみれ
一人一人の笑顔を引き出しながら写真を撮ること、そしてなによりも楽しく撮影をしていきたいと思います。美学生図鑑を通しての新たな出会いと繋がりを常に楽しみにしています!
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